2021年1月24日日曜日

冬の新潟ジャズストリート2021

 今年初めてのブログを書きます。今年もどうぞよろしくお願い致します!

長沢好宏(ts)風間晶世(cl)宮尾益尚(ds)

Facebookでも紹介しましたが、今年初めてのジャズストリートが新潟でありました。この緊急事態宣言が出ている中で、中止にせずやることが、色んな意味ですごいとビックリしてました。当然お客さんは来ず、会場はガラガラだと思いきや・・・なんと同じ頃、新潟は大寒波が来て大雪が降って大変だったにも関わらず、会場の外で並んで待っている人がいらっしゃるのを見て、またもやビックリ!会場の中に入るとこれまたビックリ!結構たくさんのお客さんが入ってました。会場に入ると、石鹸で手洗い→アルコール消毒→検温をさせられました。会場が広かったので、密を感じることはなかったのですが、皆さん騒がず笑顔で一生懸命ステージを見ていました。「ああ、これならイベントやっても大丈夫やわ!」と一瞬にして思いました。実はこの時間帯は、我らのバンド、リバーサイドジャズバンドの出演時間だったのですが、12月に入って緊急事態宣言が出て、感染者の多い東京から県外への移動が出来なくなり、東京から来るメンバーが多いリバーはメンバーが揃わず、大変恐縮ですが、ドタキャンという事態になってしまいました。
大寒波ですごい積雪でした!

私もこんなご時世でジャズストリートに出演できるなんて、信じられない嬉しさと戸惑いがあり、夢ではないかと思っていたのですが、やはり夢に終わりました......(^^;;)リバーが出演するはずだった2時間という枠に、新潟の大御所サックスプレイヤー長沢好宏さん率いるカルテットが出演して下さることになったのですが、プログラムは既に刷られていたので、リバーのお客さんも来られるだろうと、新潟のメンバーで詫びに行きました。今回は私も客席で聴かせて頂いたのですが、新潟人のライブを聞く姿勢には驚きました。皆さん、きちんとマスクをして、静かに笑顔でうなずきながら一生懸命聴いていました。目がキラキラしている人も、泣いている人もおられました。この日を楽しみにして来たのだとおっしゃられてました。演奏が終わったら、黙って席を立って、静かに帰って行きました。盛り上がりには欠けるかもしれないけど、こんな感じなら、引きこもってばかりではなく、イベントもできるのではないかと、新潟人のマナーの良さというか、控えめさを見て、そう思いました。

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