2020年12月20日日曜日

細川 綾子さんの歌は、永遠です!

 私の大好きなジャズ歌手、細川 綾子さんがお亡くなりになりました。とても80歳を超えていたとは思えないほど美しく、お元気でいらっしゃったし、コロナが収束したら、またニューサンに出演して頂きたいと思っていたので、全く信じられませんでした。

妙高コンサート後、細川さんのお部屋で
細川さんとの出会いは、神戸ジャズストリートでした。父と一緒に細川さんの歌を初めて聞いた時、そののびやかで聴き心地の良い小節の効いた歌声、抜群のスイング感、選曲の好みが私と父を虜にしました。それ以来大ファンになった私は、機会があれば必ず細川さんのライブを聴きに行きました。私が新潟に住んでいた頃、2010年11月6日、細川さんがクラリネッティストの鈴木 直樹さんらと共に、新潟県妙高市にコンサートに来られたことがありました。その時も主人と観に行き、打ち上げも参加させて頂き、翌日、妙高高原赤倉観光ホテルまでドライブにご一緒したりして、とっても楽しい2日間を過ごしたのは大切な想い出です。神戸ジャズの縮小に伴い、細川さんが出場されなくなると聞いて、是非ニューサンでライブをして頂きたいとお願い致しました。それから細川さんが日本に来られる時のスケジュールに合わせて、2010年頃から2015年まで6回の出演をして下さいました。憧れの細川 綾子さんがニューサンに出演して下さることがどれだけ嬉しかったことか!

妙高高原赤倉観光ホテル前
ブログには、2013年10月から続いた秋と春の細川さんのライブのことを、2015年まで毎年書かせて頂いていますので、是非良かったら読んでみて下さい。細川さんのことを詳しく書いています。私も今読んでみると懐かしいです。最近の私のライブでは、細川さんの追悼として、彼女の大好きだった曲『These foolish things』を歌いました。「私この歌大好きなの〜」とおっしゃっていたのを想い出しながら.....。この曲は、ラスカルズのドラム木村さんが主催していた松下のイベントで、細川さんとトラペッターの故奥田章三さんが共演されて、とても素敵だったのが印象に残っています。そしてもう一曲は、『We'll meet again』。神戸ジャズストリートのテーマソングともなっており、秋満義孝さんのピアノと共にお客さんも全員でこの歌を合唱していました。「またいつ?どこで?お会いできるかわからないけれど、いつか晴れわたる日に必ずお会いしましょう」と 綾子さんがおっしゃられていました。もうあなたとはお会いできないけれど、あなたの笑顔と歌声は一生忘れません!細川 綾子さんのご冥福をお祈り致します。合掌。

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