2015年2月28日土曜日

結美ちゃんのボサノバ初ライブ

 お店には阪急電車で通勤してますが、先日何とこの私に!電車で席を譲ってくれた人がいました。
店が終わり、マスターより先に店を出て電車に乗って座って待っていた私は、後から遅れて来たマスターに、もう既に満員だったので席を譲ってあげました。そしたら向かいに座っていた若者が、私の肩をポンポンと叩いて「どうぞ」と席を譲ってくれるではありませんか!でも、そう疲れていなかった私は「ありがとうございます。でも大丈夫です」と言いました。そしたら彼は遠慮がちに「でも、多分僕の方が若いと思うので」と(@_@;) そこで私も素直に座ればいいものを「あのね、私も意外と若いんですけど!」と、意外と若くないくせに意地を張ったら、自分で可笑しくなってきて笑ってしまいました。その若者、「じゃあ僕たち細いから、二人で一緒に座りましょう」という事で、ちょっと広めのスペースだった席に一緒に座りました(笑)この歳で席を譲られるのは、正直複雑な心境です (^^;;) でも 優しい若者もいるんだなぁ〜って、仕事帰りの嬉しい出来事でした。^^

 2月の寒い時期に、ニューサンではホットなボサノバのライブがありました。去年の夏『光明池たそがれコンサート』で知り合った結美ちゃんが、ニューサンに初登場。長身でスラッとしたキュートな彼女が、ギターを弾きながら、ポルトガル語の聞き心地のいい声音で「サバサバサ、サバサバ.......」と歌いだしたら、お客さんは釘付けになりました。他メンバーに山本 Kiryu 周典さん (sax&flute) と長江敏郎さん (b) を迎え、更にいい雰囲気。有名なボサノバの曲は知ってても、ほとんどが知らない曲ばかりですが、彼女も歌う曲毎にその曲の説明をしてくれて、とてもわかりやすく聞けたし、裕次郎の『夜霧よ今夜も有難う』などの懐メロなんかも歌ってくれました。彼女はブラジルにもよく行ってるので、旅先での出来事なども交えてすっかり彼女の世界に引き込まれました。ボサノバは、歌詞はとても悲しいのに、曲想はとても明るい曲が多く、“泣きながら笑う”みたいなところがブラジル人らしくて、そこに彼女は惹かれるそうです。
山本 Kiryu 周典さん(sax&flute)&結美ちゃん(g&vo)
ニューオリンズジャズも、歌詞の内容は悲しいのに演奏は明るいというのが結構あるので、ちょっと似てるな〜なんて思いながら聞いていました。日本の演歌と比べると、ブラジル人は根明かで前向き、国民性の違いを感じます。
 次回の結美ちゃんのライブは、5月22日(金)に、私とジョイントライブをする事になりました!私は、店の44周年祭に来て下さったギターの畑ひろしさんとトリオで歌います。畑さんはプロのギターリストで、結美ちゃんにとっても大先輩、初めてお会い出来るのが楽しみだと言ってました。結美ちゃんのボサノバライブと畑さんと私のジャズライブ、『一晩で2度楽しい』このジョイントライブに是非お越し下さい (^o^)♪

2015年2月21日土曜日

バーテンダー大西君の旅立ちとニューサンのニューフェイス

 ニューサンで5年間働いてくれたバーテンダーの大西君が、今月14日で退職しました。
 彼は大阪北新地で自身のお店を出します。
左から:マスター、古島さん、大西くん
大西君は、本当にお店の為によく働いてくれました。責任感も強くて、お店の事何でも率先して協力してくれました。マスターが体調不良で店をお休みして、私も新潟にいる時でも、ちゃんと責任を持って店の仕事をしてくれたし、本当に頼りになる存在でした。入社した時、「僕ずっとこの店にいますから」と言ってたのに、辞めちゃうのはすごく残念だけど、やっぱりバーテンさんは自分のお店を持ちたいよね〜。大西君は、努力家で頑張りやさんだから、きっと上手く行くと思います。応援してるから頑張ってね!
 彼のお店は、梅新の交差点から、御堂筋を南へ向かって行く右手辺りの北新地にあります。かっこいい名刺もらったけど、この地図、カッコ良すぎてわかりにくいぞ・・・・・(^^;;)お店の名前は BAR【LRLL】。
彼はドラムをやるんだけど、ドラムの専門用語だとか言ってました。まだホームページはないので、リンクは出来ないけど、住所は大阪市北区曽根崎新地1-7-3 北新地プラザビル5F新B(一番奥)
TEL:06-6450-0024です。3月3日オープンですので、最初はお電話してから行ってあげて下さいね!

 そして大西くんと代わって、ニューサンに新しく来て頂くバーテンダーは村田さんとおっしゃいます。今までのバーテンは、若くて未経験の人が多かったのですが、村田さんはサントリーのダイナックに20年以上飲食関係で務められ、サントリーの経営する店舗の責任者や店長、企画運営などにも携わり、バーテンダー協会にも入会されていて、どんなカクテルでもササッと作ってくれる、まさにプロのバーテンさんです。私もまだしばらくは新潟を行ったり来たりだし、マスターも老体に鞭打って働いてるし(笑)で、心強いバーテンさんが入って来てくれて、これから一緒に働いて頂くのが楽しみです。
早速ママが村田さんにカクテルを作ってもらって飲んでるけど、すごく美味しい〜♥って言ってました。
是非、ニューサンの新しいバーテンさんの美味しいカクテルを飲みにいらして下さいね!

2015年2月14日土曜日

私の『サザエさん』みたいな友人

今週の寒波はえらい寒かった!テニスをしているのに、全然暖かくならないし、ずっと「寒い寒い」って言ってました。「新潟に生まれた時から住んでる人と、よそから来た人の違いだね〜」なんて言われちゃったけど﹅﹅
でも、この寒さのせいでか?ひと月前の新潟ジャズストリートの時に頂いたバラの花が、まだ綺麗に咲いてます。ずっと玄関に飾ってるんだけど、多分これは冷凍保存状態なんだね(笑)だから、新潟の人は美人が多いんだ〜
この寒さで冷凍保存されるから?!
 関西に行くと、地元の友人とよくランチに出かけたりもします。今回も早速オシャレな神戸でランチしてきました。私のOL時代からの友人で、うん十年の付き合いになるのですが、いつもガールズトークに花が咲き、お化粧が全部はげ落ちるほど笑います (^^;) まるでサザエさんの様に、明るく楽しい友人で、私一人で聞くには勿体ないくらい面白い話なので、ちょっとだけそのエピソードを紹介しちゃいます。ちなみに、ちゃんと許可を頂いて書いてますから(笑)
神戸のお洒落なホテル

 「食神が付いている!」と、目下四柱推命を勉強中の友人に言われるくらい、食べることが大好きで、とてもふくよかなちーこさんが、お友達数人で温泉旅行に出かけました。そして旅館に用意された可愛い柄の浴衣をそれぞれ選んで着て、皆で記念写真を撮りました。後日出来上がって来た写真を、嬉しそうにちーこさんは彼女の息子のヨッシー君に見せたところ、しばらくじーっと写真を見ていた息子は「お母さん、これ何部屋?(どこの相撲部屋?)」(爆笑)
 その2。ちーこさんが、お風呂に入って出て来たところを、ちょうどその息子がうっかり浴室のドアを開けてしまった。お母さんの裸を目の当たりにした息子は、ちーこさんが「キャー」とタオルで身体を隠す前に、息子が「ギャー!」と叫んで走り去ったと。ちーこさん「こらー!何でお前が先に叫ぶんじゃ〜〜〜!」(爆笑)
 いつも明るく楽しいちーこさん家族で、私はたくさん元気をもらいますが、彼女の名誉の為に、このくらいで止めておきます(笑)彼女に言わせたら、私の天然ぶりも只者ではないらしいけど、一応私はジャズ歌手だしイメージもあるので、私の事は棚に上げます。悪しからず・・・・・・

2015年2月7日土曜日

川崎めぐみ幼稚園ジャズコンサート

 毎年2回夏と冬に、神奈川県にある川崎めぐみ幼稚園でジャズコンサートが行われます。とても大きく伝統ある幼稚園で、よくドラマの撮影でも使われるらしいです。園長先生とベースの白須孝尚さんがお知り合いで、このコンサートを企画され、もう20年以上続けられていたわけですが、私は白須さんと新宿ジャズで共演した時に声をかけて頂き、ここ5年ほどボーカルとしてずっと呼んでもらってます。
メンバーは、東京の一流プロミュージシャン。ピアノは大橋高志さん、関西出身のサクッとした性格で、演奏の素晴らしさはもちろんのこと、歌伴に関しても天下一品で、私の大好きなピアニストです。ベースは、白須孝尚さん、肺気腫という大変なご病気をされましたが、病気に負けずまだまだ現役ベーシストです。
ドラムは、以前よくご一緒させて頂いた深澤芳美とキャロライナシャウトのドラムで日高弘さん、ビブラフォンは花岡詠二(cl)さんのバンドで最近活躍中のイケメン若手ホープ、武田将さんです。トランペットは下間哲さん、以前ニューサンで演奏して頂いた時、店の女の子が「トランペットってうるさい楽器じゃないんですね!」とペットがどんなにソフトな楽器かわからせてくれる貴重な存在です。クラリネットは、後藤雅広さん、デキシーからスイングまで何でもそつなくこなし、常に完璧な演奏に、優しくてソフトな人柄が表れています。
お客さんは、ご近所の方から東京都内まで、ジャズファンがたくさんお越しになります。本当にジャズが好きでお集りになる方ばかりなので、3ステージずっと楽しそうにまた嬉しそうにうなずきながら聴いて下さいます。私個人的には、トランペットの下間さんと共演させて頂いた『Stars Fell On Alabama』、これが最高に気持ち良かった!『Star Dust』や『Moonlight Serenade』など星にちなんだ歌詞を多く書いているミッチェル・パリッシュが、実際にアラバマに流星群が現れた後にこの歌詞を書いたと言われている、とてもロマンティックで美しいバラードです。サッチモとエラがデュエットしているCDを聴いて、私も是非今回、下間さんとやらせて頂こうとこの曲を選曲して来たわけですが、あまりの心地よい演奏に私もすっかりエラになった気分で歌わせて頂きました (^0^)〜♬