2018年3月28日水曜日

角松敏生 meets アロージャズオーケストラ Vol.4

 毎年春といえばもう欠かせない【角松敏生 meets アロージャズオーケストラ】のライブに、今年も当然!行ってきました。2015年から始まって、今年の春で4回目、角松さんも「もうこれがなきゃ1年が始まらない」とおっしゃってました。
 今回のライブでは、ジャズオーケストラとならではのジャズスタンダードナンバーや、角松さんのオリジナルのニューアレンジバージョンなど、バラエティーに富んだ内容で、またまたとても楽しませてくれました。
今回これだけ曲に様々な取り組みがあったのは、4月25日にリリースされる角松さんのニューアルバムの中からのご紹介というのもあったわけです。アロージャズと共演する機会が持てたからこそ、また新たな取り組みや発想が生まれたとおっしゃってましたが、来月発売される角松さんのCDは、アローのメンバーもピックアップで参加されています。彼のオリジナル《Can't you see》では、一番の年長者であるトロンボーンの宗清さん、今回ニューバージョン、アテンアレンジで収録された《Take you to the sky high》ではトロンボーンの中島徹さんが、なんとピアノで参加されているそうです。多才ですね!そして他にも、たった8小説の演奏の収録のために東京に呼ばれたメンバーもいて、そのこだわりが角松さんの譲らない完璧さなのだと、私も益々そのCDが楽しみでなりません!そして更に、アローも今年60周年ということで、5月下旬にCDを発売されます。「5月下旬っていつやねん!」と角松さんに突っ込まれてましたが、こちらも、一昨年サンケイホールで角松さんと共演された時に、彼が歌ったスタンダードナンバー《Beyond the sea》が収録されてるそうですよ〜。
 彼のオリジナル曲《ANKLET》や《I'll call you》などに加え、今回アローとの共演では初めて聴かせてもらった《Airport Lady》《Take it away》は、オリジナルの中でも私の最も好きな曲で、密かに大感激してました❣️最後に鳴り止まないアンコールでは、いつもの《Take you to the sky high》をCDに収録されたラテンアレンジで!中嶋さんのドラムと角松さんのパーカッションとの共演が最初にあり、それがめちゃ難しいアレンジなので、角松さんが演奏前に「ちょっと練習させて」と。「僕がアレンジしといて・・」と角松さん首を傾げながら笑ってました。もう来月発売のCDが楽しみでなりませ〜ん (❤︎0❤︎)~♪

2018年3月21日水曜日

八神純子 プレミアム・シンフォニック・コンサート with 杏里

八神純子さんのコンサートに行ってきました。『みずいろの雨』で大ブレイクし、その後80年代に次々とオリジナル曲でヒットを出してきたシンガーソングライターで歌手であります。彼女は、私が「歌手になりたい!」と心に強く思った原因となった憧れの存在です。キーボードを弾きながら歌うかっこいい姿と美声に憧れて、ピアノはもちろん、声楽も習い、文化祭では彼女を真似して歌ったものです(笑)彼女へのこれほどまでの憧れがなかったら、今の私の声の基礎はなかったかもしれません。そろそろ還暦とは微塵も感じさせない声量と、高音でもブレない艶のある天使のような歌声は、ポップス界のオペラ歌手といっても過言ではないと思います。
 真っ白のドレスを身にまとい、背筋をまっすぐ伸ばして堂々とステージの中央まで、そして深々と頭を下げてお辞儀をし歌う姿に、最初からそのオーラに圧倒されながら、感激で聴いていました。彼女は、チャリティーコンサートもたくさんされていて、三陸沖地震で出会った人々やご自身が強く感じたことを話していましたが、その話を少しここに書かせて頂きます。
 いつも一緒にいる人に、感謝の言葉や自分の気持ちを、「今言わなくても今度言おう」と思っているうちに、その大切な人ともう二度と会えなくなってしまった。そして、その大切な人ともう一度だけ会いたい!もし、その人と10秒だけ会えるチャンスを神様が与えて下さったら?そしてそれが、これから自分が生きる1年との引き換えだとしたらどうしますか?そんな想いを込めて作られた曲、『約束』と『1年と10秒の交換』を歌ってくれました。彼女のその歌へ込めた想いや情熱が、ものすごい歌唱力で私の身体中に響き、「私は絶対泣かない!」と思いながら泣いていました。こんな風に、自分の想いを歌にしてたくさんの人に伝えていけることって、本当に素晴らしい!!


 この日は、ラッキーなことに、私のもう一人の憧れのアーティスト、杏里も友情出演していました。二人ともロスに住んでいた頃からの親友らしいです。杏里のソロで『オリビアを聴きながら』、お二人のデュエットで『悲しみが止まらない』を熱唱してくれました!この日、私はたくさんの素晴らしいものや明日への希望を、このコンサートで頂きました❤️

2018年3月7日水曜日

GEOFF BULL BAND at エクシブ琵琶湖

エクシブ琵琶湖
ラスカルズのリーダー河合良一さんが企画する【JAZZ at エクシブ琵琶湖】も、今年で11回目になります。今年は、『GEOFF BULL INTERNATIONAL JAZZ BAND』の滞在に合わせて、2月下旬にそのホテルでの盛大なジャズパーティーが催されました。エクシブはとってもゴージャスなホテルですが、ほとんど寝にだけ部屋に戻るので、いつも勿体ないな〜と思います。お部屋はとっても広くて、リビング、ベッドルーム、浴室だけでなく、立派な和室まで付いていて、素泊まりなんてホント勿体ない!だから私はディナーが終わったら、さっさと部屋に戻ってきて、ゴージャスなジャグジー風呂に入り、天井まで届くくらい泡泡に包まれて、半ば窒息しそうになるくらい楽しみます!とまあ、そんな話はさて置き・・・(^^;;)
ジェフ・ブル(中央)を囲んで
出演バンドは、いつものようにODJC所属のニューオリンズジャズバンド、それに毎年東京から『ジャズハウンズ』や、河合さんの後輩で早稲田のニューオリンズジャズクラブのOBもたくさん参加されてました。いつもニューサンに来られるお客さんも、この日はドレスアップして参加されます。私個人的には、日頃なかなか会えないラスカルズのご家族と会えるのも懐かしくて嬉しいです。パーティーが終わると、いつものように河合さんが用意した広いお部屋を二つ開放して、2次回パーティーが行われます。私はこれには参加せず、ジャグジーへ・・・(笑)。翌朝は、ホテルのチャーチで、ラスカルズとジェフバンド、ハウンズの演奏があり、その後ランチパーティーがあったそうです。私は残念ながら、仕事の関係で参加できなかったのですが・・・。
Just A Little While To Stay Here !
この日琵琶湖の後は、河合さんがジェフ御一行を、今度はエクシブ京都に連れて行ってあげたそうです。その後、まださらにジェフバンドのメンバーの数人は1週間滞在し、2月最後の土曜日もニューサンでのラスカルズのライブで演奏しました。ジェフバンドの『間』を感じる余裕の演奏は、素晴らしいものでした。皆さん紳士で人柄も良く、滞在が2週間と長かったので、お別れも淋しかったです。河合さんも今年で80歳を迎えるのですが、この来日企画全て彼一人でやり、琵琶湖ホテルの席順まで決められるのにはびっくりしました。さすがにご本人も「疲れた」とおっしゃっていましたが、無理をしないで、これからものんびりジャズを楽しんで欲しいです。。。