2017年1月13日金曜日

NEW YEAR JAZZ PARTY 2017 

 毎年、年の初めはアサヒビアハウスで、オリジナルデキシーランドジャズクラブ (ODJC)主催の【NEW YEAR JAZZ PARTY】があり、たくさんのジャズファンやミュージシャンが200人近く集まり盛り上がり、新年を迎えます。
大新年会でした!
ランチフードが付き、1時から5時までずーっと飲み放題で6千円は安い!と、毎年あっという間にチケットは完売してしまいます。
 今年もラスカルズを始め、大阪、神戸、広島から計9つのバンドが参加し演奏してくれました。毎年‘トリ’はラスカルズなのですが、先日ボーカルで復帰した木村さんも、さすがにドラムを叩くのはまだ無理なので自宅療養中ということもあり、正式メンバーが揃わなかったので、今年はレッドビーンズがラストステージを飾りました。私はレッドビーンズで歌わせて頂いたのですが、今年の選曲は木村師匠の持ち歌から2曲、いつも賑やかな木村さんの代わりに木村節を真似て《Dinah》を歌いましたー(^0^)♪
 ラスカルズでドラムを叩きながら歌う木村さんは、本当にカッコいいですよ〜。よく木村さんの奥様が「陽ちゃん(木村陽一さんなので)の見える席がいいの!ドラムを叩いてる旦那の姿は最高に素敵!」と今だに!言われるくらいだから、どんなにカッコいいか、おわかりになるでしょう(笑)
アサヒの後は、サントリーでまだ飲む!(笑)
初めてラスカルズのライブに来られたお客さんも、木村さんには老若男女、皆さん惚れて虜になって帰られます。そんな木村さんがラスカルズから抜けて、初めて彼の存在の大きさをつくづく実感しています。ベースの石田さんはご病気で、トランペットの志賀さんはお亡くなりになり、ピアノの尾崎さんは母親の看病、そして木村さんは療養中ということで、代わりに若手のメンバーが入って演奏してくれていますが、でもそれはラスカルズサウンドではありません。46年間毎週土曜日ニューオリンズラスカルズの演奏を当たり前のように聞いて来ましたが、今こうしてメンバーが欠けて行く中で、ラスカルズのサウンドというものが、どれだけ貴重で素晴らしいものだったか思い起こされます。ニューオリンズジャズの最高峰であった『ジョージルイス ラグタイムバンド』を再び蘇らせたような、ニューオリンズジャズを心から愛し、人生をかけた本物のニューオリンズジャズバンドがラスカルズです。78歳の木村さんが奇跡的に助かったのは、ラスカルズ継続の為に、天国からジョージルイスが、まだまだ『Keep Playing』と言っているのだと思います。

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