2016年12月30日金曜日

《 神の手 Dr.福島孝徳 》 クリスマスライブ 🎄

 私の今年の歌い納めは、東京浅草『ハブ』で、あの神の手を持つ脳神経外科医、福島孝徳先生とのクリスマスライブでした。私が呼ばれたのは・・・もちろんAKBの《365日紙飛行機》を歌うためです!
サンタが伊藤くん、ピースが遠藤くん、渡辺毅さん(cl)
福島先生のクリスマスライブは、ジャズ、アメリカンポップス、クリスマスソングの3ステージで構成されていました。「皆さん、福島先生ですよ〜」という福島先生のご挨拶から始まり、最初のステージは真面目に?トラディショナルジャズの演奏。先生もドラムを叩きながら《 Doctor Jazz 》を歌われ、今回初めて歌声を披露されました。この日のお客さんは、福島先生と同じ脳神経外科の先生方や、製薬会社の方、先生に脳腫瘍の手術を受けて無事お元気になられた患者さん、患者さんを救う『再生つばさの会』の皆さんなど、当然福島先生のご関係の方ばかりで埋め尽くされていました。それでもステージに上がった時、ふと会場を見ると唯一私の知ってるお客さんがいました。リバーのピアノ遠藤くんとベースの伊藤くん!知ってる人がいてくれて、何だかホッとしました〜(^0^*) ありがとねー!福島先生は東大医学部在学中、ニューオリンズジャズに魅せられて、ラスカルズの河合さんが創設された【早稲田ニューオリンズジャズクラブ】に入会されました。
神の手 Dr. 福島孝徳(ds)と東京オールドボーイズ
ですから、ラスカルズの河合さん(cl)や木村さん(ds)は、福島先生の先輩にあたり、福島バンドである“オールドボーイズジャズバンド”の竹林さん(tp)や寺島さん(bj)とは同期でいらっしゃり、更に遠藤くんや伊藤くんやオールドボーイズのピアノの大野かおりちゃんは、先生の後輩に当たります。という訳で、早稲田ニューオリ出身はたくさんいるのです!
 2ステージ目からは、福島先生リクエストの《 Like A Virgin 》や《 Jenny Jenny 》、《 Rising Sun》、《 Last Christmas 》などを、メンバーのそれぞれが歌わされたり?して盛り上がっていきました〜。最後のステージでは、先生が山下達郎の《クリスマスイブ》を歌われたり、《赤鼻のトナカイ》や《 Silent Night 》などクリスマスソングを会場の皆さんもご一緒に歌い、ラストは《聖者の行進》で、フロント楽器が演奏しながら会場を練り歩きました。福島先生ファンの女性のお客さんがたくさんいらっしゃった “福島先生ファンクラブのパーティー”みたいな楽しいクリスマスパーティーでした〜♪

2016年12月23日金曜日

Merry Christmas & Happy Golden wedding!

 クリスマスの週はさすが大賑わい、今年の私のクリスマスライブも、たくさんのお客様がお越し下さいました。毎年、本当にありがとうございます!
珍しく、マスターも『ジングルベル』を歌いました!
クリスマスソングメドレーから始まり、アンディ・ウイリアムスのクリスマスコンサートのレコードをそのままかけたような、ハッピーなクリスマスソングから厳かな賛美歌まで20曲以上は歌ったかな〜(^0^)♬ 仕事帰りのサラリーマンのおじさんが、ニコニコしながら一緒にクリスマスソングを歌って下さる姿は、何とも微笑ましい〜〜。こんな可愛いお父さんの姿を、ご家族の方に見せてあげたい!(笑)
 今年のクリスマスライブは、特別な日でもありました。たまたま、私のライブの前日が、私の叔母であるあーこおばさんの結婚記念日で、しかも金婚式でした!「人に話すと、お祝いとか気を使われるから......」と、こんなおめでたい事を誰にも話さなかったおばさんの為に、私がライブで発表しましたー!ちょうどおばさんもお友達とたくさんで来てくれていたので、皆さんビックリ(@0@)!知らないお客さんまでも「おめでとうございます!」と言いに来て下さり、「とても嬉しかったわ〜♡」と幸せそうで何よりでした〜
金婚式を迎えたあーこおばさんご夫妻を囲んで
結婚50年なんてどんな感じ?そう言えば、私の両親も2年前に金婚式を迎えたけど、『忍耐と諦めの先には愛がある✨』みたいな感じかしら?(^^;;) 私が生まれた時から娘のように可愛がってくれて、恋の悩みも病気の時も、よく話を聞いてくれたあーこおばさん、金婚式おめでとうございます! これからも健康で若々しく元気に遊び回ってね!
 今年も皆さま大変お世話になり、またブログも読んで頂き、本当にありがとうございました!毎年同じイベントに参加させて頂ける事に感謝し、また新しく声をかけて頂いたものもありました。別れもあるけど出会いもある、とそんな風に考えたら、次の出会いを楽しみに、いつも前向きでいられます。来年も皆さんと楽しく過ごせる素敵な年でありますように!

2016年12月16日金曜日

年末年始のスペシャルライブ&イベントのご案内

☆ 12月19日(月) 《 Christmas Special Live at NS5 》
   〜 アンディのクリスマスソング特集 〜  多田恵美子(p) 山本久生(b) 中嶋俊夫(ds)

☆ 12月23日(金)  場所:東京浅草HUB   開場:17:00
         XMAS NIGHT 《 神の手 Dr. 福島孝徳 & 東京オールドボーイズ with TonTon 》
       ● 1st  ( 18:20 - 19:00 )  Old Jazz & Hymns     ● 2nd  ( 19:30 - 20:10 )  American Hit Songs             ● 3rd  ( 20:40 - 21:20 )  Christmas Hit Songs

☆ 1月4日(火) NS5 新春ライブ 《 木村陽一 奇跡の生還! & 風間晶世 復帰?ライブ 》
  木村陽一(ds&vo) 杉山悟史(p) 北市勝彦(b) 風間晶世(cl) 森朋子(vo)  ゲスト:木村純士(ds)

☆ 1月8日(日) 《 NEW YEAR JAZZ PARTY 2017 》  PM 1:00 〜 5:00
    場所:スーパードライ梅田  会費:6,000円( ランチ・フード&フリードリンク付 )
    《 ニューイヤージャズパーティー アフタージャムセッション 》  PM 6:00 〜
    場所:ニューサントリー5  会費:1,000円(1ドリンク付)

☆ 1月16日(月)《 ニューサン定期ライブ 》  多田恵美子(p) 山本久生(b) 中嶋俊夫(ds)

☆ 1月21日(土)《 新潟ジャズストリート 》 入場券:1,000円
   リバーサイドジャズバンド with TonTon  
    ● 14:00 〜 15:00  コーヒーショップ『器』 
    ● 16:00 〜 18:00  ぽるとカーブドッチ
  《 Jazz at Monk's Mood 》  ライブチャージ:1,500円
    ● 19:30 〜 21:30  ジャズライブバー 『Monk's Mood 』(けやき通り)
    注)夜の部は、新潟ジャズストリートではありませんので、別料金となります。   

☆ 1月22日(日)《 Hot Jazz Night 6 》
  〜 新潟Jazz St. 後夜祭 & ハーバーサイドジャズバンドの星野先生(P&vo) 追悼 〜 
      リバーサイドジャズバンド with TonTon  友情出演:ハーバーサイドジャズバンド
   会場:ジョイア・ミーア  時間:16:00 〜 18:30  会費:前売 2,500円(1ドリンク付)

2016年12月9日金曜日

角松敏生35周年記念ライブ 〜逢えて良かった〜を観て・・・

 私が大学生だった頃は、ニューミュージックが全盛期で、空と海と恋!みたいな夏にぴったりの音楽で輝いていた時代がありました。そんな中で、特に私が好きでたまらなかったのが、角松敏生でした。当時つき合っていた彼とよく海に行った時、その優しかった彼と別れた時、その後なかなか立ち直れなくて、夜の神戸の海を泣きながら一人でドライブした時.....ずっと角松さんの音楽を聴いていました。無事立ち直り(笑)前向きに歩き出せたのも、角松さんの音楽のおかげです。。。
On The City Shore 
 角松敏生さんは今年でデビュー35周年を迎えられました。先日、横浜アリーナでの【角松敏生35周年記念ライブ】の模様をBSでやっていました。「今ここに辿り着くまでに、皆が僕と出会えて、僕も皆と出会えた。僕をきっかけに出会えた人達もいる。人との出会いってほんと奇跡に近い事だと思うし、そういう意味もあって、〜逢えて良かった〜というタイトルをつけた」と話していました。角松さんが歌う懐かしい彼のオリジナルメドレーは、もう嬉しくて、私もテレビの前で(笑)一緒に歌いましたが、その長い年月を経て、角松敏生は未だに進化しているのだと感じました。大勢の大物ミュージシャンや様々な方と共演することのこだわりや、彼の作る曲のジャンルの幅の広さなど、彼がいかに天才であるか、それを私も今だからこそ実感出来るようになったのかなぁ...とも思ったりしています。「人は2度死ぬ。1度目は本当に死んだ時、2度目は自分の存在を忘れ去られた時。そう思ったら、自分の事を忘れられないように、人々に歌い継がれていくような楽曲を作りたいと思う。簡単な事ではないけれど・・・」と語っていました。彼の作った曲で、《WAになって踊ろう》の中で『悲しいことがあればもうすぐ楽しいことがあるから、信じてみよう』なんて、元気を与えてくれる素敵な言葉だと思います。角松さんも今まで歩いてきた人生の中で、いろんなことを乗り越えられて来たからこそ、人の心の痛みもわかるんだな〜と思えたりします。年追うごとに深みを増して輝いている角松さんから、これからもずっと目が離せません!

2016年12月2日金曜日

ラスカルズの志賀さんに、心を込めて.....

 この秋の【 New Orleans Jazz at Church 2016 】は、ニューオリンズラスカルズのトランぺッターで、7月に永眠された志賀奎太郎さんの追悼コンサートでした。祭壇には志賀さんの写真が飾られ、笑顔でビールを掲げておられる姿は、ついこの間のような気がします。
NORの福田さん(tb)志賀さん(tp)木村さん(ds)の子供達と
お客さんの中には、志賀さんの同級生で、同じバスケ部だった女性も来られてましたし、もちろん志賀さんのご家族の方もお見えになっていました。志賀さんの奥さんや、そして何より、子供の頃ラスカルズの合宿であちこち演奏旅行に行った時に、一緒に遊んだ志賀さんの娘さんやメンバーの息子さん達も来ていて、久しぶりの幼なじみの再会に盛り上がりました〜(^0^)!
 フォーティーズ、マホガニーホールストンパーズ、レッドビーンズ、キッチンファイブ、そしてゲストに、東京から『ニューオリンズジャズハウンズ』が出演され、ジャズバンドの演奏が2時〜5時半まで続きました。それぞれのバンドが、志賀さんとのエピソードを語ったり、思い出の曲などを演奏されていましたが、特に感動的だったのが、ラスカルズの演奏の時に、志賀さんが最期にニューサンで演奏しながら歌われた《 Precious Lord, Take My Hand 》の録音を流した事でした。リーダーの河合さんが、「この曲は、“神が私の手を取り、導いて下さる”というゴスペルですが、これが、彼が最期に演奏し歌った曲になりました。どうぞ皆さん、彼の最期の歌を聞いてやって下さい。」と話した後、その録音を流したのですが、これには涙をそそられました。
ニューオリンズレッドビーンズ with TonTon
ニューオリンズトランペッターのバンク・ジョンソンを愛した、素朴で、まるで歌っているような志賀さんのトランペットの演奏が流れ、その後、病気で体力がなくなり、それでも精一杯の力で歌っている志賀さんの歌が続くのですが、彼が歌い終わったところから、その録音に重ねるように、最後の1コーラスをラスカルズの生演奏に切り換えて終わるという、河合さんの粋な計らいには、とてもとても感動しましたー!
 ラスカルズのプレイヤーであり、たくさんのゴスペルやトラディショナルソングを歌われた志賀さんから、私も心に響いた曲を、よく志賀さんに聞き、教えてもらいました。この日は私も志賀さんの歌で印象に残っている《 I'm Nobody's Baby 》、ゴスペル《 He Touched Me 》と《 In The Garden (天国で)》を心を込めて歌いました。。。

2016年11月25日金曜日

第16回 新宿トラッドジャズフェスティバル Part2

この日は屋外ステージから始まり、その後『どん底』というお店で1曲飛び入り参加しました。『どん底』は中に入ると薄暗くて、狭い階段をグルグルと3階?まで上がって行きます。
河野義彦さん(左)と風間晶世さん(右)  -『どん底』にて-
まるで洞窟に入って行くような、遊園地のアトラクションみたいな感じ(笑)でも、意外とこの屋根裏部屋みたいなとこでの演奏は、音響もいい感じでとってもやりやすいのです。ここでは、遠藤くんのピアノとベース、バンジョーのトリオに、河野義彦さんと風間晶世さんのクラリネット2本でのニューオリンズスタイル。ストリングスだけのリズム体で演奏するスタイルは、二人のクラリネットのリズムとハーモニーの美しさが際立ち、なかなか素敵なライブでした。そこで私は《 In The Garden 》を歌いました。シンプルなサウンドに、賛美歌とクラリネットって、なんて合うんだろう!(^o^)♪
 私の最終ステージは、今回とても楽しみにしていた小林創さん(p)、小林真人(b)さん、そして後藤雅広さん(cl)とのステージでした。このメンバーでやるなら、絶対ブルースは欠かせない!と選んだ曲は《 Fine & Mellow 》。さすが、メンバーの皆さん、素晴らしいソロ演奏を聴かせてくれました!
小林創さん(p) 後藤雅広さん(cl) 小林真人さん(b)
特に、スローテンポで唸らせるベースソロを弾く小林真人さんってやっぱり凄い!『こんなピアニスト見たことない!』と、以前ブログに書かせて頂いた小林創さんが、ニコニコと鼻歌交りでストライドピアノを弾きながら演奏される姿は、ジャズの楽しさを客席にまで伝えるエンターテイナーです。そして、せっかくクラリネットの後藤さんとご一緒出来るなら!と、今回は賛美歌ではなく、《りんご追分》を歌いました(笑)「尺八みたいに吹けばいいのー?」と優しい笑顔でおっしゃる後藤さんはさすがプロ!初見でバッチリ吹いて下さいました〜。他《 Mack The Knife 》など、私も楽しみながら、スリルと緊張も感じた、とってもやりがいのあったステージでしたー!

【お知らせ】 ラスカルズのネット番組が配信されました!jazz-osaka.com 👈(クリックしてみて!)にアクセスして頂くと見れますので、是非ご覧になって下さいね〜。リーダーの河合さんやニューサンマスターのインタビュー、私もラスカルズで《 St. Louis Blues 》を歌っています♬

2016年11月18日金曜日

第16回 新宿トラッドジャズフェスティバル Part1

『新宿ジャズ』の大将、永谷さん(中)
実は私は東京生まれで、母の実家も成城だったので、東京にもたくさん親戚がいて、毎年『新宿ジャズ』に来てくれます。年に2回の『新宿ジャズ』は、こうして定期的に東京の知人に再会できる楽しみでもあります。新宿ジャズの大将こと永谷正嗣さんに、東京で歌う機会を頂ける事は、私にとって更にたくさんの方々とご縁ができると共に、またそのご縁を絶やさないでもいられて、本当に心から感謝しています。
 私の最初のステージは、大橋高志さんのピアノトリオ。関西出身の大橋さんはとっても明るいキャラで、会場に入ったら、いきなりメンバーやお客さんにペラペラ話しかけ、演奏前から会場の雰囲気をほぐしてしまいます。ステージが終わった途端、お客さんに「ハイ、解散、解散!」って言うんだよ〜(笑)確かに、ジャズストリートは次々にプログラムが組まれてて、お客さんもミュージシャンも忙しいんだけどね (^^;;) そのあっけらかんとした元気印は、私も見習いたいほど!そして何より歌心あるピアノ演奏は、歌手を気持ち良く酔わせてくれます。この日大橋さんは、私の大好きなジャズシンガー、マリア・エヴァさんとのジョイントもありました。そのエヴァちゃんとも、控え室で久しぶりに会えました!
屋外ステージもあります!
と、そこに7月にニューサンでライブをしてくれた、なっちゃんこと古川奈都子さん(p&vo)も現れて3人でお喋り。イベントは、こうしてミュージシャン同士が会える楽しみもあります。
この日もう一つの私のステージは、新潟で活躍している『リバーサイドジャズバンド 』と。新宿ジャズは、屋外ステージもあり、これぞまさに『ジャズストリート』です (^0^)♪「来年1月の『新潟ジャズストリート』にもまた行くよ!」と声をかけて下さるお客さんもいらっしゃいました。10月から、神戸、東大阪、新宿と秋のイベント、ジャズストリートが続きましたが、冬も新潟でジャズストリートがあります。新潟の冬は寒いですが、また楽しく盛り上がりましょうね〜!

2016年11月11日金曜日

NS5 ホームページ更新のお知らせ

 いつもニューサンのホームページをご覧になって頂き、そして、TonTonブログも読んで下さってありがとうございます!ニューサンのホームページは、毎年12月に更新致します。
クリス/ミッチ/ママ/純一  -46周年祭-
 ニューサンに、マンスリーで出演して頂いてるバンドやミュージシャンを、《LIVEスケジュール》の ♦︎主な出演バンド・ミュージシャン紹介♦︎ に追加しましたし、バンドの写真も一部載せました。
 《映像/フォトギャラリー》での最初の映像は、毎年ニューサン周年祭の模様を載せています。今年は、MITCHを中心としたニューオリンズジャムセッションで、私が【St.Louis Blues】を歌っているのを載せました。2番目は、毎月第4火曜日出演の、人気上昇中ファンクバンド『Heartful☆Funks』です。ボーカル富樫くんのオリジナルはどれも素敵な曲ばかり。特に、彼らのホームページでも紹介している【Give Me Your Clap】は、ドラマの主題歌かコマーシャルにでも使って欲しいくらいいいですよ!お客さんも思わず踊り出します。最後の映像は、ニューサン開店当時から、メンバーは変わってもずっと続いている、第2/第4水曜日出演のスイングジャズバンド『フラット5+原田紀子(vo)』。スタンダードナンバーを始め、デュークエリントンなどのスイングジャズを聴かせてくれます。
Heartful☆Funks
原田紀子さんは、関学軽音楽部の頃から半世紀以上に渡り、たくさんのスタンダードジャズナンバーを歌い続けていらっしゃいますが、今だに新しい曲を次々に覚えて歌われる、尊敬すべき大御所ジャズシンガーです。これらの素晴らしいバンドがあることを、初めてホームページを見られた方にも、是非知って頂きたいと思います。
 《フォトギャラリー》では、今年ニューサンにお越し下さった方との写真も一部載せています。
 これからも、引き続きニューサンのホームページをお楽しみ下さい。そして、ミュージシャンの素晴らしい生演奏を聴いたりお喋りをしに、お店にお越し下さいね〜。お待ちしています!

2016年11月4日金曜日

ステージには魔物がいる?

 今年の【東大阪・鴻池 JAZZ STREET】は、お天気には恵まれたものの、急に冷え込んだ寒い1日でした。そういえば、初出場の時は季節外れの猛暑で、2回目の出場は寒くて、今年はもっと寒かった〜。最近は過ごしやすい秋がなくて、10月上旬の【神戸ジャズ】の頃は夏のように暑いし、下旬はコートがいるほど寒いしで、新潟から限られた衣類を持ってくる私にとって、この季節は毎年衣装に迷います。
魔物が潜む?『鴻池新田会所』
 江戸時代に作られた木造の米蔵、重要文化財である『鴻池新田会所』は、天井が高くて音の響きも良く、気持ち良く演奏させて頂いたのですが、まるでお寺のようにだだっ広いので、とても寒かったです。「寒いね〜」と言いながら、コートにマフラーを着けたままで聞いておられるお客さんもいらっしゃいました。それでも、そこに座って最後まで聞いて下さったのには感謝です。ありがとうございました!
 逆にステージ側にいる私達は、張り切っての薄着です(笑)。私の出番の前に演奏されていた、バイオリニストのReikoさん(最近ではモンデューでも共演されている)も、背中の大きく開いたワンピースでしたし、私も半袖のワンピースで歌いました。上着を脱いだ瞬間は「さぶっ!」と思ったのですが、不思議とステージに上がるとそんなこと忘れちゃうんです。
明るく爽やかな 『カフェ チェルシー』
『ステージには魔物がいる』という言葉がありますが、ステージに上がるとアドレナリンが出て、普段の自分からは想像もつかないようなパワーが出て来ます。以前私は東京でのコンサートの前にインフルエンザにかかってしまい、点滴をしたり、解熱剤を飲んでもあまり熱が下がらず、そんな状態で歌いに行ったことがあります。出番の直前までフラフラしてたのに、ステージに上がったら意外としっかり歌えたし、終わったら何と熱が下がって、そのままインフルエンザも治りました!(@0@)  美空ひばりさんも、お亡くなりになる前のコンサートでは、出番まで点滴をしながら楽屋で横になり、舞台袖までは車椅子で移動されたそうですが、ステージではしっかりご自身の足で立って歌われたそうです。不可能を可能にする人間の底力って、神秘ですよね〜。私にとっての『ステージの魔物』は、いつもいい魔物なんです!(笑)

2016年10月28日金曜日

11月/12月のジャズイベント&スペシャルライブのお知らせ

御堂筋から見える大阪駅の夕暮れ
新宿トラッドジャズフェスティバル
11月12日(土)
 ● 13:00-13:40 『T&T Ⅱ 8F』 
  大橋高志(p) 古里純一(b) 後藤おさむ(ds)
   ● 15:50-16:30 『ELSA』  
  リバーサイドジャズバンド
11月13日(日)
 ● 12:00-12:30
 『東急ステイ新宿前特設会場』 
  リバーサイドジャズバンド
 ● 14:00-14:40 『シャンソニエQui B1』 
  小林創(p) 小林真人(b) 後藤雅広(cl)
★ 今年の新宿ジャズは、最後のステージが、W小林さんとクラリネットの後藤雅広さんという豪華メンバー!厳かに?盛り上がりそう!(^0^)〜♪

《 ニューサン定期ライブ 》
11月21日(月)  多田恵美子(p) 山本久生(b) 中嶋俊夫(ds)

New Orleans Jazz at Church / Autumn Concert 》 〜 故 志賀奎太郎さんに捧ぐ 〜
11月27日(日) 14:00-17:30  場所:島之内教会  前売券:2,000円 当日券:2,500円   
★ 今年7月に亡くなられたラスカルズの志賀さんを偲んで・・・。私も志賀さんがよく歌われていたトラディショナルソングや賛美歌をお贈りしたいと思います。

経済コメンテーターとしてTVでご活躍の朴先生(中)
《 Christmas Special Live at NS5 》
    〜アンディのクリスマスソング特集〜
12月19日(月) 
  多田恵美子(p) 山本久生(b) 中嶋俊夫(ds)
★今年もアンディのクリスマスソングと心洗われる賛美歌をたくさん歌います!

《 神の手 Dr.福島孝徳 &
 東京オールドボーイズ/クリスマスライブ 》
12月23日(金) 
  場所:浅草HUB  開場:17:00 
 ● 1st  (18:20-19:00) Old Jazz & Hymns  
 ● 2nd (19:30-20:10) American Hit Songs 
 ● 3rd  (20:40-21:20) Christmas Hit Songs 

2016年10月21日金曜日

神戸ジャズストリート Part 2

 神戸ジャズストリート2日目の私の最初のステージは、日本のベニーグッドマン、クラリネットの花岡詠二さん率いる外人タレントと、東京からのミュージシャン8人編成との共演でした。
花岡詠二(cl)オールスターズ with TonTon(vo)   -北野工房にて-
ボーカルはメンバー紹介もするので、いつも私はメンバー全員の名前をフルネームで覚えていくのですが、今回はドイツ人、フランス人、アメリカ人といて、覚えるのも大変!名前を間違えないか、歌うより緊張しましたー(^_^;;)《Tin Roof Blues》のバンド演奏の後、花岡さんにご紹介頂きステージに上がって客席を見たら、何と!一番後ろの席に、さっきパレードで会ったモンデューのベース、長谷川くんが座ってました!派手なステージ衣装を身にまとった長谷川くんは、客席の中で誰よりも目立ってました✨(笑)聞きに来てくれて、とっても嬉しかったわ 〜〜(*^0^*)
 このステージ最後の曲《Take The A Train》は、花岡さんのリードで、ばっちり打ち合わせ通り上手く行き、こちらも感激!ジャズストリートは移動時間もあり、打ち合わせも十分できないので、ステージ上でお互いに空気を読みながらいい演奏を創り上げていきます。秋満さん、花岡さん共に一流のメンバー揃いだったので、スインギーな演奏に乗って、気持ち良く歌えました♪
レッドビーンズとお客さんとで打ち上げ!
教会ではレッドビーンズでブルースを歌いました。ゴスペルもいいけど、ブルースも良い!「バクチと浮気が止められないどうしようもない夫だけど、それでも愛しているの。神様、この人は悪い人ではないんです。助けてください....」といった想いの込められた歌詞が非常に多い。理解できないけど、でも、わかるような気もする......。バクチと浮気に限らず、ちょっと頼りなげな男性って可愛いのよ。。。「この人は私がいないと!」って放っておけないんじゃないかな〜(笑)
 今年も素敵な神戸の街で、素晴らしい共演者に恵まれて、楽しいジャズストリートでした。レッドビーンズでは、東京からはるばるピアノの遠藤くんが来てくれました。ブルースは、やっぱり遠藤くんじゃなきゃ!そして、今年もたくさんのお客さんが聞きに来て下さいました。特に神戸は地元なので、私の知り合いもたくさん来てくれます。本当にありがとうございました!そして、毎年ボランティアの皆さんにも心から感謝しております!We'll Meet Again 。。。

2016年10月14日金曜日

神戸ジャズストリート Part 1

手前のクラリネットが鈴木直樹さん!-パレードにて-
毎年【神戸ジャズストリート】は、2日間とも午前11時からのパレードを皮切りに開催されます。阪急三宮駅北側から北野坂を上がって行くパレードについて歩くと、本部にたどり着く頃には汗だくになっていました。それでも、パレードの演奏を聴いていると、何だか楽しくてテンションが上がってきます。私の出番は12時からだったので、パレードと共にテンションを上げて最初のステージに挑みました。
 私の最初のステージは、大御所ジャズピアニスト秋満義孝さんと、「鈴懸の径」を作曲した鈴木章治さんの甥御さんであるクラリネット鈴木直樹さんとのカルテットでの共演でした。予想通り、お店は演奏が始まる前から立見が出るほどの超満員。秋満さんの人気は絶大です!秋満さんと鈴木直樹さんのコンビと言えば、やはり『鈴懸の径』。さすが本家本元の演奏を聴かせて頂き、お客さんも満足そうでした。3曲ほどの演奏の後、私の出番で、秋満さんが私をご紹介して下さった時、「我々は、さっき初めてメンバーと顔合わせして、リハもなく、簡単な打ち合わせだけで演奏しますので、上手く行かないこともあるかもしれないけれど、そこんとこは、宜しくお願いします」というお言葉で、会場の皆さんも笑顔になり、私も緊張がほぐれました〜(笑)
レッドビーンズ with TonTon   -バプテスト教会にて-
バプテスト教会では、ニューオリンズレッドビーンズとの共演でした。先の秋満さんと同じく、レッドビーンズのメンバーとも、リハもなく、ちょっとした打ち合わせだけでしたが、ステージ上での目配せと空気を読みながらの演奏と歌の共演は、何とも言えずスリルとサスペンスです(笑)これも、ジャズの醍醐味の一つです!
 教会の後は、私の出番も全て終わり、友人達と、別の会場で演奏している『モンデュー』を聞きに行きました。ジプシージャズを演奏するモンデューは、レベルの高い演奏を聴かせてくれる素晴らしいバンドです。特にアップテンポの曲は、リーダー伊藤さんのギターと、奈倉さんのバイオリンの掛け合いが迫力満点!会場からは唸り声と歓声が聞こえました。そしてまた、ベースの長谷川さんのトークが面白くて、この緊張感溢れる演奏とのギャップが、スッゴクいいんです!(笑) 私の友人達もモンデューの演奏に感激してましたよ〜!

2016年10月7日金曜日

秋のジャズイベントのご案内

イタリア軒の正面玄関向かいにあるLive Bar ‘Mush’
新潟には、リバーと同じく、長い歴史を持つ『ハーバーサイドジャズバンド』というアマチュアジャズバンドがあります。時々リバーのライブにもご出演して頂いていますが、中には80代の方もいらっしゃって、「もうやめる!今年で最後」とおっしゃりながらもずっと続いています(笑)いや、まだまだ80代!私達もとても元気を頂いてます!ちょうど大阪から戻った日にライブをされていたのでお邪魔したら、「トントン、1曲!」ということになり、〈Fly me to the moon〉を歌いました〜もうすっかり新潟は秋の気配です。そんな秋の夜にピッタリな曲でした🌙次回のライブは、12月1日(木)です。良かったらお気軽にお越し下さいね!私もまたお邪魔します(^.^)

☆ 10月8/9日(土/日)【 神戸ジャズストリート 】
《10/8(土)》
 ● 12時〜12時40分『Day By Day』 秋満義孝(p) 光岡尚紀(b) 藤田洋(ds) 鈴木直樹(cl) 森朋子(vo)
 ● 15時〜15時40分 『神戸バプテスト教会』 ニューオリンズレッドビーンズ + 森朋子(vo)
《10/9(日)》
 ● 12時〜12時40分 『北野工房のまち』 花岡詠二(cl) エンゲルベルト・ロウベル(cl,sax) 
                マロ・マズリエ(tp) 青木研(bj) 山本琢(p) 井桁賢一(tuba) 
                ブルックス・テグラー(ds) 森朋子(vo)
 ● 15時〜15時40分 『神戸バプテスト教会』 ニューオリンズレッドビーンズ + 森朋子(vo)

☆ 10月17日(月)【 ニューサン定期ライブ 】多田恵美子(p) 山本久生(b) 中嶋俊夫(ds)

☆ 10月30日(日)【 東大阪・鴻池 JAZZ STREET 2016 】
 メンバー: 多田恵美子(p) 山本久生(b) 中嶋俊夫(ds)
 ● 11時30分〜12時10分  鴻池新田会所
 ● 14時00分〜14時40分  カフェ チェルシー

☆ 11月12日/13日(土/日)【新宿トラッドジャズフェスティバル

☆ 11月21日(月)【 ニューサン定期ライブ 】多田恵美子(p) 山本久生(b) 中嶋俊夫(ds)

☆ 11月27日(日)12時半〜17時【New Orleans Jazz at Church / Autumn Concert】島ノ内教会

2016年9月30日金曜日

《神の手》Dr.福島孝徳&東京オールドボーイズ大阪ライブ

先生の手術を受けて、こんなに大きくなりました!
ニューサンで『神の手Dr.福島孝徳&東京オールドボーイズジャズバンド』のライブがありました。私は先生とは初対面だったのですが、第一印象はスラリと背が高く、ガッチリとした体系で、テレビで見るよりカッコいい〜先生でした!お客さんに終始ニコニコと笑顔で、お話や写真撮影、サインまで受けてらっしゃるお姿は、まるで芸能人みたい☆ お客さんの中には、先生に手術を受けた小学生の男の子も来てました。「この子はもっと小さい時に手術をしたんだけど、難しい手術でどうなるかわからなかった。でも今こうして元気に成長してくれてとても嬉しい!」と福島先生、男の子の頭を撫でて喜んでおられました。福島先生は「とにかく自分の手で一人でも多くの患者の命を救いたい!」と、その為に世界を飛び回っていらっしゃる、そんな心優しい先生です。
神の手Dr. 福島孝徳&東京オールドボーイズJB

 6時半からライブが始まり、1ステージは『東京オールドボーイズ』、2ステージは『ラスカルズ』、そして3ステージが『トントン On Stage』でした。先生から頂いた選曲《St. Louis Blues》《Route66》を歌った後、先生からのリクエスト、AKB の《365日紙飛行機》を歌いました。この日、メンバーの入りがギリギリで、リハも全く出来なかったので、口頭での打ち合わせのみでぶっつけ本番だったのですが、バッチリ上手く行きました!福島先生のドラムも「お忙しいのに、いつ、どこで練習されているのか?」と思うくらいお上手で、びっくりポンでしたよ〜!
福島先生の神の手! (*^^*)

 最後のジャムセッションでの福島先生のドラムソロは、彼の師匠と仰ぐラスカルズの木村さんそっくりな素晴らしいドラムを叩かれてました!今年12月23日(木)に、クリスマスライブを『浅草HUB』でされるそうですが、私も出演させて頂く事になりました。その時は私の大好きなクリスマスソングもお贈り出来たらいいな〜と思っています。そして近く、10月4日(火)夜7時から、大阪朝日放送、東京テレビ朝日の番組で、『林修先生の今でしょ!講座』の【奇跡の治療】に福島先生がご出演されます。74才というお年で、疲れ知らず、1分でも無駄にする時間も惜しんで患者さんの命を助けたいとおっしゃる、まさに神から使わされた福島先生を、是非ご覧になって頂きたいです!

福島先生のリクエスト《YMCA》で大盛り上がり!


2016年9月23日金曜日

第1回 お初天神音祭り2016

純ちゃん(bj)とマスター ー 商店街パレードにて ー
ニューサンは『お初天神商店街』の中にあるのですが、その『曽根崎お初天神通り商店街会』の主催で、【第1回 お初天神音祭り】が開催されました。お初天神境内に特設ステージを設けて、無料で1時から6時まで5つのバンドの生ライブを聴けるという、贅沢で楽しい企画です。ニューサンからは、ファンクバンド『 Heartful ★ Funks 』と、ニューオリンズジャズバンド『 Mahogany Hall Stompers 』が出場しました。でもちょうど台風が近づいており、野外コンサートなので、一時は中止か?なんて事にもなりそうだったのですが、強行で開催に踏み切ったら、午後には雨も止んで、無事進行されましたー!
Heartful ★ Funks 
商店街会の方々は、明るくて楽しい方ばかりで、晴れ男の集まりだったのかもね〜^^
 私は従妹の奈穂と、梅地下『マルシゲ』の店長かよちゃんを誘って、応援に行きました。音祭りは、11時半からマホガニーホールストンパーズの商店街パレードを皮切りに開催されました。 境内に入って行くと、商店街の美味しいお好み焼やさん『ゆかり』が、焼きそばやお好み焼の屋台を出していましたし、冷たいドリンクも用意され、更に地酒の試飲会なども行われていました。まさに商店街が協力し合っての手作り感がとてもアットホームで、大阪の人情溢れる下町ムードが良かった〜(*^o^*)
奈穂と富樫くん (vo)
お店のお客さんで野間本さんや中井さん、古島さんも来てらっしゃったし、店のバイトの美香ちゃんも娘のルカちゃんを連れて聞きに来ていました。司会は『FM COCOLO』の人気DJクリス。顔は外人なのに大阪弁で司会するところが面白い!演歌歌手の神野美伽さんも出演されてました。私のお目当ては『 Heartful ★ Funks 』。彼らのステージの前には、小さなお子さんから年配の方まで幅広いファンが来ていて、皆さん暑さも忘れて踊ってましたー!
 第1回目ですが、台風が近づいているわりには、思ったよりお客さんも来て下さってホッとしました。ニューサンでの打ち上げで、会長さんも「商店街活性化の為にも、今後も続けて行きましょう!」とご挨拶されていたので、次はもっと告知して、たくさんの方にお越し頂きたいと思っています。

2016年9月16日金曜日

9月/10月のイベント&ライブのご案内

9月上旬に、アフラックの副会長であるおじさんの軽井沢の別荘に行って来ました。ロッジ風の素敵な別荘で、ここにも熱海の別荘と同じく、『ネコとアヒル』の人形がたくさん置いてありましたー(笑)可愛い〜ッ♡
 アウトレットでは、盲目のピアニスト辻井伸行さんをお見かけしました。先日ニューサンでラスカルズとお店のネット番組を収録して下さったプロデューサーの堀内さんが、辻井さんの専属プロデューサーでもあり、お二人でお店に来て下さったこともあります。ちょうどこの時期に辻井さんは軽井沢でご自身のオリジナル曲の演奏会をされているそうです。毎年あっという間にチケット完売だそうです。
☆ 9月18日(日)【 お初天神音祭り2016
 今年初めて開催される大阪『露天神社(お初天神)』での音楽祭です。境内特設ステージには、ニューサンからは《 マホガニーホールストンパーズ 》と、私の大好きな《 Heartful Fanks 》が出場するので、当然私も見に行きます!入場無料なので、お気軽にお越し下さい!

☆ 9月19日(月)【 福島孝徳と東京オールドボーイズ 】
 世界的に有名な、‘GOD HAND’を持つ脳神経外科医の福島先生(ds)のニューサンでのライブです。先生が尊敬されているラスカルズの演奏もあります。世界を飛び回ってお忙しい福島先生のライブは2年振りです。是非この機会をお見逃しなく!

☆ 9月23日(金)【 ニューサン定期ライブ 】多田恵美子(p) 山本久生(b) 中嶋俊夫(ds)

☆ 10月8/9日(土/日)【 神戸ジャズストリート
 爽やかな秋の神戸をジャズと共に散策して下さい!
《10/8(土)》
 ● 12時〜 『Day By Day』 秋満義孝(p) 光岡尚紀(b) 藤田洋(ds) 鈴木直樹(cl) 森朋子(vo)
 ● 15時〜 『神戸バプテスト教会』 ニューオリンズレッドビーンズ + 森朋子(vo)
《10/9(日)》
 ● 12時〜 『北野工房のまち』 花岡詠二(cl) エンゲルベルト・ロウベル(cl,sax) 
                マロ・マズリエ(tp) 青木研(bj) 山本琢(p) 井桁賢一(tuba) 
                ブルックス・テグラー(ds) 森朋子(vo)
 ● 15時〜 『神戸バプテスト教会』 ニューオリンズレッドビーンズ + 森朋子(vo)

☆ 10月17日(月)【 ニューサン定期ライブ 】多田恵美子(p) 山本久生(b) 中嶋俊夫(ds)

☆ 10月30日(日)【 東大阪・鴻池 JAZZ STREET 2016

2016年9月9日金曜日

第110回AJO定期演奏会&角松敏生さん

 アロージャズオーケストラ110回目の定期演奏会に行って来ました。もちろん、ドラムの中嶋さんからのお声がけがあったのですが、それには理由がありました。私の大好きな角松敏生さんがゲストだったからです!ここ2年ほど、アローと角松さんが共演されていますが、角松さんのアーティストとしての素晴らしさに惹かれて、事務所の社長さんである西田さんが今回のゲストにお招きしたそうです。本当に角松さんは素晴らしい才能をもった凄いアーティストだと、誰もが認める存在であると私も思います。初めて会った誰もが、角松さんの魅力に引き寄せられていくのです。
『サンケイホールブリーゼ』であったコンサートは、1部はアロージャズオーケストラの演奏でした。最初の曲から《 Hallelujah Time 》というアップテンポの曲で引き込まれ、特に Asax & Tsax のソロの掛け合いは圧巻でした!「いつの間にアローにあんな若いイケメンが・・・」と、ちょっと別の意味でも惹き込まれました〜(笑)その後も次々と素晴らしい演奏を聞かせてくれ、メンバーのパフォーマンスも面白くて、さすがエンターテイナーだと感心させられました。あっという間に1部が終わり、「えっ、もう終わり?!」と感じさせるところが、さすがです!
 2部は何と最初から角松さんが出演されました。ゲストだから、「2部のうちの何曲かかな〜」と思っていたのですが、約1時間たっぷり角松さんが聞けて、お得感満載でした!今回は角松さんがゲストということもあり、角松さんもアローを立てて、リーダーの宗清さん(tb)に話しかけたりしながら進行されてました。その宗清さんのソロを聴かせる角松さんのオリジナル《 Can't You See 》では、都会的センス溢れるその曲と角松さんの艶のある声、そして宗清さんのトロンボーンソロが、私的にはたまらなくそそられましたー(((*♥0♥*)))  ただ、2部に角松さんが加わってから、譜面台の位置がずれ、1部で気になっていたイケメンボーイが、その譜面台に隠れて最後まで見えへんかったのは残念やった....(^^;;)
 来年の冬もまた大阪でアローと共演されるそうです。質の高い、素晴らしいバンドとアーティストの共演は、夢と憧れの世界へ導いてくれます。また来年絶対行きます!

2016年9月2日金曜日

【光明池たそがれコンサート】/『ラスカルズ』ネット番組の撮影

金田たつこさん(ukulele)、小林真人さん(b)と
今年の【光明池たそがれコンサート】は、昨年の蒸し暑さと違って、比較的涼しくホッとしました。メンバーは、いつものように多田恵美子さん(p)、中嶋俊夫さん(ds)、そして光明池だけはいつもベースに小林真人さんを東京からお招きしています。私達の演奏前に、去年まで結美ちゃんのボサノバライブがありましたが、つい最近結美ちゃんはママになったので、今年はバンジョープレイヤーの金田たつこさんが初登場。「たっちゃん」と呼ばれて親しまれている彼女は、ニューサンでも、クラリネットの吉川裕之さん率いる『Breeze of Dixieland』というバンドのバンジョーで、毎月第一水曜日に楽しいライブをしてくれています。今回このコンサートでは、ウクレレを奏でながら演奏と歌を聞かせてくれました。
たっちゃんと “On The Sunny Side Of The Street”
暑い夏の黄昏に、ウクレレ演奏と彼女の爽やかな歌声は、会場をとても和ませてくれました〜。たっちゃんの演奏の後、私達のジャズコンサートでしたが、客席にはニューサンの常連さんなど、見知ったお顔が結構いらっしゃり、とても嬉しかったです!《On The Sunnyside Of The Street》では、たっちゃんにも飛び入り参加して頂き、お客さんも一緒に歌って盛り上がりました!
 その夜ニューサンでは、ニューオリンズラスカルズの演奏にベースの小林真人さんがジョイントして、素晴らしい演奏を聞かせてくれました。力強いスラッピングをする彼が入ると、こんなにも変わるのかと思うくらい、この日の演奏は迫力があったと思います。
ラスカルズ+小林真人さん(b)
この日はジャズのネット番組の撮影もありました。結成55年を迎えたラスカルズが、ニューサンのオープンから46年間毎週土曜日ライブを続けて来た凄さや、ニューサンが46周年を迎えたことなど、ラスカルズのリーダー河合良一さんや、ニューサンのマスターのインタビューを交えながらの収録でした。私も《St. Louis Blues》を歌いましたー(^0^) ♪ また配信される頃に、番組のアドレスをお知らせ致しますので、是非見て下さいね〜!最近、SMAPが28年で解散してしまいましたが、グループで55年も続ける事がどれだけ大変な事か!ジャズへの熱意だけでなく、忍耐と妥協も当然あったと思います。それでもこうして55年間続けて来られた事に、私は尊敬と拍手喝采をお送りしたい気持ちです。これからもこの素晴らしいニューオリンズジャズをずっと演奏し続けて欲しいと心から願っています。

2016年8月26日金曜日

移り行く時代と共に46年!

ニューサンの歴史を語るマスター
今年もニューサンは46年目の夏を迎える事が出来ました。ありがとうございました!これもニューサンを応援して下さるたくさんのお客様と、素晴らしいライブを繰り広げてくれるミュージシャン達、そしてお店の為に一生懸命働いてくれるスタッフのお陰です。本当に感謝しています!お店は5時半からオープンなのですが、この日は5時過ぎからお客さんがもうお越しになり、ライブが始まる前には満席になりましたー。福引きも「当たったー!」というお客さんに、ママが「はずれはないの!」、「あ、これカスかー?」と聞くお客さんに「カスはないの!」とか言い合いながら、ママと受付で福引き遊びを楽しんで入って来られました(笑)司会進行はおなじみクリス。
弾き語りもやりました💦
最初のステージは、ラスカルズから大御所トロンボーンプレイヤー福田恒民さんとバンジョー川合純一さんにご参加頂き、ニューオリンズジャズバンドの演奏でした。私がピアノを弾き、マスターも《 Too Young 》を歌いました♪ そしたらお客さんが、「《 Too Old 》やろ〜」やて!(笑)「ウマい、さすが大阪人!」めちゃウケた (((>0<)))
 マスターの挨拶では、「しょうもない福引きですが、楽しんで頂けましたでしょうかー(笑)毎年周年祭に来てくれはる人のボトルは、前もって用意してありますが、今年は2人来られませんでした。病気か、もしや亡くなりはったんやろか〜とか心配してしまう.....もうそんな年ですが、我々はまだまだ元気に頑張って行きましょう!」という言葉に皆さん拍手で応えて下さいました。
46周年祭 ニューオリンズジャムセッション
 2ステージ目は、最近ニューサンでは、“韻シスト”などで活躍してくれているピアニスト足立知謙くんと、フラット5のコルネット中山聖さんに初参加して頂き、カルテットに飛び入りボーカルでお楽しみ頂きました。ラスカルズの木村陽一さんや、毎月第3火曜日にライブ出演してくれている三田裕子ちゃん、お祝いに駆けつけてくれてありがとう!
 最後のステージは、ミッチ(tp)&ミチヤス(ds)コンビ中心のニューオリンズジャムセッション。ニューオリンズ在住のピアニスト辻井くんも参加して《You Are My Sunshine》は、お客さんと全員で大合唱。さすが盛り上げ上手なミッチでしたー!
 ラスカルズが中心だったニューサンも、最近はミッチやミチヤスだけでなく、平祐くん(cl)や秋定くん(tb)など、若手のミュージシャン達も活躍してくれて、時代の移り変わりを感じます。これからも変わりゆく時代と共に、マスターを中心に頑張って行きますので、どうぞよろしくお願い致します!

2016年8月18日木曜日

佐渡へ来いっちゃ!

新潟ジャズストリートが終わると、お盆まで新潟でのんびり過ごします。今年は佐渡に行って来ました。最近は、佐渡汽船のカーフェリーも新しい船があり、船内はとても綺麗で快適な船旅を楽しめます。
デッキで海を眺めていると、人慣れしたカモメが近くまで寄ってきます。目的は『かっぱえびせん』ですが.....(笑)佐渡は新潟と違って温暖で、冬は新潟ほど雪も降らないし、自給自足をして生活もできるそうです。ご存知、朱鷺の生息地として有名ですが、他に観光としては佐渡金山や・・・海岸では、たらい舟やグラスボートなどで楽しめるし、お寺もたくさんあります。 新潟同様あまり有名な観光地はありませんが 、本当にのどかで『ザ・田舎!』という感じ。ボーッとするには最高ですよ!
残暑お見舞い申し上げます!
夜は、ホテルの露天風呂から満天の星を眺める事が出来ました。都会と違って真っ暗なので、目の前に広がる日本海の天上には、まるでプラネタリュウムのように星が輝き、もう大感激!「あれは北斗七星で、あれが北極星で、あっちがカシオペア座で・・・」と、大切な人を想いながら♡ロマンティックな星の世界に浸っていました〜☆
 佐渡の海岸沿いをドライブしていると、目の前に広がる田園の向こうに雄大な日本海がずーっと続きます。ただ海が見えるだけじゃなくて、その田園の緑と真っ青な夏の海のコントラストが美しく、これが素敵でホント夏の絵はがきにピッタリな感じなのです。すると突然ひまわり畑が目の前に現れました。大きなひまわりが1本でも素敵だけど、これだけ沢山のひまわりが風に吹かれてそよそよとうごめいている姿も、めっちゃカワイイ!思わず、車を止めてひまわりさん達との記念写真をパチリ!田園風景と青い空と海に黄色いひまわり、これで私の暑中はがきは完璧になりましたー!((*^o^*))//
 実は、佐渡に行った目的はもう一つあります。来年の夏に、佐渡でジャズパーティーが出来たらいいなと思っています。もし実現出来たら、新潟や大阪、東京のお客さんも、また皆で行けたら楽しいだろうな〜。。。

2016年8月11日木曜日

アトムちゃんは、空をこえて星のかなたへ・・・

 出会いの数だけ別れがあるというけれど.....今年の夏は、続けさまにお別れがありました。ラスカルズの志賀さんに引き続き、今度は、ニューサンオープン当時からの常連さんで、とても仲良くお付き合いさせて頂いていた、アトムちゃんがお亡くなりになったと連絡がありました。訃報が続いたので、ちょっとショックでしたが、思い出すのは楽しい出来事ばかりです。
左から)りょうこちゃん、アトムちゃん、まゆちゃん、ママ
アトムちゃんは、まさにニューサンの長い歴史と共に歩んで来られた、ご縁の深いお客さんで、皆にとても愛されていました。写真を見て頂いたら一目瞭然、『鉄腕アトム』のお茶の水博士に似てるでしょう!おまけに、髪型というか頭が鉄腕アトムに似てることから、『アトムちゃん』というニックネームでたくさんの人から親しまれていました。私も実はアトムちゃんの本名知りません(笑)アトムちゃんなんて気軽に呼んでましたが、彼は名古屋学院大学経済学部の教授でした。この見栄えだけに(失礼!)、大学でも名物教授だったそうですよ。平日は名古屋で過ごし、週末は新幹線で大阪に戻って来て、毎週土曜日のラスカルズのライブには欠かさず来てくれてました。アトムちゃんは、ニューサンのスタッフやお客さんからも大人気で、大好きなお酒を飲んでいる時は、終始ニコニコ、女の子やママに「飲むかー?」といつもご馳走してくれるので、アトムちゃんの周りはモテモテのハーレム状態でした〜。ラスカルズのライブが終わってから、アトムちゃんとマスター、ママ、女の子やラスカルズのメンバーと皆で一緒におうどんを食べに行ったりもしたなー。懐かしい想い出です。私の歌もずっと応援してくれていて、毎月第3月曜の私のライブの日は(休講にして?)欠かさず来てくれてましたし、病気になってから車椅子になっても、体調のいい時は、タクシーで聞きに来てくれたりもしました。そしていつも、「トントンは絶対大物になる!」と言ってくれてたよね〜(^^;;) ニューサントリー5を心から愛してくれたアトムちゃん、来週のお盆の15日にやる私のライブには、仲の良かった大ママと、星のかなたから絶対聞きに来てちょうだいねー!

2016年8月4日木曜日

8月/9月のライブ&ニューサン46周年祭のお知らせ

★ 8月15日(月)《 TonTon  定期ライブ 》 ニューサントリー5
   19:30〜22:30 (3ステージ) 多田恵美子(p) 山本久生(b) 中嶋俊夫(ds)
ニューサントリー5 44周年祭

★ 8月25日(木)《 NS5 46周年記念ライブ 》 
           ニューサントリー5
  I  19:30〜20:10 NS5 ニューオリンズジャズバンド
  メンバー: 福田恒民(tb) 風間晶世(cl) 池本徳和(tp) 
    川合純一(bj) 北市勝彦(b) 梁瀬文弘(ds) TonTon(vo&p)
    II  20:30〜21:10 スイングジャズ&ボーカル
  メンバー: 足立知謙(p) 樋口俊哉(b) 永田道康(ds)
    中山聖(cr) TonTon(vo) & ボーカル飛び入り歓迎!
    Ⅲ    21:30〜22:30 ニューオリンズジャムセッション
  メンバー: Mitch(tp) 永田充康(ds) 川合純一(bj) 
           加藤平祐(cl) 田村浩一(tp) 秋定暢(tb) 
        松本竜成(p) 村橋健(b)
 更に、ご来店のミュージシャンも参加して下さいね〜
 恒例の福引遊び(先着70名様)、及びボトル46%off
 セールなども、お楽しみ下さい!

★ 8月27日(土)《光明池まつりたそがれコンサート》
   16:00〜17:15 場所:大阪府堺市光明池駅前広場      
      多田恵美子(p) 小林真人(b) 中嶋俊夫(ds) 森朋子(vo)

福島孝徳(ds)と東京オールドボーイズ
★ 9月19日(月)  
 《 福島孝徳と東京オールドボーイズ 》
          ニューサントリー5
  1)18:30〜19:10 II )19:25〜20:05 
  Ⅲ)20:20〜21:00 Ⅳ) 21:15〜22:00
 “神の手を持つ脳神経外科医” 福島孝徳先生のライブです。福島先生はニューオリンズドラムを叩かれます。私も初共演させて頂きますし、福島先生のリクエストで、あの「びっくりポン」の連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌、AKBの『365日紙飛行機』も歌いまーす (*^0^*;;)♪

★ 9月23日(金)《 TonTon  定期ライブ 》 ニューサントリー5
   19:30〜22:30(3ステージ) 多田恵美子(p) 山本久生(b) 中嶋俊夫(ds)

2016年7月28日木曜日

夏の新潟ジャズストリート2016

 新潟ジャズストリートは、初めてジャズを聞きに来られる方も多いので、よりわかりやすく、来て下さった皆さんに、めーっちゃ楽しんで頂きたいといつも思っています。
ぽるとカーブドッチ
リバーサイドジャズバンドのメンバーは、私が決める選曲をいつも快く受け入れてくれます。歌伴は難しいので、その為に努力もしてくれているのですが、特にボーカルとピアノは密接(?)な関係なので、遠藤くんには感謝です。私が歌いたい曲を早めにお知らせすれば、ちゃんと準備してきてくれます。そういえばお客さんに、私が演奏中のメンバー紹介で、遠藤くんばかり紹介するから、「ピアノの遠藤純さんの名前だけ覚えました〜」と言われてしまいましたー(^^;;) 歌伴の時は、たまたまピアノフィーチャーすることが多いからなんですが、遠藤くんは嬉しそうでした!
 どんなに時代が変わっても男と女が恋することは変わらない《As Time Goes By》やディズニーのピノキオから《星に願いを》、口では「ダメよ」と言いながら、目では「ええよ〜」と訴えている《There's Yes, Yes, In Your Eyes》、どうしようもない男を好きになって、都合のいい女にされても、それでも惚れている哀しい愛のブルース《Fine & Mellow》などなど、楽しくお喋りも絡めてお送りさせて頂きました。それにしても、私が「次の曲は、直訳するとかなりヤ〜ラシ〜内容のブルースで・・・」と話し出すと、会場がシーンとするのには笑ってしまいました!ジョイアでは突然照明も暗くなるしー(爆笑)。皆さん真面目な顔して、意外と?やっぱり?×××なんだ〜(*^.^*) そして今回はバンジョーの田中くんも初めて歌ってくれました!彼の歌もとっても良かったので、レパートリーも沢山あるみたいだし、これからも歌って頂きますよ〜
 日曜日には、テニスのお友達が娘さんと聞きに来てくれたり、私の大切な歯の先生、安島先生も来て下さいましたー(^o^)♪ それから私の担当の美容師さん、平方さんがイケメンのご主人と初めて来てくれました。ジャズストリート前日に、美容院で髪にメッシュを入れてくれたのですが、誰か気づいてくれたかな?6(^^;) 他にも、「2回目です」「3回目です」と、声をかけて下さるお客さんがどんどん増えてきて、とても嬉しいです!これからも、お客様のご期待に沿えるよう頑張りまーす!
左から)山田洋一(tb) 遠藤純(p) 田中丈二(bj) TonTon(vo) 木下敏一(cor) 風間晶世(cl) 伊藤譲一(b) 宮尾益尚(ds)

2016年7月21日木曜日

ニューオリンズラスカルズの志賀奎太郎さん(tp)、天国へ・・・

 新潟ジャズストリート前夜に、ニューオリンズラスカルズのトランぺッター、志賀奎太郎さんが亡くなられたと母から訃報の知らせがありました。約6年前に胃癌で全摘手術を受けられ、その後少しずつお元気になり、ラスカルズの50周年祭やニューサンにも時々演奏に来られていたのですが、今度は階段から落ちて骨折し、その後は寝たきりになって、あまり良くない状態だと聞いていました。でも私の中では、奇跡の復活をして欲しいという想いはずっとありました。。。
ニューサン40周年祭に志賀さんと
 ラスカルズとは、1970年のニューサンオープン時からのおつきあいで、暑い夏がやってくると、1975年頃から1990年頃まで、毎年夏休みに、関西地方のあちこちのリゾート施設へ、ラスカルズの演奏合宿に行った事を今でも思い出します。メンバーの家族や私達ニューサンスタッフなど大勢で宿泊し、昼間はプールで泳いだり、テニスやゴルフをしたり、夜はレストランでラスカルズの演奏を聞きながら食事をし、部屋に戻ったら皆でトランプをしたりと、そんな優雅で楽しい時間を過ごしました。だからラスカルズのメンバーは、私にとって親戚のおじさんくらい近い存在で、一人でも欠けるなんて、いつかこんな日が来るとわかっていてもショックなことでした。。。
熊本から来てくれた豊田さんとお友達 ジョイアにて

 志賀さんは、よく私の歌も褒めて下さいましたが、そんな私に出来る事は・・・・・次の日から始まる新潟ジャズストリートで、志賀さんに伝授してもらった歌を歌って、密かにご冥福をお祈りしようと思いました。土曜日の会場は『コーヒーショップ器』と『ジョイア・ミーア』でしたが、今年もたくさんのお客さんがリバーサイドジャズバンドの演奏を楽しみに来て下さいました。今年3月に熊本転勤になった私のテニスの友人も、ジャズストリートに合わせて、新潟のお友達と聞きに来てくれました〜(^o^)/   志賀さんへの追悼は、もちろん《 In The Garden(天国へ)》と《 Chichen Ain't Nothing But A Bird 》。“Chichen”は、ラスカルズで志賀さんが時々歌っていたのですが、歌詞の内容もリズムもすごく面白いので私も歌いたくて、志賀さんにお願いして歌詞を書いて頂いた唯一の曲です。この曲を歌う度に志賀さんを思い出します。
 ニューオリンズラスカルズの素晴らしいトランペッターであり歌手であった志賀さん。これからは、志賀さんが歌っていたたくさんの賛美歌やゴスペル、トラディショナルソングを、私が引き継ぎます!

2016年7月14日木曜日

古川奈都子(p&vo) ニューオリンズスペシャルライブ

ニューサンの《 Sunday Afternoon Jazz Live 》に、ニューオリンズジャズピアニストでボーカルの古川奈都子さん初登場!ご予約だけで超満員の、大人気ライブでした〜🎵
彼女は東京で活躍されていて、私も《 新宿トラッドジャズフェス 》や《 春のジャズ祭り 》などで何度もお会いしているのですが、今回ニューサンで初めてじっくり彼女のライブを聞かせて頂きました。なっちゃんというニックネームで親しまれている彼女は、リバーサイドJBのメンバーの遠藤くんや伊藤くん、田中くんの大先輩で、早稲田ニューオリンズジャズクラブのOGです。大阪ツアーには、ご主人の海付豊さん(sax,cl)と二人で来られ、ニューサンライブでは、関西で活躍している中村好江(tp)、時安吉宏(b)、永田充康(ds)という最強のメンバーとユニットを組み、ニューオリンズの風を吹き込んでくれました。
左から)ミチヤス、トッキー、海付さん、なっちゃん、好江ちゃん

 私の大好きな曲『Basin Street Blues』から始まり、2曲目はいきなり、『Bourbon Street Parade』で店内大盛り上がり!彼女は弾き語りをするのですが、すらりとスリムな体型からは考えられないような太くて力のある、ソウルフルな歌声には圧倒されました〜。演奏だけでなく、曲紹介も兼ねた滑舌のいいお喋りは、ニューオリンズの美しい風景を想像させるような上手な語りで、選曲やそのメリハリの良さは、オープニングからお客さんのハートをガッチリと掴んでしまいました。彼女の演奏と歌を盛り上げるメンバーも最高!ご主人の海付さんとはさすが息もピッタリ。彼女の歌や演奏を、トランペットの好江ちゃんと共に、素敵に盛り上げてくれました。
写真をクリックすると拡大されます
トランペットの好江ちゃんは、毎年ニューオリンズの《フレンチクオータージャズフェスティバル》に出場しているだけあって、「可愛い女の子がこんな凄い演奏するの?!」と思うほどの、ど迫力の演奏でした!ベースのトッキーとドラムの永田くんは、ミッチのバンドでもお馴染みですが、「日本でこんなニューオリンズドラムを叩けるのは、永田くんしかいない!」となっちゃんの太鼓判通り、彼のノリのいいリズムは、期待通り更にショーアップしてくれました。お客さんも一緒に歌って踊って乗せちゃって、こんな楽しいライブをしてしまう彼女は、まさにエンターテイナーであり、まるで『ここはニューオリンズ?』という2時間のライブはあっという間でした。