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左から)富永寛之(uke)黄啓傑(cor)木村純士(d)工藤精(b) |
7月に入ってすぐ、《ブルームーンカルテット》のライブがありました。定期的ではないけれど、年に2、3回出演してくれる個性派トラディショナルジャズバンドです。彼らは主に関東方面で活動していますが、関西に来る時はいつもニューサンに出演してくれます。今年は3月に《昼下がりのジャズライブ》と、7月に夜のライブがありました。
ブルームーンカルテットは、富永寛之(ウクレレ)、黄啓傑(コルネット)、工藤精(ベース)、木村純士(ドラム)という珍しい構成のバンドです。どこが珍しいのか?と聞かれたら、私的にはウクレレでトラディショナル?ってとこ。でもこれがすご〜くいいんです!
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ニューサンでの『昼下がりライブ』 |
あのウクレレの音色がとても心地よく、いわゆる普通のデキシーバンドがやるような曲でも、「これ同じ曲〜?」と思うほど爽やかなのです。かと言って爽やかだけでなく、ウクレレで時には激しく、まるでエレキギターみたいに弾くこともあるし、「とみやん」のまるでハワイの現地人のような明るくて楽しい人柄が演奏に現れている感じ(*^^*) そして同じく癒しと言えば、トランペットの「こうちゃん」。私は今まで、あんなに軽く吹くトランペッターは見たことがない!何と力が抜けていて上品な、なのに、いや、だからか?いわゆるトランペットの音とは思えないほど、澄んだ美しい音色なのです。高音だろうが低音だろうが、アッポテンポでもスローテンポでも、表情変えず、涼しげな顔で吹く姿も美しい✨ベースは、リバーの伊藤くんも尊敬する工藤さん、そしてドラムは、ニューオリンズラスカルズの木村さんの息子で、「王子」こと純士くんです。
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ブルームーンのライブはいつも熱盛りです! |
『Sweet Sue』や『Bourbon St. Parade』などのトラディショナルだけでなく、レゲエ風『Only You』や、ラテンリズムで『Tea For Two』、映画音楽『Mascarade』など様々なジャンルを彼等独自のアレンジや構成で聴かせてくれます。「こうちゃん」のオリジナルソング『女の一生』などもすごく味わい深いし、彼の歌声もまた個性的で、漫才みたいに面白い「とみやん」と「こうちゃん」のトークを交えながら、お客さんと一緒に歌って盛り上がるステージングもさすがです!「年内にもう一回くらいニューサンで出来たらいいな〜」と言ってたけど、私も実現すればいいな〜と思っています。飽きることのない彼等のステージは、「次は何を聴かせてくれるんだろう。。。」とワクワクさせられっぱなしですよ〜♪
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