2016年7月28日木曜日

夏の新潟ジャズストリート2016

 新潟ジャズストリートは、初めてジャズを聞きに来られる方も多いので、よりわかりやすく、来て下さった皆さんに、めーっちゃ楽しんで頂きたいといつも思っています。
ぽるとカーブドッチ
リバーサイドジャズバンドのメンバーは、私が決める選曲をいつも快く受け入れてくれます。歌伴は難しいので、その為に努力もしてくれているのですが、特にボーカルとピアノは密接(?)な関係なので、遠藤くんには感謝です。私が歌いたい曲を早めにお知らせすれば、ちゃんと準備してきてくれます。そういえばお客さんに、私が演奏中のメンバー紹介で、遠藤くんばかり紹介するから、「ピアノの遠藤純さんの名前だけ覚えました〜」と言われてしまいましたー(^^;;) 歌伴の時は、たまたまピアノフィーチャーすることが多いからなんですが、遠藤くんは嬉しそうでした!
 どんなに時代が変わっても男と女が恋することは変わらない《As Time Goes By》やディズニーのピノキオから《星に願いを》、口では「ダメよ」と言いながら、目では「ええよ〜」と訴えている《There's Yes, Yes, In Your Eyes》、どうしようもない男を好きになって、都合のいい女にされても、それでも惚れている哀しい愛のブルース《Fine & Mellow》などなど、楽しくお喋りも絡めてお送りさせて頂きました。それにしても、私が「次の曲は、直訳するとかなりヤ〜ラシ〜内容のブルースで・・・」と話し出すと、会場がシーンとするのには笑ってしまいました!ジョイアでは突然照明も暗くなるしー(爆笑)。皆さん真面目な顔して、意外と?やっぱり?×××なんだ〜(*^.^*) そして今回はバンジョーの田中くんも初めて歌ってくれました!彼の歌もとっても良かったので、レパートリーも沢山あるみたいだし、これからも歌って頂きますよ〜
 日曜日には、テニスのお友達が娘さんと聞きに来てくれたり、私の大切な歯の先生、安島先生も来て下さいましたー(^o^)♪ それから私の担当の美容師さん、平方さんがイケメンのご主人と初めて来てくれました。ジャズストリート前日に、美容院で髪にメッシュを入れてくれたのですが、誰か気づいてくれたかな?6(^^;) 他にも、「2回目です」「3回目です」と、声をかけて下さるお客さんがどんどん増えてきて、とても嬉しいです!これからも、お客様のご期待に沿えるよう頑張りまーす!
左から)山田洋一(tb) 遠藤純(p) 田中丈二(bj) TonTon(vo) 木下敏一(cor) 風間晶世(cl) 伊藤譲一(b) 宮尾益尚(ds)

2016年7月21日木曜日

ニューオリンズラスカルズの志賀奎太郎さん(tp)、天国へ・・・

 新潟ジャズストリート前夜に、ニューオリンズラスカルズのトランぺッター、志賀奎太郎さんが亡くなられたと母から訃報の知らせがありました。約6年前に胃癌で全摘手術を受けられ、その後少しずつお元気になり、ラスカルズの50周年祭やニューサンにも時々演奏に来られていたのですが、今度は階段から落ちて骨折し、その後は寝たきりになって、あまり良くない状態だと聞いていました。でも私の中では、奇跡の復活をして欲しいという想いはずっとありました。。。
ニューサン40周年祭に志賀さんと
 ラスカルズとは、1970年のニューサンオープン時からのおつきあいで、暑い夏がやってくると、1975年頃から1990年頃まで、毎年夏休みに、関西地方のあちこちのリゾート施設へ、ラスカルズの演奏合宿に行った事を今でも思い出します。メンバーの家族や私達ニューサンスタッフなど大勢で宿泊し、昼間はプールで泳いだり、テニスやゴルフをしたり、夜はレストランでラスカルズの演奏を聞きながら食事をし、部屋に戻ったら皆でトランプをしたりと、そんな優雅で楽しい時間を過ごしました。だからラスカルズのメンバーは、私にとって親戚のおじさんくらい近い存在で、一人でも欠けるなんて、いつかこんな日が来るとわかっていてもショックなことでした。。。
熊本から来てくれた豊田さんとお友達 ジョイアにて

 志賀さんは、よく私の歌も褒めて下さいましたが、そんな私に出来る事は・・・・・次の日から始まる新潟ジャズストリートで、志賀さんに伝授してもらった歌を歌って、密かにご冥福をお祈りしようと思いました。土曜日の会場は『コーヒーショップ器』と『ジョイア・ミーア』でしたが、今年もたくさんのお客さんがリバーサイドジャズバンドの演奏を楽しみに来て下さいました。今年3月に熊本転勤になった私のテニスの友人も、ジャズストリートに合わせて、新潟のお友達と聞きに来てくれました〜(^o^)/   志賀さんへの追悼は、もちろん《 In The Garden(天国へ)》と《 Chichen Ain't Nothing But A Bird 》。“Chichen”は、ラスカルズで志賀さんが時々歌っていたのですが、歌詞の内容もリズムもすごく面白いので私も歌いたくて、志賀さんにお願いして歌詞を書いて頂いた唯一の曲です。この曲を歌う度に志賀さんを思い出します。
 ニューオリンズラスカルズの素晴らしいトランペッターであり歌手であった志賀さん。これからは、志賀さんが歌っていたたくさんの賛美歌やゴスペル、トラディショナルソングを、私が引き継ぎます!

2016年7月14日木曜日

古川奈都子(p&vo) ニューオリンズスペシャルライブ

ニューサンの《 Sunday Afternoon Jazz Live 》に、ニューオリンズジャズピアニストでボーカルの古川奈都子さん初登場!ご予約だけで超満員の、大人気ライブでした〜🎵
彼女は東京で活躍されていて、私も《 新宿トラッドジャズフェス 》や《 春のジャズ祭り 》などで何度もお会いしているのですが、今回ニューサンで初めてじっくり彼女のライブを聞かせて頂きました。なっちゃんというニックネームで親しまれている彼女は、リバーサイドJBのメンバーの遠藤くんや伊藤くん、田中くんの大先輩で、早稲田ニューオリンズジャズクラブのOGです。大阪ツアーには、ご主人の海付豊さん(sax,cl)と二人で来られ、ニューサンライブでは、関西で活躍している中村好江(tp)、時安吉宏(b)、永田充康(ds)という最強のメンバーとユニットを組み、ニューオリンズの風を吹き込んでくれました。
左から)ミチヤス、トッキー、海付さん、なっちゃん、好江ちゃん

 私の大好きな曲『Basin Street Blues』から始まり、2曲目はいきなり、『Bourbon Street Parade』で店内大盛り上がり!彼女は弾き語りをするのですが、すらりとスリムな体型からは考えられないような太くて力のある、ソウルフルな歌声には圧倒されました〜。演奏だけでなく、曲紹介も兼ねた滑舌のいいお喋りは、ニューオリンズの美しい風景を想像させるような上手な語りで、選曲やそのメリハリの良さは、オープニングからお客さんのハートをガッチリと掴んでしまいました。彼女の演奏と歌を盛り上げるメンバーも最高!ご主人の海付さんとはさすが息もピッタリ。彼女の歌や演奏を、トランペットの好江ちゃんと共に、素敵に盛り上げてくれました。
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トランペットの好江ちゃんは、毎年ニューオリンズの《フレンチクオータージャズフェスティバル》に出場しているだけあって、「可愛い女の子がこんな凄い演奏するの?!」と思うほどの、ど迫力の演奏でした!ベースのトッキーとドラムの永田くんは、ミッチのバンドでもお馴染みですが、「日本でこんなニューオリンズドラムを叩けるのは、永田くんしかいない!」となっちゃんの太鼓判通り、彼のノリのいいリズムは、期待通り更にショーアップしてくれました。お客さんも一緒に歌って踊って乗せちゃって、こんな楽しいライブをしてしまう彼女は、まさにエンターテイナーであり、まるで『ここはニューオリンズ?』という2時間のライブはあっという間でした。

2016年7月7日木曜日

新潟大学病院の歯科医師『奥村先生』、ニューサンに初ご来店!

 私は新潟大学病院の歯科に、3ヶ月に一度検診でお世話になっています。以前、大学病院で歯の手術をした時に作って頂いた特殊な義歯やマウスピースの調整などの為ですが、その義歯を作って下さった奥村先生が、阪大で学会があり大阪に来られたので、後輩で東京医科歯科大卒の佐藤先生と一緒に、初めてニューサンにお越し下さいました。病院での雰囲気と違い、初めて先生と気軽にお喋り出来て、私もとても楽しかったです(^.^)  懇親会の後で来られたので、「先生、カツサンド食べれます?」とお尋ねしたけど、「食べれます!」とカツサンドは別腹のようで(笑)「美味し〜〜い!」と食べて下さいましたー。何と、翌朝10時から佐藤先生と学会での発表があったそうですが 、さすが余裕ですね〜。「カツサンド効果で、無事発表出来ました!」とは、嬉しいお言葉でした (^0~)/
左)佐藤先生 中央)奥村先生
以前にブログでご紹介させて頂きましたが、3年前、私は『下顎骨骨髄炎』という病気になり、左下の歯を5本とその歯茎を失いました。「歯と歯茎がそんなにたくさんなくなるとどんな顔になるんだろう?まして私は歌手なのに.....」と不安でたまらなかったのですが、執刀医であった安島先生が、「風間さんには、腕のいい再建の先生をちゃんと考えているよ!」と、安島先生の後輩で、歯科総合診療科にいらっしゃる奥村暢旦先生をご紹介して下さいました。歯形を取り、何度も何度も色と形の微調整を行い、丹念に作って下さった義歯は、私の歯や歯茎とその違いが全くわからないほどの素晴らしい出来で大満足でした!装着感も全く違和感がなく、今でもうっかり義歯を着けたまま歯磨きしそうになるくらい私の一部になっています。私は中学の時怪我をして前歯も差し歯だったのですが、あまりの奥村先生の腕の良さに感激して、前歯も作り直して頂きましたー! v(*^0^*)v
 今のところお口の中は順調ですが、これから先またどうなるかわかりません。でも、私が歌手である事も理解して下さっている安島先生や奥村先生がこれからも診て下さる事は、私にとって、もの凄い安心感です。正直今となっては、病気になったお陰で、この優秀で誠意ある先生方に出会えたご縁に、とても感謝しているくらいです!