2014年9月25日木曜日

ピンカラ・高居俊裕さんを偲ぶ会

 9月21日(日)、ピンカラさんと深く交流のあったミュージシャンやファンの方が大勢集まり、生前のピンカラさんとの思い出話をしたり、演奏しながらピンカラさんを偲びました。
マホガニーホールストンパーズ
ピンカラさんがバンドリーダーだったマホガニーホールストンパーズを始め、ニューオリンズラスカルズ、レッドビーンズ、キッチン・ファイブ、外大ホットキャッツ、フォーティーズ、その他ピンカラさんと交流のあったジャズミュージシャンや、彼の出身校、京都外大軽音楽部の先輩後輩も楽器を持って集まりました。司会はクリス。ニューサンの周年にも来て頂きましたが、この日も午後2時〜5時頃まで、たくさんのバンドを上手に仕切ってしっかり盛り上げてくれました。
 私はレッドビーンズで『In The Garden』を歌いました。ここでの『Garden』とは『天国』という意味です。「私はたった一人でバラの咲く庭(天国)に行きました。するとどこからか神の声が聞こえて来て、私をお導き下さる........」という美しい天国を表現した歌ですが、最後に「でもまだ(そこを)誰も知らない」というフレーズがあります。確かに天国に行った人は、この世にはいないのでわからないですよね。なんかチョットこのオチが面白い。。。この曲はメロディーがとても美しく本当に心洗われるゴスペルです。ホームページの『映像』でも、私がラスカルズの演奏で『In The Garden』を歌っています。もしまだこの曲を聞いた事のない方がいらっしゃったら、是非一度聞いてみて下さい!
ピンカラさん
私が病気をして音楽を休業していた昨年は、ピンカラさんともほとんどお会いするチャンスもなかったのですが、私のブログを読んで、私が病気になった事を知ってから、ずっとブログを読み続け、病気の事をとても気にしてくれていたと、彼女のくにちゃんから聞きました。ピンカラさんとくにちゃんが、彼女の勤め先の漢方薬や、ピンカラさんの畑で取れた果物やらいろいろお見舞いを新潟に送ってくれたり、病気が治って初めてのクリスマスライブをするというブログを読んだら、遠い和歌山からくにちゃんとライブに来てくれて、「トントンの病気が治って良かった良かった」と泣いてくれたり.....本当に後輩の面倒見のいいというか、人の心配ばかりして、さっさと自分は逝っちゃった.....ピンカラさんとお別れする直前に、今までにないピンカラさんの優しさにふれた事は、ピンカラさんがくれた最期の素敵な想い出です。ピンカラさんありがとう。。。ピンカラさんという素晴らしいニューオリンズトランぺッターがいたこと、絶対に忘れません!

2014年9月18日木曜日

レッドビーンズの佐々木さん、天国へ・・・

佐々木さんの絵の遺影
ニューサン周年日の朝、レッドビーンズのベースの佐々木さんが、心不全で急逝されました。享年83才でした。その前日にレッドビーンズの練習が店であり、佐々木さんが夏風邪で体調を崩され、同じ週にビーンズのライブがあるので、大事を取ってお休みすると連絡があったのに、あまりに突然の事でビックリでした。ついこの間のピンカラさんの事もあったので、「今年は何という年だろう........」と、とてもショックでした。次の日の通夜は、偶然にも新潟や広島から来ていたレッドビーンズのメンバーもそろっており、他のニューオリンズバンドのミュージシャン達も楽器を持って大勢集まり、皆でニューオリンズの葬送曲を演奏しました。佐々木さんの奥様も「夫は幸せな人です」と涙ながらにおっしゃってました。朝起きて背中が痛いからと、奥さんに背中をさすってもらいながら、奥さんが話しかけると亡くなっていたなんて、こんなに安らかに天国に逝けた事は心から幸せな人だと思います。
レッドビーンズとは、ニューサンを通じて長い付き合いなので、佐々木さんともとても仲良しでした。新潟にいる私と1時間以上もバンドや音楽の事でお喋りし、しまいには、携帯の電池がなくなって、充電しながらまたお喋りし、「今日もトントンと喋り過ぎたなあ〜」とよく言われたものです。私がニューオリンズジャズピアノを弾き始めた頃、佐々木さんのスタジオで初めてバンド練習する時、ピアノの蓋を開けたら、鍵盤の上に奇麗に装飾された長い紙に、私の大好きなニューオリンズジャズピアニスト、アルトンパーネルをもじって『Welcome! TonTon Purnell』って書いてあって、思わずそのサプライズに感激して涙が出そうになりましたよ〜(♥0♥)♬
Nearer My God To Thee(主よみもとに)
その週のレッドビーンズのライブでは、佐々木さんを想い、心を込めてゴスペル『In The Gaden』を歌わせて頂きました。いつも歌っているけど、今日ほどこの歌が心にしみた事はなかったな。ママも賛美歌『Nearer My God To Thee(主よみもとに)』を歌いました。
 ただひとつだけ残念だったのは、11月に予定しているレッドビーンズの30周年記念コンサートは、本当はメンバーが、一番高齢の佐々木さんの為にしよう!という主旨でもありました。佐々木さんもその日の為に、ベース弾き語りの練習もされていたらしく、もう少し、せめてその周年までは生きてて欲しかった!それだけが、メンバーも私も残念でなりません (;_;)

2014年9月11日木曜日

9月/10月のスペシャルライブ&イベント

 毎月第3火曜日のぼんちおさむちゃんのライブは、さすが芸人!歌と笑いでとても盛り上げてくれます。そしてそのおさむちゃんをバックアップしているバンドが、これまた楽しくて凄く上手いメンバーなのです。おさむちゃんの突然のアドリブにも即座に対応。私も是非一度、おさむちゃんのバンドメンバーとライブしたい!という希望が叶って、9月22日(月)にニューサンでライブする事になりました。
メンバーは、みちよ(石田美智代)(p)、時安吉宏(b)、永田充康(ds)。この度みちよちゃんとは初共演になるのですが、楽しいライブになるのん間違いなし!

★ 10月11日/12日(土/日)は、神戸ジャズストリート
 去年は病気で出場を断念しましたが、今年はまた出場させて頂く事になりました。三宮駅の山側、北野坂や異人館の立ち並ぶオシャレな通りにあるレストランやライブハウスなどで、ジャズが繰り広げられます。爽やかな秋の神戸でジャズを楽しんで下さい!

★ 10月16日(木)は、もうニューサンでは恒例になりました細川綾子さんのスペシャルライブです。今回のメンバーは生田幸子(p)、時安吉宏(b)、永田充康(ds)です。生田幸子さんは、東京から年に数回大阪に仕事で来られ、最近ニューサンでも演奏して頂いているジャズピアニストです。実は私も初めてお会いするのですが、どんなピアノを弾かれるのか、とても楽しみです。

★ 10月26日(日)は、鴻池ジャズストリート
 今年3月にニューサンで、関学軽音楽部出身のトランぺッター唐口さんの還暦パーティーをされた時に、私も1曲歌わせて頂いたのですが、その時に声をかけて頂きました。今年初出場になりますが、メンバーは、多田恵美子(p)、山本久生(b)、中嶋俊夫(ds)と気心知れたメンバーなので、いつもの調子で楽しく盛り上げて行きたいと思っています!

*色のついた文字をクリックするとプロフィールや情報が見られます。

2014年9月4日木曜日

光明池たそがれコンサート

小林さん(b)ゆうみちゃん(g&vo)と
光明池たそがれコンサートの日は、まだ8月下旬だというのに、朝から爽やかな風が吹いていました。光明池の町おこしとして、光明池まつりが催され、コンサートはその夏祭りの一環です。光明池は泉北ニュータウンのあるところで、私は東京からお越し頂いたベースの小林さんとニューサンで待ち合わせして一緒に向かいました。光明池駅前広場にステージが設けてあり、たくさんの人が聞きに来てくれましたよ〜 私達の演奏の前に、この日初対面のゆうみ(結美)ちゃんの演奏があり、小野リサみたいに一人でボサノバをポルトガル語で弾き語り、夏にピッタリの雰囲気で、とってもいい感じでした!
多田恵美子(p)小林真人(b)

 ジャズコンサートのメンバーは、ピアノ多田恵美子さん、ベース小林真人さん、ドラム藤田洋さん。軽快な多田さんのピアノトリオの演奏後、私のボーカルが入り『My Blue Heaven』『Tennessee Waltz』『Star Dust』など、50分ほどのステージでしたが、音響も素晴らしく、とても気持ちよく歌わせて頂きました(^o^)♫ 藤田さんのドラムをフィーチャーした『Caravan』も大受け。光明池の近くに住んでいるニューサンのお客さんも駆けつけてくれて、皆さんと最後まで楽しい時間を過ごせました!「青春時代に楽しんだジャズが聴けた!」という感動のお声をたくさん聞き、来年も是非!と言って頂きました。私達もとーっても嬉しいです v(^0^)/
光明池でのコンサート後すぐ梅田に戻り、ベースの小林さんはニューサンでラスカルズとのライブがありました。この日は、小林さんのファンのお客さんもたくさん来られてました。ラスカルズの演奏は、とても70代とは思えない力強いサウンドとしっかりしたリズム。まだまだ若いミュージシャンも追いつけません。小林さんのブンブンという深いビートのスラッピングも最高!9月7日(日)は、東京浅草のライブハウス『ハブ』で、世界的に有名な脳神経外科医の福島孝徳先生が、ラスカルズを招待してのライブがあるそうですよ!もちろん、ベースは小林さんです。