2022年3月23日水曜日

ニューオリンズジャズドラマー、期待の新星現る!

  3月はまん延防止が21日まで延長され、ニューオリンズラスカルズは、リーダー河合さんの意向により、3月いっぱいまでお休みとなりました。その代わり3月の土曜日は、スペシャルメンバーでバンドを組んで演奏してもらいました。

松本(p)山田(tb)研介(tp)樋口(b)小林(cl)松本(ds)
 毎土曜日、スペシャルユニットで組まれたニューオリンズジャズメンが楽しく演奏をお届けしましたが、特に今回ご紹介するバンドは、第3週目のメンバーです。毎週出演してくれている松本竜成さん(p)、マイクを持ったら離さない(笑)樋口俊哉さん(b)、ピアノ松本くんの息子さんで松本颯生くん(ds)、ランブリングのメンバー河野徹さん(bj)、毎週出演の山田洋一さん(tb)、淡路にあるご自分の店を休んでも出演してくれたカバちゃん、あ、小林昇治さん(cl)、そして東京から駆けつけてれた渡辺研介くん(tp)、以上この日限りのメンバーでした。
 トランペットの研ちゃんは東京に住んでいますが、大阪に時々、新潟にもちょくちょく、演奏に参加してくれます。この日は、私も『What a wonderful world』を歌いましたが、ソロを吹いてくれた研ちゃんの綺麗で優しい音色には聴き入ってしまいました!いつも聞いていないマスターも「この子のラッパ、綺麗な音色やな〜。ラッパって、こんな静かな音色出るねんな〜」と感動してました〜。
お父さんとそっくりだね♡

 そしてこの日の注目の人は、ピアノ松本くんの息子さんで、今回初出演の颯生くんでした!彼はこの春高校卒業したばかりで、4月から関西学院大学に進学します。高校生で、他のジャンルならまだしも、ニューオリンズジャズを叩けるなんて、これまた感動的だね!そういえば、永田くんや王子も、高校生の頃から、ニューサンで叩いて、天才ぶりを発揮してました。颯生くんも、彼らみたいなドラマーになったらいいのにな。。。 
 更にこの日は、20代の若いお客さんが多くて、土曜日のニューサンとは思えない光景でした。しかも、モデルかジャニーズか!というような超イケメンばっかりで、私もテンション上がりっぱなし・・・(笑)彼らも生演奏を見て、自分も楽器をやってるけど、これからはもっと真剣にやろうと思った、と言って帰ってゆく姿に、これからもこうしてジャズが引き継がれていく希望を感じると共に、女泣かせのイケメンジャズマンが増えるのも「ヤバいよ〜」と思いました。。。

2022年3月10日木曜日

佐々木秀実さん(vo) ❤︎ 昭和歌謡JAZZ

 今月のシャンソンライブは、佐々木秀実さん。長野県出身の男性歌手です。リハの時から、ニコニコと笑顔が絶えず、とても気さくで感じのいい方だと思っていましたが、長野県出身で納得しました!美人でほんわかした雰囲気は、女性の私でも羨ましいくらいの色気を放ってました〜。
佐々木秀実さん(vo)

この日はシャンソンかと思いきや、昭和歌謡ジャズというお題が書かれていたとおり、“テネシーワルツ”や“りんごの木の下で”などのジャズや、美空ひばりメドレー(真っ赤な太陽、りんご追分など)、梓みちよの“二人でお酒を”など、昭和の懐かしい歌をたくさん聞かせて下さいました。シャンソンでは、秀実さん自身の歌で、“告別式”とか“3月生まれ”など個性豊かな歌いっぷりで、語るようにシャンソンを聞かせてくれました。秀実さんの歌を最高に盛り上げてくれたメンバーは、ピアノ石田美智代さん、ベース佐々木研太さん、ドラム佐藤英宣さん。幅広いジャンルで歌う秀実さんに、まるでトリオとは思えない素晴らしい演奏で聞かせてくれました。まさにエンターテーナーです!秀実さんと美智代ちゃんの人気ぶりはさすが!コロナ渦とは思えないほどたくさんのお客さんが来て下さいましたが、皆さん、マスク会食を完璧にして下さいました。もちろん、店も感染対策は万全でしたが、お客さんもこんな風にマスクして下さる事は
皆さん、全員マスク着用で聴いてます!
素晴らしいことでした!皆さん、心得てらっしゃいますね。秀実さんの歌もいいけど、なんと言っても、シャンソン歌手はおしゃべりが上手。イケメンベーシストの佐々木研太さんに、秀実さんが「私、あんた、好みなんだけど、あなたはどうなの?」と演奏している研太さんに話しかけ、研太さんオロオロ。それでも秀実さん「ちょっと、なんとか言いなさいよ!どうなの?」と言ったら、客席から「怖い!」と聞こえ、すかさず秀実さん「あらま、怖いですって!」とみんな大爆笑。『告別式』という歌でも随分いじってました(笑)素敵で楽しいシャンソンショーは、時短では足りなすぎる!また是非、佐々木秀実さんのショーを、ニューサンでやって頂きたいです!大ママもシャンソンを歌ってましたが、まさに、人生を歌うシャンソンはいいですね〜!

2022年2月21日月曜日

長引く休業で思うこと

  先日マスターから電話があり、関学グリークラブの2歳後輩が、新月会で合唱の練習中、突然倒れたと聞きました。すぐに救急車を呼んだのですが、3時間たらい回しの上、救急車の中でお亡くなりになられたそうです。これを聞いた時、大阪がどれだけ医療がひっ迫しているか、痛感致しました。オミクロンに関しては、様々な意見があります。軽症だと言われているのですが、高熱が数日出て、医者にも行けず、処方もしてもらえない、まだ特効薬がすぐに手に入るわけでもない、という病気が軽症だと言われるのは、新型コロナが肺炎になり重症化することを考えると、比較的軽症ということではないでしょうか。軽症と言われても、40度近くの熱が出る病気なんて、私はかかりたくないです。それは誰しもそうであると思います。 

遠くに見える佐渡の雪山、金北山
以前インフルエンザにかかった時、40度の高熱が出て、何か食べても嘔吐や下痢の繰り返しで、1週間ほど苦しみゲッソリ痩せた時は、もう死ぬかと思いました。こんな話もあります。リバーサイドジャズバンドの初代トロンボーンの故廣瀬先生(歯医者さんでしたので)は、京都に奥様と出掛けた時、市バスに乗ったら、目の前でゲホゲホとずっと咳をしているおじいさんがいたそうですが、夫妻は案の定新潟に帰ってから、お二人とも高熱を出して寝込まれたそうです。それが原因で79歳の廣瀬先生は肺炎を起こし、肺に水が溜まり、緊急入院、麻酔もせず注射器を肺に刺し、水を抜いたそうです。1ヶ月の入院の末歩けなくなり、今度はトイレに行く時、転けてそれから寝たきりになりお亡くなりになられました。京都でゲホゲホ咳していたおじいさんに会わなければ、まだ生きておられたと思います。病気は気をつけなければ、間接的な殺人にもなりかねないのだと思いました。今起こっている医療のひっ迫とは、こういう現象があちこちで起こっているのだと思います。完全に防ぐ事はできないけれど、マスターも80歳だし、マスターと相談しながら、考えて行動していきたいと思っています。

2022年2月12日土曜日

今や、ラスカルズのライブは、パワースポット!

  人生100年時代と言われていますが、それが顕著に感じられるのが、ラスカルズのライブの日。ラスカルズのメンバーも80歳以上ですが、常連のお客さんも80歳以上の方が結構おられます。中には毎週神戸から車で来られる女性のお客さんもいらっしゃって、その方はなんと84歳で、リーダーの河合さんと同級生です。

モテモテのリーダー河合さん(右)
この前免許の更新に行ったら、認知症検査とか色々あるのですが、全てクリアしてなんともなかったし、90歳まで乗るとおっしゃられてました!もう一人の彼女の女友達は、河合さんの大ファンで、今回まん延防止により、お店が休業になることをとても残念がっておられました。「えー!お店休むの〜。じゃあ今度河合さんに会えるのは1ヶ月後やね。寂しいわ〜」と言って、河合さんの側に行き「私、お店開いたらすぐ来るから!命ある限り、ラスカルズのライブに通うからね❣️」と河合さんに情熱の言葉を捧げてるのに、河合さん「あ、そう」。『えーっ!そんだけ?!もっと優しくしてあげーよー!自分のライブに、命捧げてくれる人なんて、そんじょそこらにおらへんよ!』と心の中で思ったけど、その女性も全く河合さんのそんなつれない素振りなんか気にもせず、「ほなね!」と言いたいことだけ言うたらさっさとあっちへ行きはりました(笑)
ラスカルズファンの美魔女の皆さま
だんだん歳を取ると、そのマイペースさが、ストレスたまらなくていいのかもしれないですね(^0^;;)ラスカルズのメンバーは、背筋シャンとして演奏されてるし、演奏も若い時と変わらず素晴らしい!お客さんも、とにかく元気いっぱい。先日、その84歳の女性のバースデーの時、お友達とみんなで頭にティアラを乗せて、バースデーケーキ囲んでキャーキャー言いながら写真を撮っている姿が、なんとも可愛らしかったです♡ 私が80になった時、こんなに元気やろか?そう言えば、そのほとんどが未亡人ちゃうかな?女は強いです!彼女たちの活力は、一体どこから来るのでしょう?ラスカルズのライブに来られたら、50、60なんてまだヒヨッコよ!って言われますよ🐥

2022年1月23日日曜日

コロナ禍で開催された新潟ジャズストリート2022冬

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。昨年10月頃からコロナもやっと収束に向かい、ニューサンは年末まで久しぶりにたくさんのお客さんで賑わいました。コロナ禍で全く来る事が出来なかったサラリーマンのお客さんが戻ってくれるようになったのは、平和な日常を感じさせる喜びでした。

故長谷川先生のご家族と
 ところがどっこい(って昭和やな^^;;)コロナはそう簡単には収束してくれませんでした。2022年のお正月が明けた頃から、感染しやすいオミクロン株が増えて来ました。そんな中、中止になることもなく《新潟ジャズストリート》は開催されました。東京や大阪も感染者が増えているので、メンバーの一部やご予約のお客様のキャンセルもありましたが、ほとんどのメンバーがお家の方からの反対を押し切って来てくれたり(--;)、大阪からのお客様も予定通り来て下さいました。15日(土)の新潟ジャズストリートは、いつもは立ち見もできる賑わいですが、今回はやや満席といった具合。それでも熱烈な?リバーのファンが来て下さり、演奏、会場ともに熱く盛り上がりました。私もほとんどコロナの間歌うこともなかったブルースやゴスペルを歌ったけど、今回はしっかり練習して、歌詞を思い出して来ました!(笑)バンドも構成曲や賛美歌、朝ドラの話をしてサニーサイドなど選曲も良く、ご来場のお客さんに楽しんで頂けたと思います。
実は、長谷川先生は会場に来てました😦

2日目は、リバーの単独ライブ。でも残念なことに、やはりコロナのため、20人以上のキャンセルがあり、いつもより随分少なめでした。この日は、とても親交の深かった《ハーバーサイドジャズバンド》のリーダー故長谷川慎氏の追悼もやりました。奥様の雅子さんのご病気に付き添って東京に一時的に行かれてる時に、ご自分の体調が悪くなり、診察してもらったら、進行の早い胆管ガンで、あっという間だったそうです。東京からご家族がライブに来て下さり、リーダーの風間が長谷川先生のクラリネットをお借りして、先生の大好きだった『鈴懸の径』や『Memories of you』を演奏しました。コロナ前には、よくリバーとハーバーの合同でライブをしたりしていましたが、もうそんな楽しい日々は帰らないのかと思うと悲しくて仕方がありません。また、こうして2年ぶりにリバーのメンバーが集まり、演奏できる喜びと両方が混じって、私は泣いてしまいました。大切な人と過ごす時間は大事にしよう。出来るだけ続けて来たことはやめないで続けよう!改めてジョージルイスの言っていたKeep Playingは、素晴らしいことなんだと思いました!