2018年2月23日金曜日

いよいよ来日!GEOFF BULL INTERNATIONAL JAZZ BAND

 ニューオリンズラスカルズのクラリネットでリーダーの河合 良一さんが、毎年夏に、ヨーロッパでの演奏旅行に招待されて行かれますが、「いつも招待して頂いているお礼に」と今度は河合さんが、メンバー達とその奥様方や、スイスのジャズフェスティバルのプロデューサーの娘さんなどを招待して、2月17日(土)から月末まで滞在することになりました。
島之内教会でのコンサート
ラスカルズやニューサンとは長く深いおつきあいのあるジェフ・ブル(tp)率いる『GEOFF BULL INTERNATIONAL JAZZ BAND』は、オーストラリア・ベルギー・ドイツ・イギリスから名手を集めて2009年に結成、そして日本からは河合 良一さんが参加され、毎年、1ヶ月間のヨーロッパ各地へサマーツアーコンサートを続け、大好評を博しています。メンバーの中には、ラスカルズの50周年記念コンサートの時に招待されていたミュージシャンもいて、私達も久しぶりの再会に感激でした!
 シドニーに住むこのバンドのトランペットでリーダーのジェフ・ブルと奥さんのリンダは、私がかつてホームステイさせて頂いたこともあり、とっても仲良しなんですが、ベルギーから来日したフィリップ(tb)やルーク(bj/g)との再会もとても嬉しかったです。ジェフは毎年来てるけど、フィリップやルークとは、2011年に催されたラスカルズの50周年記念コンサート以来だから、7年ぶりの再会です。
左から)ジェフとフィリップ
フィリップは優しくてとても紳士。当時彼は奥さんと来日して、滞在中に一緒に六甲山やハーバーランドにドライブに連れて行ってあげました。フィリップに車の運転をめちゃめちゃ褒められたのを覚えていますv(^0^)v 車の運転は、若い頃車が大好きで、カーレースをしていたこともあるので自信があります!今回は単身での来日で、奥様に会えずすごく残念だったけど.....。
 そういえば、昔お店に来日した外人ミュージシャンに、「日本の夫婦は、なぜ我慢して別れないんだ?」と聞かれたことがあります(^^;;) 外人は日本人に比べると、比較的簡単にくっついたり離れたりするけど、一番びっくりしたのが、次来た時、バンド内でお互いの奥さんが入れ替わってたこと!ほんま、これにはびっくり(((@0@)))!「あの人、前、あっちの人の奥さんやったんちゃう?」って感じで、しかもその2組が仲良く同じテーブルで飲んでいる!はぁ~、およそ日本人には真似できないことだね ー〜(>0<)

2018年2月16日金曜日

お薦めライブ!ギター弾き語り【セマスチャン福田】

 毎月第一月曜日は、セマスチャン福田さんのライブです。彼は、ニューオリンズラスカルズのトロンボーン福田さんの息子さんで、ギターを弾きながら、カントリー&ウエスタンやスタンダードまで幅広く歌います。
森岡尚之(tb)和泉真子(p)野村初葉(vil)セマスチャン福田
彼のライブは各月でメンバーが変わり、東京から来られる山口玉三郎さん(p&g)と『カントリー&ウエスタン』のデュオライブをしたり、クラシックのピアニストやバイオリン奏者、トロンボーンプレイヤーと共演し、スタンダードやポップス、クラシックなど、聞き馴染みのあるポピュラーソングをたくさん聴かせてくれたりします。
 実は彼と私は幼馴染で、私達が幼い頃、ラスカルズの演奏旅行でメンバーの家族と共に一緒に遊んだ仲です(^^) お父さんの福田さんはトロンボーンプレイヤーですが、歌は歌わないので、まさか息子のマチャアキが(彼のニックネームです)こんなに歌が上手いとは思いもしませんでした!
セマスチャンの歌声は、お父さんのトロンボーンの音色と同じく、甘くソフトな歌声です。男性歌手で上手い人もたくさんいるけど、癖のない美しい声と流暢な英語の発音なので聞き飽きないです。逆にもっと聞かせて欲しい感じかな。
左から)セマスチャン福田さん、ママ、美輝ちゃん
その甘い声で《思い出のサンフランシスコ》や《モナ・リサ》《Moonlight Serenade》など歌ったら、お客さんは全員寝てました。これでは商売あがったりなんですけどー(笑)カーペンターズの《 I Need To Be In Love(青春の輝き)》を歌ってくれた時は、メロディーの美しさと彼の声がマッチして、何だか感動的で涙が出そうでした〜。私がよく歌う《 In The Garden 》も、ゴスペルで歌う私とは歌詞の解釈も歌い方も全く違い、まるで同じ曲とは思えないセマスチャンの賛美歌に聞き入ってしまいました。ステージの中で、トロンボーンとピアノのデュオ演奏があったり、バイオリンとピアノのデュオで、オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲を演奏したりと、彼の歌だけでなく、正統派の素晴らしいクラシック演奏が聞けるのも、このセマスチャンのライブならではです。たまにお父さんの福田さんも参加され、ラスカルズでの演奏とはまた違う、グレンミラーのような洗練された素敵な演奏が聴けるのもいいよ! 青春時代の懐かしいナンバーが次々と聴ける、すごく素敵なセマスチャンのライブはオススメですよ〜!是非、一度お越し下さい(^_^)♪ 

2018年2月9日金曜日

オール巨人さん、初ライブのお知らせ

先日ニューサンに、吉本新喜劇の芸人さんが来てくれました。
左から)島田一之介さん、伊賀健二さん、アキちゃん
昔よくニューサンのゴルフコンペにも参加してくれはった、いっちゃん、こと、島田一之介さんが、今をトキメク若手芸人さん達を連れて来てくれました。「横顔めちゃめちゃ新幹線や〜ん!」の伊賀健二さん、「いいよぉ〜!こんなおじいさんが謝ってんだから許してあげようよ〜、いいよぉ〜」で大人気、水玉れっぷう隊のアキさんなど・・・。もう、店のスタッフも大興奮!吉本ファンは私だけかと思ったら、意外や意外、スタッフのよっちゃんもドラムのヤンちゃんも、そして私の友人でいつも淑やかなゆーこまでも!毎週土曜日の昼1時前からの吉本新喜劇は、み〜んな家族で観てるってーー!!さっすが大阪やな(笑)私は、最近のイケメン若手俳優さんとか全然知らんねんけど、吉本新喜劇のメンバーは、み〜んな知ってるよ!新潟にいるときも、スカパーで毎週木曜の夕方4時からやる吉本新喜劇の再放送を欠かさず見てます(^^)
オール巨人さん
録画できないので、どんな用事が入っても、その時間には家に戻るっちゅうくらい好きで、1時間口開けて笑いっぱなし。ふと鏡見て、「私って、アホちゃうか!」と恥ずかしくなるくらいです。でも、笑うと嫌なことも忘れてしまうし、悩みもとっても下らないことに思えてくるのが不思議だね〜。1時間思い切り笑った後は、なんかスッキリするんだな。やっぱり、笑うことはいいことだ!芸人さん達にギャグをお願いしたら、気軽に応じてくれました!また絶対来てね〜(^0-)☆
 3月6日(火)に、オール巨人さんの初ライブをします!巨人さんは、去年ラスカルズのライブの日、早い時間に来られました。「あのー、開いてますか?」と入って来られたのですが、マスターとスタッフの研卓が、「あの人、巨人さんに似てるなあ」なんて言うから、私も思わず「あのー、巨人さんですか?」と聞いたら、「あ、そうですけど」って、気さくな感じのいい人というのが第一印象でした。「ここでおさむ師匠、ライブしてはるんですよね。僕も歌ってるんですけど・・」と言われたので、「良かったら1曲どうですか?」と言ったら、「ほな、1曲」と。巨人さんはジャズでなく、やしきたかじんさんなど日本の歌を歌われますが、とても上手でいい雰囲気でした!早速3月にライブをやることになりましたが、もう既に予約も入り、この日は満席になりそうですので、ぜひ、ご予約されてからお越し下さいね!

2018年2月1日木曜日

新潟上越にある日本最古の映画館【高田世界館】

 この冬【新潟ジャズストリート】の他に、もう一つのビッグイベントは、新潟上越にある日本最古の映画館【高田世界館】でのリバーサイドジャズバンドのコンサートでした。
映写室にて
実はここの館長さんが、リーダー風間の従兄弟の息子さんなので、そういう関係もあり今回の企画に至りました。今年の冬は大寒波がやって来て、新潟も久しぶりに相当の雪が降りました。まして上越は内陸部なので、下越よりずっと雪深い地域ですが、どんなに雪が降っても、雪国の高速道路はちゃんと除雪車が定期的に走っているので、通行止になることは滅多にありません。なので、行けなくなるということはないのですが、お客さんの入りが心配でした。でも、これまたびっくり!前日の新潟ジャズストリートといい、上越といい、たくさんの方が聴きに来て下さいました!雪国の人は、冬に雪が降るのは当然なので、雪が外出しない理由にはならないんですね。都会の人とは、やはり感覚が違うんだな~と、北国の人のタフさをつくづく思い知らされましたー!
『高田世界館』館内
『高田世界館』は、1911年、つまり明治44年に建造され、今年で102年目を迎えるそうです。これは、現役で上映可能な映画館で、当時の面影をしっかり残している建築物としては、日本最古の映画館です。100年前の流行を取り入れた外観と内装は当時と変わらず、「擬洋風建築」に分類される貴重な地域遺産です。このレトロな映画館で、ニューオリンズというトラディショナルジャズを演奏していると、なんだか大正や昭和初期の頃にタイムスリップしたような気分になりました。席数は2階席合わせてざっと150〜180席くらいかな。小さな館内にはストーブがあちこちにあってアットホームな雰囲気でした。
レトロな雰囲気 リバー & クリス(司会)
前日からお越しになられている大阪からのお客さんだけでなく、大阪から上越まで遠路わざわざお越し下さった谷山さんご夫妻と依子さんには感激でした!上越のお客さんの中には、「戦後、原信夫や江利チエミのジャズを聴きたくても、学校から禁止され、レコードを取り上げられて聞けなくて、それでも何とかして盗み聴きしてました」とおっしゃられる方もいて、そんなことがあったのか!と、都会と地方の違いにも、びっくりでした。昨年夏の佐渡もそうでしたが、意外なところにジャズファンがいらして、楽しみにして下さるのは、私達にとっても、とてもやりがいのあることです。「また来年も来て下さい。今度は友達も誘って来ます」と言って帰られました。。。