2016年5月21日土曜日

新宿ジャズは感謝でいっぱい!

 今年も【新宿 春の楽しいジャズ祭り】で、都庁のビッグバンド『都庁スイングビーツ』と共演させて頂きました。個人的には私とスイングビーツは今年で20周年を迎えます。
都庁スイングビーツ(2013年)
1996年に《浅草ジャズコンテスト》の『バンド部門』と『ボーカル部門』でお互いにグランプリを頂き、優勝したバンドと歌手は、ご褒美にその年のオーストラリア、シドニーの【マンリージャズフェスティバル】に共演という形で出場させてもらえたのでした。次の年から賞金になったので、私はとてもラッキーだったと思います。海外のジャズフェスティバルに出場させて頂けるなんて、こんな貴重な経験は一生の宝物になりました。そして優勝したのがコンボではなくビッグバンドだったという事もラッキーでした。何故なら、ビッグバンドで歌わせて頂けるチャンスなんてなかなかないからです。20年という月日の間に、スイングビーツのメンバーも半分くらい代わり、『東京と大阪』と距離もあったけど、会えばいつも皆さん良くして下さいましたし、おつきあいが途切れることもなかったのは、余程のご縁があったのかなぁと思います。ホントご縁って不思議ですね〜
左から)小林真人 (b) サバオ渡辺(ds) 大橋高志(p)

 毎年春は【新宿 春の楽しいジャズ祭り】、秋は【新宿トラッドジャズフェスティバル】がありますが、このイベントのプロデューサーである永谷さんに声をかけて頂き、もう10年以上も出場させて頂いております。永谷さんは『キャナルストリートジャズバンド』のリーダーでテナーサックスを吹いておられ、新宿3丁目に居酒屋さん『銅羅』と『呑者家』を経営され、『銅羅』では毎週末と祝日にホットなライブをされています。またいくつかジャズイベントも手掛けられておられ、私がよく紹介している『早稲田ニューオリンズジャズクラブ』などの若手を始め、たくさんのミュージシャンを育て、プロアマ問わず東京のトラディショナルジャズ界に貢献されていらっしゃる方です。控え目で優しく穏やかなそのお人柄は、たくさんのミュージシャンやジャズファン、関係者から「大将!」と呼ばれ、とても信頼されています。私もこうして東京の素晴らしいミュージシャンと交流できたことは、永谷さんのお陰だと本当に心から感謝しています!

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