2018年10月25日木曜日

まだまだ頑張るアラエイ!ラスカルズの河合さん&木村さん

河合 良一さん、81才のお誕生日おめでとう!
10月20日(土)は、ラスカルズのリーダーでクラリネット河合 良一さんの81歳のお誕生日でした。この事を彼は“出来るだけ内緒にしておいて!”と言っていたので、特に公表することもなくこの日を迎えたのですが、さすが色男だけあって、女性のお客様5人から真っ赤なバラの花束を頂いてましたよ〜(*^0^*) ちょうどシドニーからジェフ(tp)や奥様のリンダも来られてたし(今回はリンダの70歳のお祝いにご夫婦で来日されました)、Mitchも駆けつけてくれたので、皆で河合さんのお誕生日をお祝いしました。私はクリスと二人で、お客さんから頼まれた面白い祝辞をお送りしました。それは『18才と81才の違い』。
木村 陽一さんの “80才アニバーアリーライブ”
7項目ほど、面白おかしくその違いが書いてありましたが、一番ウケたのが・・・私が「恋に溺れるのが18才」、クリスが「風呂で溺れるのが81才」と言うと、河合さんすかさず「あ、じゃあ僕は18才だ。まだ恋に溺れるからね」とニヤっと笑みを浮かべながらおっしゃられました(笑)そっかー、これが若さの秘訣なんだな👍👍
 続きまして・・・次の日は、ラスカルズのドラムでボーカル木村 陽一さんの80才アニバーサリーライブでした。10日ほど前から、歌いすぎが原因?で肺に菌が入って咳がひどく声が出なくなり、お医者さんにもしばらく歌わず安静に!
木村さんを囲んで記念撮影
と言われていたそうですが、なんとこの日の前日の同窓会で5曲も歌い、この日もリハで咳していたけれど、本番ではしっかり歌っておられました。やはりステージには魔物がいるんですね〜((@_@)) メンバーは、東京からベースに小林真人さん、ドラムは木村さんの息子で王子、そして何十年ぶりかの久々の登場、ピアノは小川理子さんでした。この日は木村さんの大好きなボーカルライブで、木村さんをこよなく愛す3人の心温かいメンバーに支えられ、幸せいっぱい満面の笑顔で歌う木村さんを見ていると、本当にジャズが好きで歌うことが好きなんだな〜って思いました。お二人とも、これからもお身体を大切にしながら、まだまだジャズ人生を楽しんで!そして、いい演奏を歌を聴かせて下さいね!

2018年10月15日月曜日

『ベニーグッドマン』スタイル♪ 秋澤一とスイングエース

秋澤一とスイングエース+森朋子(vo)     -2018/3/1-
今年3月から毎月第2水曜日は『秋澤一とスイングエース』に出演して頂いてます。リーダーでクラリネットの秋澤先生は内科、心療内科、精神科の先生です。ベニーグッドマンが大好きで、スイングジャズであるグッドマンのスタイルを貫き演奏されておられます。神戸ジャズストリートにも出場されたことがあり、私もその時ライブハウス『ソネ』でご一緒させて頂いたのを覚えています。さすが心療内科の先生だけあって、いつも穏やかでニコニコしておられる優しい先生です。それでいて演奏の方は、全く年齢を感じさせないとても力強くスインギーな、素晴らしい演奏をされます。主なメンバーは秋澤先生とドラムが上野山康一さん、そしてここ最近は、“ニューサン”バージョンとして、Mitchの奥さんである荘司幸恵さん(p)、財盛紘さん(b)、斉藤歌奈さん(vib)という若手メンバーが定着し、さらに月代わりで女性ボーカルが入ります。
秋澤一とスイングエース+加尻あかり(vo)   -2018/10/10-
一番最初のライブは私がボーカルを務めました。その後、新潟出身の青木まきほさんや、第1火曜日に出演して頂いている“オトナリ”の三田裕子さん、そして今月は前にニューサンでバイトしてくれてた加尻あかりちゃんでした。ベニーグッドマンスタイルのバンドに、それぞれの歌手の個性が重なって、毎回違うカラーのライブになり、なかなか面白いですよ!そして何と言っても、スイングジャズにビブラホーンの美しい澄んだ音色は抜群にマッチします。斉藤歌奈さんは、先日私が神戸ジャズストリートの時に『ソネ』でご一緒させて頂いた鍋島さん(vib)のお弟子さんですが、彼女の演奏はとても人気があります。
メンバー全員で集合写真
バンド演奏としては、《Flying Home》や《Don't be That Way》《Memories Of You》.....といったグッドマンの曲は当然のことながら、《Dark eyes》や《Star Dust》《鈴かけの径》.....といったスタンダードナンバーも演奏されます。あかりちゃんは、いつもはポップスもたくさん歌うのですが、この日はバンドに合わせて、《Lover Come Back To Me》や《You'd Be So Nice To Come Home》《Autumn Leaves》.....などスタンダードジャズを歌ってくれました。
 来月のボーカルは山添ゆかさんです。スイングバンドに色んな歌姫が登場するこの華やかなライブは見ものですよ〜♪

2018年10月8日月曜日

神戸ジャズストリート2018

左)鍋島直旭さん(vib)秋満義孝さん(p)光岡尚紀さん(b)
今年の神戸ジャズストリートは、大型台風が来て、お天気がどうなるか心配されたのですが、初日の午前中には、思いの外雨も上がり、ちゃんとパレードから行う事ができました。やっぱり神戸ジャズは、ブラスバンドのパレードから始まるところがいいんだよねー。
 私の最初の出番は、12時から人気ライブハウス『ソネ』でした。メンバーは、秋満義孝さん(p)、光岡尚紀さん(b)、藤田 洋さん(ds)、そしてこの度初めて共演させて頂いた、鍋島直旭さん(vib)でした。神戸ジャズは、大御所ミュージシャンがたくさん出演されているのも特徴の一つですが、私がご一緒させて頂いた秋満さんは89歳、鍋島さんは92歳と、まさに大御所です!
 レッドビーンズ with TonTon -神戸バプテスト教会にて-
秋満さんは毎年ご一緒させて頂きますが、変わらずお元気で足腰は丈夫だし、背筋をピンと伸ばして演奏されるお姿は、とても89歳には見えません!曲の打ち合わせやライブ時間の配分などもしっかり仕切られ、リーダーとなって私たちを引っ張って下さいました。鍋島さんは、半年前に目の手術をして眼帯をされており、前後左右の距離感が取りにくいとおっしゃってましたが、さすが日本一のビブラホーン奏者だったお方、演奏が始まるとしっかり立って演奏されてました。私の大好きな曲《So In Love》では、秋満さんの迫力ある演奏に、思わず歌いながらも感動し震えました。
レッドビーンズと恒例の打ち上げ
この後は、全てニューオリンズレッドビーンズと共演しました。音合わせやリハがない中、口頭での打ち合わせとメンバーのイメージトレーニングだけでぶっつけ本番ですが、バッチリ決まったり決まらなかったり・・・(^^;;) これがジャズの面白いところです(笑)ジャズストリートの会場のひとつに『教会』があるのも神戸ジャズストリートの特徴ですが、異人館の立ち並ぶ神戸の山手、北野界隈であるからこそ!ニューオリンズジャズバンドで歌う教会でのゴスペルは・・・こちらも震えました!