2020年3月27日金曜日

ニューサンを応援して下さって、ありがとうございます!

バイト美保ちゃん㊗️卒業
『ライブハウスがピンチ!』という訴えを、読売テレビのニュース番組『ten』で放送して頂き、又たくさんの方がこの番組を、ネットでシェアや拡散して下さって以来、ミュージシャンやその関係者、又テレビやネットをご覧になって、マスターを元気づけに来て下さるお客様が、毎日少しずつご来店下さってます。本当にありがとうございます!
 当店は『ニューサントリー5』なので5階にあります(笑)。お店の窓と入り口のドアを開けると、風がスッーっと通ります。今の時期はまだ寒いので、暖房をつけながら窓を開けて定期的に換気を行なっています。又、入り口にはアルコール消毒液が置いてあり、皆さんマメにシュッされて、自己防衛されています。まだまだコロナウイルスの収束の目処はつかないですが、それを待っているだけではダメだと思います。むしろ、私は共存というか、今この最悪の時に、生き残ることを考えなくてはならないと思っています。
松崎さん親子「家族の想い出の日』に来てくれました
こんな中、ニューサンが8月25日に50周年を迎えることができるのかどうかわかりませんが、その時の為に準備もしています。その一つがホームページのリニューアルです。モバイル用にとても見やすく、充実した内容になっています。そしてニューサンは、『ライブハウス』ではなく、『レストラン』というタイトルに変わります。『ライブハウス』とつくだけで、悪いイメージを持たれるのであれば、あえて『レストラン』に変更しようと思いました。実際レストランです。政府から自粛要請が出てる中、たまには気分転換に外食される方もいらっしゃいます。近くのレストランでは、たくさんの人がパスタや唐揚げを食べに来ています。
モンデュー長谷川くん、暇な店見て来てくれました😅
ニューサンは、パスタや唐揚げやカツサンドを食べながら、生演奏も聴けるのです。こんな認識の誤りで、お店がなくなるのは絶対に納得できません!一度失ってしまったら再開も難しいし、ミュージシャンも演奏するところがなくなります。ひとつの文化が失われるということです。今こそみんなでワンチームになって、この窮地を乗り切りたいと思います。前回取材に来て下さった読売テレビの山川さんが、ニューサンの為に考えて下さった《音楽のあるレストラン ニューサントリー5》で頑張ります!ニューサントリー5は、これからも素晴らしいミュージシャンと、たくさんの笑顔が集まる場所であり続けたいと思います。

2020年3月19日木曜日

ニューサンは、『音を楽しむレストラン』です❗️

読売テレビ報道局解説委員 山川友基さん(左)
「オレ、店がなくなったら、誰もいないところで一人で消えるから、ママのこと頼むわ〜」3月に入ってから急に客足が途絶え、経営困難になってきて父はガックリ落ち込んで、そんなことを私に言い出しました。そんな父を見ていると、まず何をしたらいいか?そう思って書いたのが前回のブログでした。とにかく今の現状を知って頂き、少しでもお客さんに来てもらわないと!
 ところが次の日、マスターは憔悴から今度は怒りに変わり、「だいたい、ライブハウス、ライブハウスって、連日ライブハウスがバイ菌の溜まり場みたいに言いやがってー!許さーーん!!」とテレビ局に苦情の電話を入れました(^^;;)
読売テレビの取材と撮影

 立ち直りはやっ! 私のブログを読んで、心配して来てくれはったお客さんに、「オレ?元気元気!大丈夫よ!」って言うから、「え?!昨日は元気ちゃうかったやん!あの落ち込みはなんやったんよ!!」と言う感じで、いつも父に振り回され喧嘩するのです(笑)
 父は前から馴染みのある読売テレビ報道部の山川さんに電話をしました。そしたらすぐに山川さんがその日の内にお店に駆けつけて下さり、次の日は朴先生まで心配してご来店下さいました。あっという間に取材の話が決まり、4日後には取材に来られるという、すごい早さで対応して下さいました。
浅井さん(左)Jazz On Top のひろみちゃん(中央)
山川さんの誠実なお人柄と誠意ある対応には、もう『感謝』という言葉では全然足りないです。そして昨日の夕方、読売テレビ『かんさい情報ネットten.』というニュース番組で、素敵に編集された取材内容を、山川さんが丁寧に解説して下さいました。番組は、ここの『特集動画』にもUPされてますので、是非ご覧になってみて下さい!
 私たちが言いたかったことは、『ライブハウス』と言っても、タレントだけを目指して全国から集まり、ぎゅうぎゅう詰めのスタンディングで踊ったりして楽しむ『イベント会場』と、ニューサンのように食事をしながら音楽を楽しむお店(神戸や大阪など全国にあるジャズライブハウス)は違うという認識をして頂きたいと思いました。『ニューミュンヘン』や『神戸屋』などのレストランには、たくさんの人が食べに来ている。私達のお店は、同じレストランで、そこで生演奏がされているというだけなのです。そんな生演奏がある素敵なお店がたくさんあります。是非それぞれのお店のホームページを見て、『ライブハウス』という言葉だけに惑わされないでご来店頂けたら、とても嬉しいです‼️

2020年3月7日土曜日

ニューサンが50周年を迎えられますように・・・

 今年は、ニューサントリー5が8月に50周年を迎えるという大変めでたい年になるはずでした。そして、今はその周年祭に向けて色んな準備をしなければならない時ですが、新型コロナウィルスの影響で、お客さんが激減し、それどころではなくなってしまいました。今、マスターやスタッフとこの非常事態をどう乗り切るかという問題を抱え四苦八苦しています。店を閉めるわけにはいかず、営業はしています。もうすぐ80歳になるマスターも、ラスカルズも、このような事態になっても変わらず、頑張っています。マスクが品切れ状態なのでマスクも付けず、彼らのような高齢者にとっては、もはや命がけだと思います。それでも以前と変わらずやらなければ、全て今までの歴史がなくなってしまうのです。ニューサンに出演してくれている各バンドも、お客さん激減のため、まともなお礼を差し上げられませんが、それでも店の営業に協力してくれていることには感謝です。本当に、ニューサンのレギュラーバンドは、心の温かいバンドばかりで、とても誇りに思います。
49周年記念、この写真が最後になりませんように
これからもニューサンは、続けられる限り、休まず営業致します。そこで皆さんにお願いがあります。健康な方は、是非今まで通り、ニューサンに来て頂きたいと思っています。そして、言いにくいのですが、少しでも体調を崩されておられたり、発熱、咳などの症状のある方はご遠慮頂いて、回復されたら又是非お越し頂きたいです。店のドアにも『発熱、咳などの症状のある方はご遠慮下さい』という張り紙をしていますので、安心してとは言いませんが、そう神経質にならないで来て頂けたらとても嬉しいです。
 もうすぐ暖かい春がやってきます。これからその日差しが、悪を抹消し、全てのものに息吹を与え、今まで人類が様々な困難を乗り越えて来たように、又必ず乗り越えられることを信じて、毎日を頑張って過ごして行こうと思います。そして、その1日1日が、8月の50周年まで辿り着ける道であることを祈りたいと思います。私とマスターは、仲良さそうに見えて、実は顔を合わせば喧嘩ばかりしている親子ですが(^^;;)、ニューサンに自分の一生を捧げて、必死でここまでやってきた父に、私はどうしても50周年を迎えさえせてあげたいと、心から願っています。どうか、皆さんも、そんな父を励ましに、ニューサントリー5に来てあげて下さい❣️ 
 どうぞよろしくお願い致します❗️

2020年3月1日日曜日

嗚呼、青春って素晴らしい!!

(左)石川龍太(指揮)(右)林浩平(部長)
『コロナウィルス』が猛威を振るう中、ニューサンも昼下がりライブが次々と中止になり、本日の昼下がりライブ《現役グリークラブカルテット》もキャンセルになりました。今年卒業で最後の歌を歌えなかった彼らも、聴けなかった私達も非常に残念でなりませんでした!でも1週間前、芸文ホールでのリサイタルを聴きに行けたのが幸いでした。一昨年の私のクリスマスライブでコラボしてくれた4回生の久保くんや、以前昼下がりライブに出演してくれた部長の林くん、指揮者の石川くんなど・・・彼らの最後の現役グリーでのリサイタルでもあった【120周年記念88th関西学院グリークラブリサイタル】に、私はマスター&ママと聴きに行きました。
私の席は最前列のど真ん中
ロビーにはマスターの同窓生がたくさん来ていて、楽しそうに挨拶を交わしていました。
 初めてまともに聴いた合唱曲の私の感想は、歌詞が面白いけど深い!1部は特に聴き慣れない歌が次々と流れてくるので、その面白深い歌詞に聴き入ってしまいました。「彼は年中鼻をかんでいる。彼は病気で自分が苦しんでいるから人を苦しめない。鼻が悪いから下らないことを嗅ぎ出したりしない」みたいな、歌詞は面白いけど、オチは真面なことを言っているのです。
(次の部長)徳島良亮もイケメンです!
2部では、新月会副会長でニューサンの昼下がりライブにも出演して下さっている広瀬康夫氏の指揮での『ボヘミアン・ラプソディ』は、まるでミュージカルの様な演出もあり、とても楽しかったです。新月会と高等部グリークラブ合同ステージも素晴らしかった!OB達の真剣な眼差しで歌っている姿を見ていると、彼らの若い頃を想像し、反対に今の現役達の50年後を想像し、「その頃私は生きてないな(^^;;)、彼らの50年後も見てみたいな」なんて考えたりしてました。プログラム最後の『鐘の音を聴け』は、難しい曲をよくこれだけ歌いこなせると感心。息を殺すような静寂も、合唱に不可欠な演出の一つなんだと私まで緊張しました。この曲の指揮は現役グリーの石川龍太くん。彼は新潟出身ということもあり、イケメンということもありで、とても好感度がありました(笑)涙を流しながら歌う4回生の子達や、指揮する石川くんの姿に、こちらも感極まって泣いてしまいました。『写真はセピア色に褪せる日が来ても、輝いた季節忘れないでね。卒業おめでとう!』