大晦日は毎年紅白を見ます。最近の歌謡界は、子供の団体みたいな歌手が増えてきて、訳がわからなくなってきた(笑)たくさんの歌手の中から、特に印象に残った歌手が3人いました。和田アキ子は鼻声だったけど、さすがプロ根性、風邪でも声量のある素晴らしい歌声でした。天童よしみも、やしきたかじんの『やっぱ好きやねん』を持ち前の歌唱力で歌い上げ、最後に涙を浮かべていたのが印象的でした。そして、石川さゆりの『天城越え』。堂々たる歌唱力と素晴らしい演出で、殺したいほど愛する男性への想いを彼女の目力から感じて、私は思わず鳥肌が立ち、涙すら出そうになりました。本物の歌手の貫禄は、やはりそれぞれに唸らせるものがありますね!
私の初ライブは、昨年のクリスマスライブに来て下さったお客様も多数お越し下さいました。いつも応援してくださって、本当にありがとうございます!クリスマスライブからたった2週間しか経っていないけど、年を越すだけで随分時間が経っているような気がします。新年ライブは、お正月という事もあり、私も演歌を歌いました。やはり私達日本人は、日本の歌が心に響きますよね〜
私は3歳の頃から歌っています。とにかく歌が好きで好きで、小学生の時は、遠足のバスの中でいつもマイクを回され、花形スターでした(笑)大人になって、ある時カラオケで熱唱していたら、「ジャズを歌ってみないか」と誘われ、それからジャズを歌い出しました。私は他のジャズ歌手の方達と違い、自らジャズを歌いたくて歌ったのではなく、うちがジャズのライブハウスをしていた事から、それがジャズ歌手になるキッカケになったというわけです。自分がジャズを歌いたくて歌い始めたわけじゃないことが恥ずかしいことなのだと、それを隠して来たこともありましたが、今はもうそんなことどうでもいいことだと思えるようになりました。私が歌を好きなのは、歌詞に感銘し、それを美しいメロディーに乗せて伝えることができるから。だから、英語の歌には全く興味を示さなかったのです。今でも、なれるものなら演歌歌手になれれば良かったのに・・・と思うくらい(笑)もちろん、若い頃は演歌なんか興味もなかったですが (^^;) ジャズを歌うようになってから、英語のわからない自分も含めて、お客さんにどうしたらこの歌の1曲1曲を理解し楽しんでもらえるだろうか?いつもいつも考えてきました。そして、私の独自の方法でお客さんにジャズソングを伝えるようになりました。歌詞を説明し、ちょっとくらい着色してもいいから、とにかくお客さんに英語の歌を想像しながら聴いてもらう。厳かな賛美歌も、恋の歌も、エッチなブルースも、最近はお客さんに「トントンの歌は解説付きやから、何や色々想像して聞けてオモロイわ〜」と言われるようになりました。そう言ってもらえたら、私の作戦は大成功!
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