2018年3月21日水曜日

八神純子 プレミアム・シンフォニック・コンサート with 杏里

八神純子さんのコンサートに行ってきました。『みずいろの雨』で大ブレイクし、その後80年代に次々とオリジナル曲でヒットを出してきたシンガーソングライターで歌手であります。彼女は、私が「歌手になりたい!」と心に強く思った原因となった憧れの存在です。キーボードを弾きながら歌うかっこいい姿と美声に憧れて、ピアノはもちろん、声楽も習い、文化祭では彼女を真似して歌ったものです(笑)彼女へのこれほどまでの憧れがなかったら、今の私の声の基礎はなかったかもしれません。そろそろ還暦とは微塵も感じさせない声量と、高音でもブレない艶のある天使のような歌声は、ポップス界のオペラ歌手といっても過言ではないと思います。
 真っ白のドレスを身にまとい、背筋をまっすぐ伸ばして堂々とステージの中央まで、そして深々と頭を下げてお辞儀をし歌う姿に、最初からそのオーラに圧倒されながら、感激で聴いていました。彼女は、チャリティーコンサートもたくさんされていて、三陸沖地震で出会った人々やご自身が強く感じたことを話していましたが、その話を少しここに書かせて頂きます。
 いつも一緒にいる人に、感謝の言葉や自分の気持ちを、「今言わなくても今度言おう」と思っているうちに、その大切な人ともう二度と会えなくなってしまった。そして、その大切な人ともう一度だけ会いたい!もし、その人と10秒だけ会えるチャンスを神様が与えて下さったら?そしてそれが、これから自分が生きる1年との引き換えだとしたらどうしますか?そんな想いを込めて作られた曲、『約束』と『1年と10秒の交換』を歌ってくれました。彼女のその歌へ込めた想いや情熱が、ものすごい歌唱力で私の身体中に響き、「私は絶対泣かない!」と思いながら泣いていました。こんな風に、自分の想いを歌にしてたくさんの人に伝えていけることって、本当に素晴らしい!!


 この日は、ラッキーなことに、私のもう一人の憧れのアーティスト、杏里も友情出演していました。二人ともロスに住んでいた頃からの親友らしいです。杏里のソロで『オリビアを聴きながら』、お二人のデュエットで『悲しみが止まらない』を熱唱してくれました!この日、私はたくさんの素晴らしいものや明日への希望を、このコンサートで頂きました❤️

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