2018年11月22日木曜日

大盛況!外山喜雄(tp)とニューオリンズワールド

『外山喜雄とニューオリンズワールド』の昼下がりジャズライブは、お陰様で70名を超える超満員になりました!最初にご夫婦二人お並びになって「今から夫婦漫才が始まるわけではございませんが・・・」という外山さんのご挨拶から始まりました。
左から)王子/恵子さん/麻紀子ちゃん/樋口さん/外山さん
結婚して50年、ジャズ人生もずっと奥様の恵子さんと共に歩んで来られたことや、「お前も何か喋れよ」と奥様にもマイクを渡して、恵子さんもご挨拶されてましたが、こんなアットホームな雰囲気で始まるライブは初めて。ご挨拶の後も、「まずは二人でちょっと演りますね」と何だかホームパーティーの様な和やかなスタートでした。
1曲2人でされた後、今回の企画をしてくれたドラム木村‘王子’純士さん、若手実力派クラリネッティスト田村麻紀子さん、マホガニーのベース樋口俊哉さんがメンバーとして加わり、ライブは盛り上がって行きました。外山さんといえば日本のサッチモ、当然ルイアームストロングの曲が多いのですが、《Heebie Jeebies》では、得意のスキャットを披露され、サッチモそっくり!
夫婦演奏❤︎
おまけにスキャットの途中で、突然マイクを麻紀子ちゃんや樋口さんの口元に持って行き、出演者も焦ってました〜。ご夫婦でニューオリンズに住んでいた頃のことや、色んなエピソードを語りながら演奏を繰り広げられて行ったのですが、「あー、この曲も!あの曲も!」と選曲予定オーバーするほどご本人も乗っておられました〜。《Float me down the river》を聴くと、ニューオリンズを思い出し、涙が止まらなかったとセンチメンタルな一面も・・・。長い間、ディズニーランドで演奏されて来た外山さんは、ジャズ人生の半分をディズニーで過ごしたと言ってました。
東京から来てたバンジョー田中丈士くんも参加!
後半の最初は、またご夫婦お二人で《Do you know what it means to miss New Orleans》を演奏され、その後バンド全員入って《Hello Dolly》《Sunny Side》《Rascal You》ラテンで《High Society》などなど....。《If I had my life to live over》では、「この曲は、“もしもう一度人生がやり直せるとしても、また同じことをするだろう”という内容だけど、僕もジャズをやり、君とまた一緒になるよ❤️」と恵子さんの方に向いた時はジーンと来たけど、すかさず恵子さん「いいから早く演奏しなさいよ!」とピシャリ!皆さん、大笑いだったけど、本当に外山さんはご夫婦共に一生をジャズに捧げ、音楽人生を歩んで来られたことを誇りに思っていらっしゃる、またそんなお二人から私たちも感動を頂いて、お二人は本当にいい人生を送って来られたんだな〜って暖っかいライブでした❣️

2018年11月15日木曜日

新宿トラッドジャズフェスティバル2018

リバーサイドジャズバンド -銅羅にて-
最近、東京のミュージシャンがよく関西に来られて、ニューサンにも遊びに来てくれるので、こうして新宿ジャズでお会いすると、とても親近感があって嬉しい気分になります。先月島之内教会に出演して下さった後藤夫妻(cl&p)、最近2ヶ月に一度くらいの割合でニューサンに演奏しに来て下さる北浦さん(tp)、今週末ニューサンの昼下がりライブにご出演される外山夫妻(tp&p/bj)などなど・・・たくさんの方にお目にかかれてとても嬉しかったです!特に初日の夜、1次会が終わりホテルまでの道中でばったり『銅羅』前で出くわした河野さん(cl)や北浦さん(tp)、好江ちゃん(tp)たちとの立ち話30分は、まさかの道端で随分盛り上がりましたー!「世界的に有名なジャズピアニスト、ハンクジョーンズがラスカルズのライブにご来店された時のエピソード(暴露本)をいつか書きます!」と私が言ったら、好江ちゃんが「私が一番に買います!」って手を上げてくれました〜(大爆笑)
新宿ジャズはこんな所でも演奏します♪
さて、今年の私の初日の出番は、大橋高志さんピアノトリオでした。場所的に音響の調整が難しくて、少しやり辛い環境でしたが、持ち前の明るく気さくな人柄と、どんなシチュエーションでも歌手を気持ちよく歌わせて下さる大橋さんのピアノの腕はさすがでしたー!2日目は、ピアノ、ベース、ギター全員初めてのメンバーなので、ちょっと緊張しました。歌手からのご指名度の高いピアニスト袴塚淳さんは、私のMCからイントロを重ねて、スタンダードナンバーのバースをルバートで歌う息の合間の絶妙なタイミングで、粋なフレーズを入れられるところなんか、さすがさすが大満足(^0^)♬ こうして東京の素晴らしいミュージシャンの方々とご一緒させて頂けるのは、新宿ジャズならではです!
 私のホームバンドであるリバーサイドジャズバンドでは、私が新曲を無茶振りしても、リハするチャンスもないのに嫌がらない(嫌と言わせない^^;;かな)そんな暖かいメンバーに囲まれて、全く緊張することもなく、スリルとサスペンスを感じながら(笑)、伸び伸びと楽しく歌わせて頂きました!彼らとは、また来年1月の【新潟ジャズストリート】で共演できるのを、今からワクワクしながら楽しみにしています♡

2018年11月8日木曜日

11月/12月のTon'sジャズイベント&ライブのご案内

新宿トラッドジャズフェスティバル
☆ 11月10日(土)
● 14:00 〜 14:40 『池林房』 ◆TONTON&大橋高志トリオ◆
  TONTON(vo) 大橋高志(p) 山口雄三(b) 三縄ジュン(ds)
リバーサイドジャズバンド 〜新宿Tradジャズ2017〜
● 15:50 〜 16:30 『池林房』 
 ◆風間晶世リバーサイドジャズバンド
           with  TONTON◆
風間晶世(cl) 木下敏一(tp) 遠藤純(p) 田中丈士(bj)                 伊藤譲一(b) 宮尾益尚(ds) TONTON(vo)

☆ 11月11日(日)
● 13:00 〜 13:40 『T&T Ⅱ』 
 ◆TONTON&袴塚淳トリオ◆
TONTON(vo) 袴塚淳(p) 長谷川光(g) 浦上俊彦(b)
● 14:00 〜 14:40 『銅羅』   
 ◆風間晶世リバーサイドジャズバンド
           with TONTON◆
風間晶世(cl) 木下敏一(tp) 山田洋一(tb) 遠藤純(p)
田中丈士(bj) 伊藤譲一(b) 宮尾益尚(ds)  TONTON(vo)

☆11月19日(月)【TonTon定期ライブ】 大阪ニューサントリー5
  杉山悟史(p) 山本学(b) 冨永ちひろ(ds)森朋子(vo)

時安吉弘(b)    杉山悟史(p)       〜Xmasライブ2017〜
🎄 12月17日(月)【 TonTon定期ライブ】
     大阪ニューサントリー5
《 Xmasスペシャルライブ
アンディウィリアムスの Xmasソング特集〜》
  多田恵美子(p)  山本久生(b)
     中嶋俊夫(ds)森朋子(vo)
 ✴︎ もうすぐ私の大好きなクリスマスシーズンがやってきます。街の華やかなイルミネーションに惑わされ、買う必要のないものをうっかり買ってしまう、私にとっては最悪の時期であり、最高に楽しいシーズンです♪この日は、アンディのクリスマスソングや賛美歌を中心に、ハッピーで厳かなXmasライブをします。ぜひ、一年の懺悔にお越し下さいませ!

【TonTon 昼下がりのXmasスペシャルライブ】 〜クリスマスソング&トラッドジャズ〜
🌟 12月23日(日) 13:30開場 14:00 〜 16:00(2ステージ) 大阪ニューサントリー5
  杉山悟史(p)  時安吉弘(b)  永田充康(ds)  武井努(ts)  森朋子(vo)
 ✴︎ 今年の昼下がりのXmasライブは、ふと気がつけば、なんとMitchを除いた(^^;;) Mitch All Stars という贅沢なメンバー!こんな豪華なメンバーなら、ロマンティックなクリスマスソングからブルースやトラッドまで幅広く歌ってみようと思います。楽しいクリスマスパーティーのような時間をお届けします♪

2018年11月1日木曜日

NEW ORLEANS JAZZ AT CHURCH 2018 〜AUTUMN CONCERT〜

ゲストバンド+Geoff Bull(tp) / 川合 純一(bj) -教会にて-
2018年秋の島之内教会コンサートのゲストは、『渡邉恭一&後藤雅広トラッド“ブルージー”ジャズバンド』でした。メンバーは、渡邉恭一(ts/cl)、後藤雅広(cl)、後藤千香(p)、廣田昌世(b)、木村“おうじ”純士(ds)。クラリネットの後藤雅広さんとは、今まで何度もご一緒させて頂いたことがあります。後藤さんの品のいいクラリネットの音色は、彼の人柄そのもので、ニューオリンズからスイングまで幅広く演奏されます。廣田昌世ちゃんは、関西を中心に活躍中の女性ベーシスト。ラスカルズ木村さんのドラムの才能を引き継いだジュニア“おうじ”のロールは最高!ドラムを叩いてる時のイっちゃってる顔までお父さんにそっくり!とってもいい顔してます♡
ラスカルズ+Geoff(tp) 後藤・渡邉・河合(3cl) -NS5にて-
彼らは、前夜ニューサンでのラスカルズのライブにも参加して、シドニーから来日していたジェフ・ブル(tp)と共に演奏してくれました。後藤さん、渡邉くん、河合さんといった3人のスーパークラリネッティストが競演した《Over The Waves》は圧巻でしたよ〜〜。
 島之内教会のコンサートでは、オープニングでODJC Marching Jazz Bandの後、ゲストバンドの演奏から始まり、マホガニーホールストンパーズの安定した演奏、そしてニューオリンズフォーティーズと続きました。フォーティーズの選曲はセンスも良く演奏もいいけど、クラリネットの徳田さんの関西弁での曲紹介が最高に笑えます。1部の最後は、ニューオリンズレッドビーンズに、河合さんの後輩で早稲田ニューオリ出身の後藤千香さん(p)と渡邉恭一さん(ts)がジョイントしての演奏でした。ここで私は2曲歌わせて頂きました。私の1曲目は《Just A Little While To Stay Here》「天国への入り口の扉が開き、私を待っているが、もう少しこの世にいさせてくれ。その時が来たら、行進しながらそちらに行くよ」というゴスペル。
《The Same Old Love》渡邉恭一さん(ts)と♪
ストライドピアノを得意とする千香さんは、鍵盤の上を軽やかに踊るような指先で、ご主人同様、スインギーで洗練されたピアノ演奏を聴かせてくれました。もう1曲は《The Same Old Love》「何度傷つけられても、また同じような恋をする。友達に“あんたアホちゃう!”と言われるねんけど、私はそんなん気にせーへん!」というバラード。私の歌に渡邉くんのテナーが絡み、曲のイメージを即座に捉え、ブルージーでスケベーな粘りのある演奏が最高やった!と大好評でしたよ(^0^)♪ レスターヤングみたい。。。
 2部は、ゲストメンバーとジェフが、プロアマ交えての様々なユニットで素晴らしい演奏をたくさん聴かせてくれました!