ニューオリンズレッドビーンズの【30周年記念コンサート】の日は、朝から爽やかな快晴で、気温は20℃、まるで小春日和みたい、気分良くコンサート会場である島之内教会に向かいました。朝10時からリハーサルがあり、この日演奏していただくミュージシャン達やレッドビーンズのメンバーのご家族、ODJC(オリジナルデキシーランドジャズクラブ)の役員の方々も、お手伝いに早くからお集まり下さいました。アマチュアのバンドは、ジャズイベントが多い休日に、家族と過ごすより音楽活動を優先することが多いので、特に奥様には頭が上がりません。 家族の理解があってこそ、こうして自分のやりたいことができるのです。そして今日のような日に、こうして手伝いに来てくれることは、彼らにとっては今まで応援してくださったお客様と同様、家族にも心から感謝なのです❤️
島之内教会 |
220名という本当にたくさんのファンの皆様がお祝いに駆けつけて下さいました。第1部では、8月に亡くなられたベースの佐々木さんの追悼もされ、彼がこのコンサートで歌うはずだった曲を、ベースの樋口さんが代わりに弾き語りしてくれました。佐々木さんの奥様も涙を浮かべながら聞いておられました。その曲は最後に「Good Bye」という歌詞で終わるのですが、私はまるでそれが佐々木さんの言葉のようで、とても耳に残りました・・・・・第2部で、私はゲスト出演させて頂きました。曲はゴスペル『Bye & Bye』と『Downhearted Blues』。『Downhearted Blues』は、1923年にベッシースミスというブルース歌手によって大ヒットした曲で、約90年の時を経て、2014年に大阪の歌手(私!)に歌われているなんてすごいと思いませんか!Downheartedというタイトル通り、これは失恋の曲ですが、《とんでもない男に惚れてしまって、悲しくも振り回される女の歌》ってとこかな。「あんたといたらトラブル続き、このままだと墓場までトラブルがついて回るわ!」とか「私が本気で愛した男は3人だけ。父と兄弟と私の人生をめちゃくちゃにしてくれたあんたよ!」みたいな、これ日本語で歌ったらかなりおもしろ〜いと思うのですが(笑)
マスターの誕生日 |
教会でのコンサートの後は、ニューサンでパーティー。100人以上のお客さんとミュージシャンという多さで、どうなることかと思いましたが、何とか無事楽しいパーティーになりました。そして偶然にもこの日はマスターの誕生日。レッドビーンズから甘いもの好きのマスターにケーキのプレゼントがあり、マスターも喜んでいましたよ〜 レッドビーンズには、これからも才能ある若いミュージシャンと共に、ニューオリンズジャズとニューサントリー5を盛り上げて行って欲しいと思っています (^o^)/