ジャズピアニスト小林創さんと |
そこにスペシャルバンドのメンバーが入り、今度はバンド演奏が始まりました。ゲストバンドで歌わせて頂いた私は《Careless Love Blues》を初めてオルガン演奏で歌いました!「ピアノと違って音がのびるので、スイングしなくて歌いにくいかな〜」なんて小林さんと話していたんだけど、これが意外と大丈夫でした v(^o^)v
スペシャルバンドの後は、つい最近ニューオリンズのフレンチ・クオーターフェスティバルに出演してきたばかりのフォーティーズ、その次に演奏したマホガニーホールストンパーズは、ピンカラさんが亡くなってちょうど1年になりますが、代わりにピンカラさんの師匠ジェフが入っての演奏。
そして昨年30周年を迎えたレッドビーンズと続きました。
お客さんの待ちに待ったラスカルズの演奏の後は、小林さんのオルガンと河合良一さん (cl)のデュオでゴスペル《Old Rugged Cross》は厳かに。そこにバンジョーの川合純一さんが入って《St. Phillip Street Breakdown》は、アップテンポのリズムにメンバーの軽快な演奏がすごく良かった!そして今度は、小林さんがピアノソロで《Honeysuckle Rose》を演奏。「小林さん、指何本あるの?」と思うくらい激しく鍵盤を叩きながら素早い指の動き、アップテンポのストライドピアノが、もの凄い迫力で、聴くというより見入ってしまうピアニストです!
最後の私の歌はゴスペル《His Eye's On The Sparrow》と、1911年に作られたアメリカンポップス《Alexander's Ragtime Band》。小林創さんも小林真人さんも、「トントン何歌う?」と曲名とキーを聞かれるだけで、楽譜がなくてもバッチリ演奏して下さいます。トラッドからスタンダードジャズまで、それだけ彼らが知っている曲の数は計り知れないほどなのです。小林創さんも小林真人さんも質の高い演奏だけでなく、人柄も穏やかで優しく、本当に楽しいセッションでした!