2015年6月24日水曜日

熱海の別荘【諾庵】

向こうに見える別館と、手前が築80年の別荘『諾庵』
私の母方のいとこ達はとても仲が良く、2、3年に一度は、東京や大阪で『いとこ会』と称して、皆で集まります。今年は、去年まで《アフラック》の社長だったおじさん(今年から副会長になりました)の熱海の別荘に、いとこ13人が集まって2泊3日の『いとこ会』をしました。母のいとこなので、当然私は関係ないのですが、熱海も行った事ないし、おじさんの別荘にも行きたくて、特別参加させて頂きました!
 関西方面のメンバー皆で新幹線を乗り合わせ、いざ熱海へ!その日はおじさんの別荘に直行し、旅館のように広い別荘で寛ぎました。表札には【諾庵(だくあん)】←(色文字をクリックして下さい)とあり、《アフラック》なのでアヒルのダックを文字ってつけられたそうです。高台にある築80年の別荘には、広い和室がたくさんあり、その窓からは、手入れの行き届いた美しい庭と静かな熱海の海が見渡せました。綺麗な畳の和室には、高価な陶器や調度品が品良く飾ってあったけど、おじさんがオークションで千円で落札した屏風も飾ってあり、しかもその屏風が届いたら破れていたので、おじさんが修繕したらしいです(笑)でも、おじさんのそういう気取らないユーモアたっぷりのところが、昔から変わらずとても魅力的なのです。
左から:徹おじさん、あーこおばさん、達也おじさん
別館には、以前の別荘の持ち主だった方が造った能舞台をリフォームした広いシアタールームがあり、夕食後はそこで昔の写真を映写機で映して楽しみました。その日の夜は、別荘で仕出し屋さんのお弁当を食べながらワイワイとお喋りをし、その後順番に2階にある檜の温泉風呂に夜の海を眺めながら入って、夜更けまで昔話で弾みました。
 次の日は、車3台を乗り合わせ、ボートに乗ったり、ステンドグラスなどガラス工芸美術館に行ったり、お土産屋さんに連れて行ってもらったり・・・・・・と、一日熱海観光をしました。美術館の方に「何の団体様ですか?」と聞かれ、「いとこ会です」と答えると、「こんなに仲のいい親戚関係なんて羨ましいですね〜」と言われましたよ!
招き猫ダック
小さい時から「徹ちゃん」と呼んでた徹おじさんが、今回は本当によくして下さいました。別荘に私達を招待して下さっただけでなく、夜は全員がお風呂に入った最後におじさんが入り、戸締まりして寝るのも最後なのに、朝は早くから起きて、遊びの計画や食事の予約、車の運転まで、とにかく私達を楽しませてくれる出来る限りの事を精一杯して下さり、どんなに疲れていても笑顔で、何を聞いても丁寧に教えてくれて、本当に優しくて思いやりのある叔父さんなのです!人の上に立つ人は、頭がいいだけでなく、器もとても大きいんだな〜と、尊敬もさることながら、学ぶ事もたくさんありました。でも、帰る日に、巨大招き猫ダックの写真を撮りながら、「またおいでって招いてるわ〜」って言ったら、徹ちゃんに、「いや、招いてないよ(笑)」と言われちゃったけど・・・・・・(^^;) こんなに優雅な『いとこ会』を、ありがとうございました!

0 件のコメント:

コメントを投稿