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あきらくん熱唱 |
時短営業要請が発令されてから、昼下がりジャズにも影響が及んできました。来客が見込めない為、出演を取りやめざるを得ないバンドも増えました。そんな中、昭和歌謡の『風船うさぎ』さんは悩んだ末、やることにしました。というのも、「こういう時期だからこそ応援に行くよ!」と言って下さる方がおられるので、そんな方にお応えしてあげたいとのことでした。当日、いつものように店の入り口で、煌くシルバーのチョッキを着たメンバーがお客さんをお出迎え。節分の豆も用意してありました。「コロナは外!福は内!」
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喜多さんと私の“愛のない”デュエット(笑) |
さて、第5回目の昭和歌謡の昼下がりライブの1部は、みうみうさんの一人紅白歌合戦から始まりました。演奏前にベースの竹内王子さんが、曲のウンチクを詳しく説明してくれました。紅組からは、色気ムンムンの小山ルミや、アンルイスの「Goodby My Love」、白組からは、にしきのあきらの「空に太陽がある限り」ブルーコメッツの「ブルーシャトー」など。特にドラムの喜多さんがベタ褒めだったのが、フィンガー5の「個人授業」。みうみうさんのあきらくん歌まねは最高でした!
2部の始めの2曲は、ドラムの喜多さんとボーカルのみうみうさんが入れ替わり、喜多さんが歌を披露。意外と上手いし、みうみうさんのドラムもかっこいい!「僕のお嫁においで」をウクレレ持って熱唱した後、「てんとう虫のサンバ」を喜多さんと私とでデュエットしました(笑)喜多さんは真面目?にやっても笑いが取れる貴重な存在です(爆笑)
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昭和歌謡『風船うさぎ』さん |
その後はみうみうさんのボーカルで「いい日旅立ち」「さらば恋人たち」「木綿のハンカチーフ」「教会へゆく」などなど、皆さんご存知の名曲たちがズラーっと出て来て、私も懐かしくて感動的でした。最後の曲は、風船うさぎさんがやってるYou Tube番組で1番視聴率が高かったと言われた「星降る街角」。なんか昭和のカラオケスナックで必ず歌われてた曲だよねー。アンコール「YMCA」は、みんなで黙ってジェスチャーだけで盛り上がりました。
コロナ渦でもこんな風にマスクをつけて静かに盛り上がれるんだなと、これは前回書いた新潟ジャズストリートでも感じたことです。まだまだこんな状況が続くなら、こんな風にライブを楽しむのも方法の一つではないかと思います。風船うさぎさんは、4月からニューサンのレギュラーとして毎月第一水曜日にライブをすることに決まりました。懐かしい昭和の歌謡曲は、日本のジャズです。日本人の心を歌った昭和歌謡もぜひ聴きに来て下さい!