2020年12月20日日曜日

細川 綾子さんの歌は、永遠です!

 私の大好きなジャズ歌手、細川 綾子さんがお亡くなりになりました。とても80歳を超えていたとは思えないほど美しく、お元気でいらっしゃったし、コロナが収束したら、またニューサンに出演して頂きたいと思っていたので、全く信じられませんでした。

妙高コンサート後、細川さんのお部屋で
細川さんとの出会いは、神戸ジャズストリートでした。父と一緒に細川さんの歌を初めて聞いた時、そののびやかで聴き心地の良い小節の効いた歌声、抜群のスイング感、選曲の好みが私と父を虜にしました。それ以来大ファンになった私は、機会があれば必ず細川さんのライブを聴きに行きました。私が新潟に住んでいた頃、2010年11月6日、細川さんがクラリネッティストの鈴木 直樹さんらと共に、新潟県妙高市にコンサートに来られたことがありました。その時も主人と観に行き、打ち上げも参加させて頂き、翌日、妙高高原赤倉観光ホテルまでドライブにご一緒したりして、とっても楽しい2日間を過ごしたのは大切な想い出です。神戸ジャズの縮小に伴い、細川さんが出場されなくなると聞いて、是非ニューサンでライブをして頂きたいとお願い致しました。それから細川さんが日本に来られる時のスケジュールに合わせて、2010年頃から2015年まで6回の出演をして下さいました。憧れの細川 綾子さんがニューサンに出演して下さることがどれだけ嬉しかったことか!

妙高高原赤倉観光ホテル前
ブログには、2013年10月から続いた秋と春の細川さんのライブのことを、2015年まで毎年書かせて頂いていますので、是非良かったら読んでみて下さい。細川さんのことを詳しく書いています。私も今読んでみると懐かしいです。最近の私のライブでは、細川さんの追悼として、彼女の大好きだった曲『These foolish things』を歌いました。「私この歌大好きなの〜」とおっしゃっていたのを想い出しながら.....。この曲は、ラスカルズのドラム木村さんが主催していた松下のイベントで、細川さんとトラペッターの故奥田章三さんが共演されて、とても素敵だったのが印象に残っています。そしてもう一曲は、『We'll meet again』。神戸ジャズストリートのテーマソングともなっており、秋満義孝さんのピアノと共にお客さんも全員でこの歌を合唱していました。「またいつ?どこで?お会いできるかわからないけれど、いつか晴れわたる日に必ずお会いしましょう」と 綾子さんがおっしゃられていました。もうあなたとはお会いできないけれど、あなたの笑顔と歌声は一生忘れません!細川 綾子さんのご冥福をお祈り致します。合掌。

2020年12月7日月曜日

ニューサンのバイトさんだった‘くるみちゃん’女優さんへ!

くるみちゃん(左)マスター(中央)

  今年の4月上旬、東京のクラリネッティスト白石 幸司さんから「NHKの朝ドラ『エール』にダンスホールの楽団として出演してるからよかったら見てね!」とメッセージを頂きました。
白石さんだけでなく、ギターリストの佐久間 和さんも一緒に出演されてました。『エール』をご覧になっていた人はおわかりになると思いますが、主人公 古山裕一がまだ結婚前、銀行に務めていた頃、あまりに真面目過ぎて、先輩銀行員にダンスホールに連れられて行くシーンで、白石さんや和ちゃんがジャズを演奏していました。

ヘップファイブの入り口

それがきっかけで私は『エール』にハマってしまい、毎朝欠かさず8時10分前に起きて朝ドラを見るのが習慣になり、先週『エール』が終わるのがとても悲しかった!でも反面これでやっと毎朝の行事から解放されると思いきや、今度は何と!4月頃までニューサンにバイトに来ていた“くるみちゃん”から、「NHKの朝ドラに出演することになりました!」とLINEが来て、「えー!それはすごいじゃないの!!」と、また引き続き、朝早く(私にとっては)に起きなければならなくなりました😅くるみちゃんは、関学の4年生の時にうちにバイトに来ました。笑顔が愛くるしくて、容姿性格共に可愛い女の子でした。両親ともに教授という厳格なお家に育ち、礼儀正しく、育ちの良さも感じられました。
女優志望だった彼女は、大阪で有名な芸能プロダクション『テアトルアカデミー』に厳しい審査の末合格し、東京と大阪を行ったり来たりと忙しい中、ニューサンでのバイトもこなしてくれていました。ヘップファイブの入り口のところに大きく写真が出たこともありました。
一番奥の向かって右から2番目が“くるみちゃん”

コロナ感染が広がって、事務所から自粛要請をされているので、しばらくバイトに来れないと言っていたのですが、この前テレビを見ていたら、関西電力の給湯器のコマーシャルでお風呂に入ってニコッと笑っているくるみちゃんを見つけ、「最近どうしてるのかな?」と、ちょうど連絡してみようかと思った矢先のくるみちゃんからのNHK出演の連絡で、もうびっくりでした!NHK連続テレビ小説『おちょやん』の芝居茶屋「福富」で働くお茶子『あやめ』役で登場します。藤本くるみちゃんの活躍を、どうぞよかったら見てあげて下さい。女優さんになる夢が叶うなんて素晴らしい❣️そして更に、ニューサンに出演して頂いている青木美香子さんは歌手で、ご主人の林幸治郎さんはちんどん屋で出演されます。今回の朝ドラは大阪が舞台になっているし、身近な人の活躍が見れるのがとても楽しみです😍

2020年10月22日木曜日

円広志さん、お久しぶりのご来店

 先月Mitchのライブの日に、円広志さんが久しぶりにお店に来られました。円さんは以前から時々お店に来て下さってましたが、ビッグバンドがお好きで、昼下がりもちょくちょく覗きに来てました。

毎朝、関西テレビで円さんの生番組『よ〜いどん』をやってますが、長年続いている番組で、毎日お元気で体調管理をされているのはすごいことだと感心致します。この日は、「ちょっとマスターにお願いがあって来てん!」ということで、円さんがやっているYou Tube 番組《246ムービー》に、ジャズボーカリストの原田紀子さんが出演されるのですが、その収録をニューサンでとのお話でした。そしてその収録は、昼間にニューサンで行われました。円さんがニューヨークに行かれた時に、素敵なジャズシンガーがエレピとデュオで歌っていたのが印象的でそれを再現したいとのことで、わざわざエレピを持ち込んでの撮影でした。

まずは円さんと原田さんのトークから始まり、その合間に原田さんの歌が披露されました。曲は円さんからのリクエストで《My Funny Valentine》。 この番組は、11月5日 (木)夜8時からYou Tube 番組《246ムービー》で配信されますので、是非ご覧になって下さいね!

 続いて、『あまから手帖』という長年続いている雑誌社からの取材もありました。ライブレストランの紹介で、まさにニューサンはぴったりな感じで選ばれて光栄です!50周年を迎えたニューサンについてマスターの話や、カツサンドとラスカルズの写真が掲載されます。

ついでに、私のカクテルを持つ“手”も載ります(笑)こちらは、11月23日(月)発売です。ぜひ、ニューサン50周年の記念に『あまから手帖』をご購入下さい!

 私のライブも、最近コロナでめっきりお客さんが減ってがっかりしているところに、最後のステージに吉本新喜劇の島田一の介さんと西川忠志さんが入って来られました!私は吉本新喜劇大ファンなので、すごく嬉しくて大興奮!緊張したけど、新喜劇の芸人さんは、裏表がなくてテレビのまんま、とても面白くて楽しくて逆に盛り上げてくれました!島田一の介さんに、「今はコロナでお客さん減ってるけど、必ずまたお客さん戻って来るからな!それまで、頑張ろうな!」ってハゲまして頂き、とてもハゲみになりました(^0^)/!笑笑

2020年9月10日木曜日

50周年祭は、今までお世話になった皆さまへの感謝でいっぱい!Part2

 4日目は、若江 敏樹トリオと矢萩典代さん。ピアノの若江さんは神戸大学、河村さんは甲南大学時代からピアノを弾きに来てくれているから、かれこれ40年以上はニューサンで演奏してくれています。
アベノマスクがお気に入りマスターとレディース Part2
現役の頃、若江さんは戸田建設、河村さんはアパレル業界に勤めていて、若い時めちゃカッコよかったんですよ〜!矢萩さんは、若江さんの大学の後輩ですが、30周年の大ママが作ったCDに登場してるから、彼女も20年以上になります。皆さん、知らないうちにもうそんなに!です(^^;;)
 この日は、毎年恒例ニューサン福引き大会もしました。いつもは先着70名様で足りないくらいですが、今年は先着50名様で余りました。空くじなしで、缶ビールや日本酒、カツサンド券など結構皆さん喜んで下さったので、2日間くらいやれば良かったな・・・。
パロディ?ラスカルズ、マスクをしての演奏です。
周年最終日は、ニューサンといえばこのバンド、ニューオリンズラスカルズでした。マスターはリーダーの河合さんに「ラスカルズのお陰で店は続けて来られた」と言い、河合さんはマスターに「ニューサンのお陰でラスカルズは続けて来られた」と言います。一つのお店で50年間続けてこられたことはどちらにとっても奇跡だし、まさに二人三脚でここまでやって来たのだと思います。ラスカルズは、平均年齢80歳くらいだけど、どんなに若くて人気があるバンドでも、未だにラスカルズ以上の集客ができるバンドはありません。今回の周年祭もラスカルズの日は、あっという間に満席になりました。高齢のお客さんが多いバンドですが、コロナの心配はしないのか聞いたら、「私らの年になったら、家にじっとしていても体力気力がなくなってはよ死ぬわ。それやったら、好きな音楽聴いて、好きな仲間と週一回楽しむ方がええねん」と言われました。
今後とも、どうぞよろしゅうお頼もうします!
大先輩に、むしろ私の方が元気をもらいました♡
 周年祭後半は、フラット5、若江さん、河村さん、ラスカルズなど、創業以来のお世話になったバンドを中心にやって来ましたが、6日目の最終日、日曜の昼下がりは、まさにこれから51周年を歩き始めたニューサンを盛り上げてくれる若いミュージシャンのライブで幕を閉じました。ライブハウスはたくさんあるけど、ニューオリンズジャズを中心にやっているのがニューサンの特徴です。ラスカルズが長年かけて、ジャズの根源であるニューオリンズジャズの素晴らしさ、かっこよさを伝え続けて来てくれたからこそ、この音楽は絶やしてはいけないと思っています。かっこいいニューオリンズジャズを演奏するMitchや素晴らしいミュージシャン達と共に、ニューサンは歩んで行きます。

2020年9月8日火曜日

50周年祭は、今までお世話になった皆さまへの感謝でいっぱい!Part1

 コロナ渦の中、無事ニューサントリー5の50周年祭を終えることが出来ました。このブログを通して、まずはお礼のご挨拶をさせて頂きたいと思います。
サントリーの杏梨ちゃん
こんなご時世の中、お越し下さったたくさんのお客様やバンドの皆さまには心から感謝しています。また、周年祭のイベントやCDの制作にご協力下さった中谷さんや鈴木さん、北浦さんにも感謝!本当にありがとうございました!そしてお疲れ様でした!
 今回は、ソーシャルディスタンスを取るために、ご入場の制限をさせて頂きました。その為、当日来てくださった方でも、本当に心苦しかったのですが、やむなくお断りした事もありました。せっかくお祝いに駆けつけて下さったのに、本当に申し訳ありませんでした。でも、相席を嫌がる方もおられましたので、仕方がなかったと思います。その旨ご理解頂けたらとても有り難いです。
マスター&ママ、NS5レディースがお待ちしてます!
周年祭はたくさんの花に囲まれて始まりました。囲まれてというか埋もれての方が合ってるかも..... (^^;;) 毎日、店の内外の花の出し入れと水やりから始まり、まるでお花屋さんの様でした。今回の周年祭は、入場制限をして5日間にしたので、毎年やる1日だけの周年祭よりは比較的体力的には楽でした。初日はハートフルファンクス。この日に来られるお客さんは、ハートフルのファンのお客さんばかりですが、バンドもお客さんもめっちゃ気さくで、私らスタッフともとっても仲良しです。豪華なお祝いのお花と、そしてライブで盛り上げてくれました〜!2日目は小田知代トリオに谷口知巳さん(tb)&青木まきほさん(vo)、そしてマホガニーホールストンパーズの有志たちで、スイング&ニューオリンズジャズをお送りしました。こちらも谷口ご夫妻&マホガニーの皆さんからお花を頂きました!
ニューサンの50年間を映写機で振り返りました!
出演してくれるだけで充分なのに、ありがとうございました!3日目は、地味なイベント《映写機で観るニューサン昭和の軌跡》をやりました。「オレ最近滑舌悪いからトントン喋って」と言われていたのですが、「ニューサン誕生の頃なんて、私生まれてへんことはないけど💦マスターが写真の説明をしてよ!」と譲り合って?いました。結局当日、本人はご機嫌で面白おかしく写真の説明をし、ニューサンの軌跡を懐かしく想い出してました。この日は開店当時から続いてるバンド、“フラット5”の原田紀子さん(vo)&中山聖さん(cor)、そしてオープン当時フラット5のメンバーであったクラリネットの福家菊雄さんも、わざわざ東京から駆けつけて下さって、往年のフラット5を彷彿とさせる演奏を聴かせてくれました。フラット5の皆さんの昔の写真も出て来て大いに盛り上がり、「原田さん、若〜!」の言葉に、原田さん「当たり前やないの!」(笑)地味な企画ながらにして、まあまあオモロかったので、やって良かったです(^0^)/。

2020年8月19日水曜日

ニューサントリー5 50周年祭のお知らせ

 いよいよ来週8月25日にニューサンは50周年を迎えます。本当ならば、盛大に周年祭をやるつもりでしたが、今年は新型コロナウイルスという驚異の感染病が猛威を振るい、周年祭どころか、それをすることさえ、良くないのでは?と悩まされてきました。
大ママがお気に入りだったレッドカーペット
今、感染者が増加する中、延期しようかとも考えましたが、コロナがいつ収束するか?それにコロナの影響でこの先お店もどうなるかわからないし、マスターが少しでも元気なうちにやりたいし、、、と考え抜いた末、やはり周年祭はやることにしました。ただし、できるだけ地味に・・・。
 日程は、密を避けるために、8月25日(火)〜29日(土)までの5日間で、40名様の予約制とさせて頂きます。ちなみに、29日(土)は、既に満席となっております。今年は50周年なので、期間中ボトル50%割引で、中でもサントリーボトルを購入して頂いたお客様には、サントリーから福引&景品があります。マンスリーで出演して頂いているバンドから1曲ずつ提供して頂いて記念CDも作りました。27日(木)と29日(土)は、映写機で観る、『昭和を駆け抜けたニューサントリー5』を、マスターの解説のもと、15分程度やります。通常通り5時半オープン、演奏は7時半開演で、10時頃終演とし、出来るだけ短い時間で終えるように致します。30日(日)は、『これからのニューサントリー5を支える仲間たち』の昼下がりジャズライブをやります。Mitchを中心に、若いニューオリンズジャズメンバーで、チケットは3千円。こちらも40名様の予約制です。
記念CDの予告です。見えるかな?
 アルコール消毒、検温、マスク着用、そして窓を開放しての換気など、出来る限りの対策は致します。こんな時代なので、「どうぞお越し下さい」とは申し上げられませんが、告知だけでもさせて頂きました。今年は完全予約制ではありますが、当日お越し頂いても、お席に余裕がある場合はご入場頂けますが、もしお越し下さる際は、たとえギリギリでも、お電話やメールでご確認頂くよう、お願い申し上げます。
 50年間、大変お世話になりました。こんなに長く続けて来られたのは、お客様やバンドの皆様などたくさんの方が支えて下さったからだと心から感謝しています。コロナの影響で、こういった形での50周年祭になってしまいましたが、いつか、「あの時、50周年祭をやって良かった」と思えるような、心に刻まれる周年祭にしたいと思っております。そして50周年が最後にならないよう、これからもニューサントリー5を出来る限り続けて行くために努力して参りますので、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。

2020年8月10日月曜日

日本語ジャズライブ『青木美香子とスイートメモリーズ』

 コロナ感染者が増える中、最近は『昼下がり』を毎週やるようになったことは前回で申し上げましたが、今まで夜に出演して下さっていたバンドさんが、昼下がりにも出演される機会も多くなりました。
オシャレな美香子さん
マホガニー、レッドビーンズ、4T'sなどニューオリンズジャズバンドや、去年から毎月出演して頂いている『青木美香子とスイートメモリーズ』も昼下がりに7月初登場でした!
 スイートメモリーズのメンバーは、青木美香子さん(vo)、おーたかずおさん(p)、井出信さん(b)、Kantaさん(ds)、そしてご主人の林幸治郎さん(mc)。様々なシーンでご活躍の青木さんと林さんはご夫婦共に、いつもファッショナブルで、毎回お衣装でも魅せてくださいます。この日は、夏らしくブルーのお着物でした!まるで童話の絵本から飛び出して来たお姫様みたいな美香子さんはいつも美しく、にこやかで、本当に歌うことが大好きなとても素敵な女性です。
おーたかずお(p),青木美香子(vo),井出信(b),Kanta(ds)
 美香子さんは、ジャズ、歌謡曲、ミュージカルなど様々なジャンルを美しい声で歌ってくれます。この日は《Star Dust》から始まりまして、《大阪しぐれ》《恋に落ちて》の英語版、《Sentimental Journey》、堺正章の《街の灯り》などなど。難しいゴッドファーザー《愛のテーマ》やミュージカルナンバーで《スワニー》なども、よくこれだけたくさんのジャンルを歌いこなせるなと、これはもう歌が好きで好きでたまらない証拠なのだと思います!特に面白かったのは、ルパン三世のテーマ。これは、おーたかずおさんのトリオの演奏がすごくカッコ良かった!
ご主人の林幸治郎さんと

 おーたさんのトリオも、いつも聞き応えのある素晴らしい演奏を聴かせてくれます。この日は、おーたさんのアレンジで《慕情》も演奏されました。幅広いジャンルの美香子さんの歌にも寄り添い、時には盛り上げ、おーたさんの歌や歌手への思いやりがとても感じられます。また、お客様へのご挨拶や曲の合間にMCとして林さんが登場され、美香子さんとお喋りされるのですが、それも夫婦漫才みたいで面白い!さすが大阪のちんどん屋である林さんは、曲の紹介や身の回りの小話などとても面白おかしく話して下さいます。美香子さんは、林さんに敬語を使ってお喋りされるのですが、お家でもそうなのかな?今度聞いてみよう。最後の曲はレゲエで、《ALOHA WAY》でした。やっぱり夏はボサノバやレゲエが楽しげでいいね!
 次の『青木美香子とスイートメモリーズ』のライブは、8月16日(日)の昼下がりです。皆さん、お盆休み中だと思いますが、お時間のある方はぜひ日曜の昼下がりに、ファイブに立ち寄ってみて下さい!

2020年7月20日月曜日

昼下がりのミッチオールスターズwith木村充揮(憂歌団)

 ステイホームが明けてからも、夜の営業はコロナの影響でお客さんが少ないので、最近は毎週『昼下がりライブ』もやって頑張ってます。昼下がりは昼営業だし時間も短いので、割と気軽に来て下さいます。
Mitch、香西かおりさん、木村充揮さん
本日の昼下がりライブは、“ミッチオールスターズ”とスペシャルゲスト憂歌団の木村充揮さんでした。ステイホームが明けて間もない頃、大阪ミナミにあるお店“ぶんちゃっ”のオーナー山本さんから、このメンバーで昼下がりライブをしたいとご依頼を受けました。当時はようやくコロナが落ち着いた頃だったし、ライブもひと月後ということもあって、7月はきっとコロナもまだ鎮まっていると思っていました。それがまさか、もはや第2波の兆し!とは思ってもいませんでした。それでもアルコール消毒、検温、マスク着用、店内は窓を開け放し、クーラーをつけながらダイソンの扇風機を4箇所で回し、とにかく空気が滞らないよう、寒いくらい空気を回しながらの中、ライブをしました。
富永寛之(g)光岡尚紀(b)永田充康(ds)
メンバーは、Mitch(tp)、富永寛之(g)、光岡尚紀(b)、永田充康(ds)、そしてスペシャルゲストに木村充揮さん(g&vo)、さらなる大物ゲストは香西かおりさん(vo)。香西さんはゲストというより、Mitchとお友達なので、遊びに来られました。企画後すぐにチケット完売、ニューサンで宣伝する間も無く、“ぶんちゃっ”さんのお客さんだけで売れてしまいました!ミッチオールスターズの《Groly Land》《St. James Infirmary》などの演奏後、《St. Louis Blues》で木村充揮さん登場。この日は、ほとんどが木村さんのファンというだけあって、木村さん登場と共に大拍手。
木村さん&香西さんのデュエット
《It's only a paper moon》《Georgia on my mind》《All of me》などスタンダードジャズはもちろん、何と言っても木村さんといえばブルースが最高に楽しく、また心に響きました。彼の人なつっこい笑顔と茶目っ気たっぷりのジョークが、彼の歌うブルースを更に盛り上げ、『天王寺というブルース』とか『ゆめは夜開く』とか他にもたくさん、何を歌っても木村ワールドに引き込む不思議な魅力を持った方です。山本さんが「彼のファンは、彼を命がけで好きなんです!」とおっしゃってたけど、なんかわかる気がする。最後にアンコールで、遊びに来られてた香西かおりさんと木村さんのデュエットは、大阪を代表する演歌歌手とブルース歌手の貴重なコラボ。それが何とニューサンで聴けました!酔っ払って歌い続ける木村さんは、マスターの心配をよそに、4時を大幅に過ぎても歌い続けたのでした....  (^^;)。

2020年7月6日月曜日

みんなで楽しむ50周年祭企画

 お店でライブを復活してから、はやひと月が過ぎました。やはり世の中はコロナの心配もあり、こちらがクラスターを心配するほどのお客さまは、まだご来店頂いていません。それでも最近は、「今日初めて外で飲むぞ〜」とおっしゃる方も少しずつ増えて来たような気もします。
レストラン営業でのピアノソロ小田知代さん
 7月に入り、いよいよ来月周年祭の月を迎えます。こんな世の中になる前は、50周年はどこかコンサート会場を借りて、あるいはホテルなどで東京からもゲストも呼んで盛大なパーティーをしようか!なんて言ってる頃もありました。今はそれどころか、周年祭ができればいいというナント謙虚な気持ちになったことか・・・。ということで、今後自粛と言われようが、県をまたぐなと言われようが大丈夫、お店で地味にやることにしました。それでも何か想いでに残る楽しいことをしたくて、映写機を使って、皆さんと共に歩んだニューサンの過去を振り返ろうと思いました。
よく結婚式で、新郎新婦が自分たちの過去を映写機でさらけ出す、アレですわ。
名付けて《映写機で観るニューサン50年の軌跡
福田さん(tb)復帰、木村王子(ds)、来週は木村 陽一(ds)
今マスターが一生懸命過去のアルバムを見ながら「わぁ〜、懐かしいな〜」と、既に楽しみながら写真を探しています。50年前の写真はほとんどモノクロで、5周年なんて、ヌードダンサーが踊っている写真が見つかりました。見たいでしょ!見に来てください(笑)今ヌードダンサー呼んだら、ヤバイよね(笑)それから今日に至るまで、ニューサンのお客さんと撮った写真や、若かったバンドの皆さんやら秘蔵写真を、マスターが解説しながら20分〜30分くらいの時間、店内を暗くして観ます。
 それから恒例の福引遊びもやります。
店内は少なめです。
今回はラスカルズの河合良一賞(交渉したのですが、残念ながらダイヤモンドは出してくれません)や、サントリーボトルを購入して下さったお客様に限り、サントリーからの福引があったり、他にも50周年Tシャツ、新潟の日本酒1升、ウイスキーボトル、ワインボトル、新潟産枝豆、ピザ券、カツサンド券.....などなど、しょうもないもんから豪華商品までご用意しておりますので、乞うご期待!これらのイベントは、8月26日(水)〜28日(金)のいずれかでやります。30日(日)は、周年祭特別企画としてMitchを中心に《昼下がり50周年祭スペシャル》をやります。メンバー、内容など詳細はまだ未定。どちらも、もう少しお待ち下さい。 
 最近またコロナ感染者が増えているようで、本当に周年祭は出来るのか?まだわかりませんが、とにかく周年祭に向けての準備は進行していきます!

2020年6月29日月曜日

50周年祭やります‼️

 もうすぐニューサンの誕生月である8月がやって来ます。思えば、3月に読売情報ネット番組“ten”がニューサンの番組を取り上げて下さったのに、4月からコロナ感染拡大防止のため日本中ステイホームに入ったので、8月の周年祭なんて正直もう無理だろうなと思っていました。
1970年、ラスカルズも演奏出場した日本万国博覧会
そして6月に入り、父と8月のスケジュールを考えましたが、父は意外と力が抜けてしまったのか、「もうやらなくてもいい」とか言い出しました。でも昭和から令和までの激動の時代に、父がニューサントリー5を50年やってこれたのはすごい事だと思うし、区切りとして絶対周年祭はやるべきだと思いました。人生は一度きり、50周年も一度きりのお祝いです。もう2度とやって来ません。私はやらないで後悔するより、例えコロナのせいでお客さんが来られなくてもやるべきだと思っています。ニューサンに人生を捧げて来た父に、ひと段落、「お疲れ様!」と祝ってあげたいと思います。
 そこで、周年祭の日程が決まりましたので、父の気が変わる前にお知らせさせて下さい。8月25日のニューサン生誕の日から29日(土)までの5日間、【50周年アニバーサリーウィーク】とさせて頂きます。コロナの影響が今後どうなって行くのか?さっぱり検討もつかないので、大きなパーティーはしません。また突然『自粛』なんて事になっても困るので、あくまで店内で地味にやる事にしました。
万博から50年後、ニューサンのツートップ😆
恒例のボトル半額セールや福引遊び、Tシャツや記念CDも制作しています。映写機で『ニューサンの軌跡を振り返る』昭和の懐かしい写真をみんなで観よう!という企画もしています。ボトルセールはいよいよ半額なので、50周年で最後かも(^^;;) ソーシャルディスタンスや3密を考慮して、もしかしたら、全日予約制にさせて頂くかもしれません。それは、今後のコロナや政府の動きを見ながら考えていきます。
 1970年、万博の年にニューサントリー5が誕生してからの50年という月日は、まさに激動の50年でした。戦後バブル期を迎え、華やかで夢溢れる昭和を走り抜け、バブルが弾けて華やかだった時代が終わり、今度は携帯電話の普及に伴い、コンピューターの目まぐるしい発展・・・。今やコンピューターを使えないと仕事にならないので、私も必死で使ってますが、私は、たくさんの人で溢れ、互いに人々がちゃんとコミュニケーションを取り、元気で夢溢れる楽しかった昭和が一番好きでした。そんな時代をもう一度みんなで振り返って楽しめるような周年祭にしたいと思っています。

2020年6月20日土曜日

密かに盛り上がった、久しぶりのライブ再開

 ニューサンのライブもやっと再開することが出来ました。たくさんの方から「再開おめでとう!」とお祝いのお言葉やお気持ちを頂きました。
ノーライブデーはパターゴルフ遊び
6月に入ってからしばらくは、ライブ再開するまでレストラン営業をしていたわけですが、コロナ自粛ムードがまだまだ続き、ほとんどお客さんは来られなかったです。ライブしてもこんな感じだろうか・・・と思っていましたが、さすがライブを待ち望んでいたファンの方は「待ってました!」とばかりにお越し下さいました。それでもやはりコロナの影響で、いつもよりやや控えめな人数なので、クラスターを心配するほどではなかったです。
コロナ追跡システムとAL自動噴射機
 ライブが始まって、一応活気づいて来たことを早くお知らせしたいと思いながらも、どう書けばいいのか、私自身とても戸惑い、書き上げるのに遅くなりました。というのも、「大盛況でした」とか「盛り上がりました」とか書いたらまずいんちゃうか?と思う気持ちもあり、また写真も「これちょっと密な感じかも・・」というのもあり、客席は映さないようにしたり・・楽しそうに盛り上がっていたらいかんライブの紹介をどう書けばいいのか?考えた末、自分のブログなので、私が感じたことを素直に書かせて頂く事にしました。
 コロナに対するお考えはホント人それぞれです。「そないにもう心配せんでも」という方と「まだまだとても心配です」という方とにわかれます。基本的にライブを楽しみに待っておられた方は前者の方。正直、心配な方はライブに来られません。入場時にアルコール消毒と検温をして頂いているし、コロナ追跡システムもあちこちに貼ってあります。店内は窓を開け、クーラーを稼働し、更に扇風機をあちこちに回しているので、空気が滞ることは絶対になく、むしろ寒いくらいです。
ライブスタート初日は、河合 良一カルテット
なので、ソーシャルディスタンスや飛沫やとあまり細かく言うのも、ライブを楽しみにして来られたお客さんに申し訳ないかと思い、その辺は様子を見て対応させて頂いております。ただ「心配だけど行きたい」とおっしゃられるお客様からご相談を受けた場合は、ステージからできるだけ遠いお席で、相席厳禁とさせて頂いています。せっかくコロナ感染予防の為に用意したものは、あまり活用しておりませんが^^;;今のところ心配な方も心配でない方も問題なく楽しんで下さってます。
 このまま第2波が来ないことを祈りつつ、8月の50周年祭が迎えられる事を期待したいと願っています。

2020年6月8日月曜日

いよいよ13日(土)ニューオリンズラスカルズからライブ再開です❗️

 6月から自粛規制緩和され、夜の営業も同時に緩和されました。世の中の自粛疲れもあり、人々は開放を求めて外へ出るかと思いきや・・・常連のお客様や音楽関係者以外、お客様はほとんど来られません。
左から)ママ、トミー&今治ちゃん
むしろ、5月の方が外出されていたのではないでしょうか。やはり人々は、第2波が来ることを恐れていることと、もう一つは、まだ会社が夜間外出を自粛要請しているとのことでした。確かにコロナは終息したわけではないので、またいつ暴れだすかわからない。やはり、薬やワクチンが出来るまでは、用心するに越したことはありません。でも会社が縛りを解かない限り、経済は動かないのではないかと思います。吉村知事が「それぞれが気をつけて常識ある行動を心がけながら出かけて下さい」と言っているのに関わらず、会社がそれを止めていては、なんのために解除されたのかわからない。
いつもありがとう💕 梶川夫妻と
いつもこういった矛盾に悩まされます。行政と企業が同じように動かないと意味がない。お店に来て下さるお客さんも「会社は飲みに行ったらあかん言うてんねんけど、ニューサンが気になって、とにかく一度行かなあかんと思って来てん」言うて来てくれはって、ほんま申し訳ないというか感謝です❗️ただ、お初天神通にある『お初天神裏参道』はすごい人でした。表にテーブルと椅子を出して、そこで若者が飲み食いしているのですが、向かい同士の店が近い上に、お互いに外にテーブル出してたら、その一帯は外と言えども、もはや3蜜ではないかと思われるような状態でした。
新潟の友人からの差し入れ🎶 新潟銘酒〆張鶴“純”
つまり、今回解除されて弾け出て来たのは若者で、やはり大人の方は、まだまだ自粛されておられるということがわかりました。
 今月13日(土)から、ニューサンもライブを再開します。集客は、収容人数の半分以下に抑えなければならないので、せっかく来て頂いても入れないお客さんもおられるのではないかと心配していたのですが、もしかしたら、意外とライブも少なめかも・・・と最近思ったりしています。ライブという言葉に世の中は敏感になっているし、コロナはまだ終息したわけではないので、ライブに行きたいけどまだ怖いと思う方も当然おられると思います。3蜜に注意してテーブルの配置を変えたり、バンドの方やお客様へのお願い事項も用意していますが、もはや何をどうすることが正しいのか?私達にもよくわからず、手探り状態です。
いよいよ今週末から、あまり盛り上がってはいけない😅💦今までにない奇妙なライブの幕開けです!

2020年5月29日金曜日

6月から通常営業、ライブは13日(土)から再開致します‼️

 「やっと開いた!ファイブ閉めたら行くとこなくなんねんから、なるべく閉めんとってや〜ー」
ひと月ぶりに開けた店に、常連さんやバンドさんが「再開おめでとう!」とお祝いのように駆けつけて下さいました。
ハートフル・ファンクス❣️
ライブしないのにお客さんが来て下さるか、不安でならなかったけど、こんな時こそ、来て下さった皆さんとゆっくりお話が出来て、とても楽しかったです!今までそうだったからそうしてきたことを、コロナのせいで、今まで通り出来なくなり、変えなくてはならなくなってしまった。でも今までと違うことをすることによって、新しい発見もある、これぞ『ピンチはチャンス』なんかな、って思うこの頃です。
 さて、大阪府からもやっと自粛全面解除が発表され、ニューサンも6月から通常営業に戻せそうです。とはいえ、ソーシャルディスタンスは常に考慮しなければならないし、コロナとの共存を意識してしばらくは営業致します。
おさむちゃんっで〜す❣️
営業日は月曜から土曜まで、営業時間は17時半から23時まで(22時半ラストオーダー)に戻ります。6月12日(金)までは、スケジュール調整の為、レストランバーのみの営業です。お待たせしておりましたライブは、13日(土)のニューオリンズラスカルズから再開致します。日曜の昼下がりは、ただいま検討中ですので、決まり次第スケジュールにアップします。
鈴木さん、理絵ちゃん、けんさん❣️
このレストラン期間中、「ライブはまだ?」と聞かれるお客さんもいらっしゃいましたが、「ライブもいいけど、ゆっくり話ができるレストランバーだけの日があってもいいですね」という声もたくさんありました。そこでスケジュールもソーシャルディスタンスしまして、月曜日と金曜日はノーライブに致しました。ですので、今後ライブは、火曜、水曜、木曜、土曜になります。ライブ内容も多少変わって参りますが、近々ホームページにアップ致しますのでご覧になって下さい。それからライブですが、ソーシャルディスタンスのため、収容人数の50%以下しかご入場頂けません。なので、お早めにご予約頂く方が、確実にお席の確保ができると思います。コロナとの共存営業には、私たちも戸惑っており、ご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、どうぞご理解のほど、そしてご協力をお願い致したいと思っております。今後とも、ニューサントリー5をどうぞよろしくお願い致します!

2020年5月14日木曜日

ニューサントリー5は、レストラン営業で再開いたします❗️

 吉村知事の自粛規制緩和に伴い、ニューサントリ−5も今月18日(月)からレストランとして営業を再開いたします。営業時間は、16時から22時までです。
ベールに包まれたレジ 
営業をするにあたって、お客様の安全を守るための対策をさせて頂きますので、ご協力お願い致します。休業中にスタッフが徹底的に清掃し、再びお客様が気持ちよくお越し頂けるよう準備を致しました。エントランスにアルコール消毒液を設置し、多くの人が触れる場所につきましては、こまめに消毒を致します。換気のため、窓は開放しておりますし、またお客様が密集しないよう、お座席の間隔を調整させて頂きます。アルコール消毒液は、各テーブルに一つずつ、カウンターにもたくさん常備しておりますので、ご自由にお使い下さい。尚、発熱や咳などの症状のある方は、ご来店をお控え頂きますようお願い致します。
各テーブルに消毒液
非常に残念ですが、しばらくライブは出来そうにありませんので、オープン当時のニューサンのように、ジャズレコードやCDをかけさせて頂きます。前にも書きましたが、ガラード500のターンテーブルと、アルテックのボイスオブシアターのスピーカーから流れてくる、“音”にこだわった素敵な音楽の流れる中、お食事をお楽しみ頂きたいと思っています。お気に入りのレコードやCDをご持参頂いたら、かけさせて頂きますよ!なんだか、昭和でレトロな雰囲気になりそうです(*^_^*)
スタッフ一同、お待ちしていま〜す!
そしてこれはミュージシャンの方にお知らせです。店の営業開店前、14時頃から16時までの間で(応相談)、良かったら無観客のライブ配信に使って頂いてはどうかと考えております。ただしソーシャルディスタンスを考慮して、お二人までのメンバー構成でお願いしたいと思います。エンタメ関係の方は、まだしばらく自粛が緩和されることがないようですが、ライブ配信により少しでも収入を得ることが出来る方法があるようなので、力になりたく、場所を提供させて頂きたいと思います。ご希望の方がおられましたら、是非ご相談下さい。
 それでは、コロナの感染が拡大しませんよう、サッと来てサッと帰って頂いても、或いはテイクアウトだけでも結構ですので、久しぶりに出来るだけたくさんの皆さんの元気なお顔を拝見できますことを、スタッフ一同、首を長〜くして楽しみに待っております!

2020年5月6日水曜日

ニューサンは、吉村知事の『大阪モデル』を支持します❗️

 全国自粛要請が出てから3週間。ついに5月6日がやってきましたが、やはり月末まで延長されたのは想定内でした。もしそうなったら、レストラン営業で再開しようと思っていましたが、これだけテレビで毎日「ステイホーム!」と言われ、デパートもうめ地下も全て休業し、地下鉄の入り口に「不要不急の外出はお控え下さい!」と大きな張り紙が出されたら、誰も梅田に出て来ないでしょう。
初めて訪れた大阪城から見た、青空に映えるビル街
政府の、時短で営業してもいいけど、人々に「出かけるな、ステイホーム」というこの矛盾を、どう解釈すればいいのか?そこが解決しないと、見通しがつかない状態でした。
 今回、吉村知事が『大阪モデル』を作り発表されましたが、『商人の街・大阪』の経済を、何がなんでも救おうとする、その心意気にとても感動しました!感染者の命を救うことも大事だし、経済破綻で失われる命も大事、どちらも同じだけ大事だという知事の言葉には、涙が出ました。『大阪モデル』によって、ようやくトンネルの先の出口の薄明かりが見えてきたように思います。
ちゃんと一人で行きました
マスターが、この休みの間、何度もライブをしたいと言ってました。「まさかこんなことになるなんて情けない」と元気がなく落胆しています。でもライブは、3密や飛沫、クラスターのことを考えると、まだまだ難しいと思います。事実、今回の大阪モデルにより規制緩和できるとしても、ライブはまだ無理だと吉村知事もおっしゃってました。これからこのコロナという病気としばらく共存して生きていかなくてはならないのかと思っていますが、アビガンという治療薬が出てきたり、韓国が今日から平常の生活に戻ったりしているのを見ると、「案外もう少ししたらもとに戻れるのかな?」という希望さえも持ってしまいます。
山川さんの『かんさい情報ネットten』に吉村知事出演
でもまあ、やはりワクチンが開発されるまでは、元の生活に戻るのは厳しいかと思われますが・・・。吉村知事も「僕らも全く先がわからない」と言っておられましたが、本当に出口はどこにあるのか?もう直ぐなのか?まだまだなのか?誰にもわかりません。でも、私は今できることをすることが、将来に繋がっていくと信じています。コロナと共存して行くとしても、運命を受け入れて、何か知恵を絞って、私の祖母がいつも言っていた「運命の流れに逆らわず、上手く乗りなさい」という言葉を胸に、諦めないで頑張っていきたいと思っています。

2020年4月29日水曜日

ニューサン50周年記念ホームページリニューアルのお知らせ❗️

 営業自粛に入ってからも、私は毎日事務処理などの用事で、店に足を運んでいます。地下鉄もお初天神通りも閑散としてるし、店が入っているビル内もほとんど閉店しているので、昼でも暗くて不気味です。
誰もいない谷町線
店に入ると、窓を開けてマスクして消毒液を振りかけてちゃんと三密対策をしてパソコンに向かっているのですが、人のいない学校みたいで怖〜い!マスターもスタッフも来なくて私一人でいた時に、風で写真パネルが倒れた時は、「ヒェ〜!!(>0<;;)」ってちびりそうでした!
閑散としているお初天神通り
 今年はニューサントリー5は50周年を迎える年なので、このおめでたいはずの年に合わせて、スマホでホームページを見やすいようにリニューアルしました。ホームページを制作し管理して下さっている田中 晴巳さんが、とっても素敵なホームページを作ってくれました!そして、読売テレビの山川さんが考えて下さった『音楽のあるレストラン』というタイトルにも生まれ変わりました。ただ操作が新しくて?主人が使い方が難しくてわからないというので、そういった方のために簡単にご説明をさせて頂きたいと思います 6(^^;;)
まず、トップページは3種類の写真が自動的にくるくる変わります。それぞれ『営業についてのお知らせ』『Liveスケジュール』『フード&ドリンク』をタップしてもらったら内容が見れます。『昼下がりライブ』をタップしてもスケジュールが見れます。
平日、唯一開いている阪急デパ地下
一番上にある『ニューサントリー5』のロゴをタップしたら、どのページからもトップページに戻る事ができます。最初の画面の右上に短い横線が3本ありますが、旦那が「なんのこっちゃわからん」と言うので😅、晴巳さんが『MENU』と入れてくれました。その中の『主な出演者紹介』には、ニューサンにマンスリーでレギュラー出演してくれているバンドを載せました。動画をタップすると、ニューサンでのライブ動画が見れます。制作途中で自粛要請となったので、写真や動画がアップされてないバンドもまだありますが、是非皆さんこの素晴らしいミュージシャンたちの動画を見て、おうちで楽しんで頂きたいです。そして時々『ニューサントリー5』のことを思い出してね。いつか終息したら、彼らの生演奏を聴きに来て下さい!

2020年4月22日水曜日

ニューサントリー5は、ただ今休業しています。

 ニューサンの経理士さんが、前回の私の『レストラン営業する』と書いたブログを読んで、アドバイスを下さいました。「今この状況でお店を開けても経営も難しいし、助成金や、国や市からの給付金制度もあります。何よりお店をしばらく閉めることによって、コロナに感染する危険が回避できます。」という的確なご意見でした。
ニューサン最後の?営業日に来てくれました❣️
いつもお店のことを一生懸命考えて下さり、心から信頼できる経理士さんのアドバイスなので、「営業する」と決めた途端ですが、マスターもママもなんぼ若く見えても高齢ということもあり、今のところ5月6日(水)まで休業することに致しました。開けても閉めても、店にとっては『苦渋の決断』でした。
前回のブログの一番下にあるコメント欄に、3件のコメントを頂きました。コメントの返信が、何故か上手くいかなくてごめんなさい!なので、ここでお返事させて頂きます。まずは「マッキントッシュのアンプはまだありますか?」というご質問ですが、マスターに聞いたら「今はもうないけど、よう覚えてんな〜、こんなこと聞いてくるなんて相当古いお客さんやな!」と言ってましたよ〜(^0^) 次に、ウーバーイーツのご提案。私も何度もニューサンの宅配も考えましたし、クラリネットの河野さんからもご提案を頂きましたが、今のところは保留かな。でも、あらゆる可能性を考慮してみます。ご提案ありがとうございます。
ニューサン閉めたら淋しいな〜って💧
最後に頂いたコメントで医療関係者のお客さんは、今一番最前線でご活躍して下さっている戦士です。そういった方々のご苦労が、ニューサンどころか、世界を救う力の源になっているのです!すべての人が心から感謝しています!!ただ、ご自分のお身体も十分にお気をつけて、絶対に無理をなさらないように、責任を背負いすぎないようにして下さい。医療関係者も人間なんです、神ではないのですから。あたたかいコメント、ありがとうございました。
 マスターは、今この休みの間、5月のライブスケジュールの組み直しをしたりして、「トントン、これどう思う?」と聞いてきました。一刻も早くライブを再開したいと思う気持ちがとても伝わってきました。でもこれは私の意見ですが、ライブ活動が出来るのは、終息宣言されてからではないかなあ〜。 結局ワクチンや治療薬が出てくるまでは、一人一人が常識範囲内でできることをよく考えて行動するしかないのではと思うのです。。。😥

2020年4月13日月曜日

ニューサントリー5『苦渋の決断』

 3月からの投稿を読み返していると、刻々と悪い方へ事態が変化して行くのが手に取るようにわかります。最初は私も「健康な人は、それほど神経質にならないで、お店に来て下さい!」と言っていました。その次は「うちはクラスターが発生するようなライブハウスではなくレストランです!」。そしてついに【緊急事態宣言】が発表されて、「とにかく皆さん出ないで下さい!“Stay Home”」と言われ、「もう何も言えねえ」です。
人々への感染や医療崩壊のことを考えると、当然の措置だと思います。何も損害がなければ、当然従います。この1週間、ニューサンも自粛しながら、父と話し、よく考えました。「この事態で店を開けたら、まるで犯罪者みたいやで」と・・・。でも補償が出ない限り、経営を止める事は出来ないのです。専門家は「ひと月完全に動かなければ、ウイルスをずいぶん封じ込められる」と言ってます。それならひと月徹底して経済を止める代わりに、最低の固定費だけでも補償してもらいたい!私は橋下さんの意見に大賛成です!
去年の4月はまだ濃厚接触してました!^^;;
マスターと色々話し合った末、ニューサントリー5は、とりあえず4月14日(火)から5月6日(水)まで、全てのライブをやめてレストラン営業のみという苦渋の決断を致しました。ただしコロナ感染予防を十分考慮して、常識的に営業を行いたいと思います。営業時間は、夕方5時から9時半ラストオーダーの、10時まで。演奏においては、飛沫も避けられないし、今は集客も出来ないので、全てやめることにしました。オープン当時ニューサンは、土曜日しかライブをしていませんでした。しかもラスカルズはお客さんのいる前で練習をしていたんですよ〜。それがいつの間にかライブになりました!面白いでしょう!平日はジャズレコードを流していました。久しぶりに昭和にかえった気分で、ガラード500のターンテーブルとアルテックのボイスオブシアターのスピーカーで、ジャズレコードを聴きながらグラスを傾け、時を過ごしてみるのもいいのでは・・・。私達も仕事以外は自粛、ステイホームしています。お店での消毒換気など、三密対策はもちろんのこと、テーブルはお2人までで斜めがけに、カウンターはひとつ置きに座って頂きます。マスクも着用しています。それから、テイクアウトのみのお客様も大歓迎です!こんなご時世にどうなるかわかりませんが、今はこんな風にやってみようと思います。お待ちしています。。。🍀

2020年4月4日土曜日

私たちにもわからない、ニューサンの行方・・・

『かんさい情報ネットten』で放送された後のお店
ライブハウス事件の後、読売山川さんの取材、放送のお陰様で、何人かテレビを見て来てくださったお客さんが続いていましたが、今度は、小池都知事の『夜間外出禁止要請』が出てから、もう全くお客さんが来なくなりました。
専門家の話を聞いていると、私も確かに外出を控えるべき時だと思いますし、医療崩壊のことを考えると実にそうすべきです。それでも毎日ニューサンは営業しています。この矛盾をどう解釈して進めばいいのか?毎日苦しんでいます。続けるべきか、閉めるべきか・・・。私も両親もスタッフもバンドも、コロナが広がる中で恐怖を感じ始めているし、あくまで続けたいというマスターの気持ちもわかるし・・・
小池都知事の夜間外出自粛要請が出た後のお店
私の親友がスーパーでバイトをしています。彼女の話では、今スーパーは親子連れやお年寄りやで、たくさんの人がひしめき合ってるらしいです。「この前なんて、おじいちゃんが咳しながら歩いてて、しかもマスクしてなくて、ただの咳なんか、コロナなんか、分からへんから、こっちも怖いし命がけよ〜。トントンのお店より、よっぽど国民が平然と通ってるスーパーの方がクラスター発生の危険満載やわ〜」って言ってました。確かにうちの店はガラガラだし、風通しはいいし、アルコール消毒、マスク着用とクラスターが発生する環境には程遠いです。ニューサンは、テレビで散々指摘されているライブハウスでもないし、濃厚接触のある深夜営業のスナックやクラブでもないです。
この桜と青空に気分も晴れたひと時でした〜
そのどちらにも当てはまらないけど、いっしょくたにされています。ただ、今はもうそれ以上に、不要不急の外出は控えるようにだから、もうそんな問題じゃないところまで迫って来てますが。
この前一人で桜を見に行きました。たくさんの人が、犬の散歩やジョギング、ベンチで本を読んだり、テニスしたり・・・とお昼の長閑な時間を過ごしていました。彼らは夕方になると、家に帰り、家族で食事をしておうちで過ごすんだろうな〜と思いました。常連のお客さんも、家族がコロナに感染しないように、仕事が終わったら速やかに帰るように言われているという方がほとんどです。当然だと思います。そんな中で、夜、店を開けていることはどうなのか?「来てね!」と言えない辛さや、色んなことが頭を巡っています。あ、そう言えば、「ニューサンのカツサンド食べたいな〜」というメールを頂きました。カツサンドやピザなどテイクアウト出来るものもあるので、良かったら、お持ち帰り用に、ついでにマスターの顔だけでも見に来て下さいね!