2014年10月16日木曜日

神戸ジャズストリート2014

 スーパー台風19号を目前に控え、何とか神戸ジャズストリートの2日間は、お天気に恵まれ楽しい時間を過ごす事が出来ました。フェーン現象?のせいか、2日間とも蒸し暑く、“夏に逆戻り〜”って感じで、新潟では朝晩ストーブを点けていたから、何だか変な気分だったわ〜
『北野工房のまち』にて
初日の神戸外国倶楽部での秋満義孝トリオは、大勢のお客さんで埋め尽くされました。『Night And Day』『Star Dust』『思い出のサンフランシスコ』など、有名なスタンダードナンバーをスインギーな心地よい演奏で歌わせて頂き大満足なライブでした(^o^)♫
 今回2日間ともゲストボーカルで参加した木村陽一(ds&vo)トリオでは、木村さんが歌った『For All I Know』という曲がなぜか心に残りました。「明日あなたとまた会えるかどうかわからないから、今夜のうちにあなたと楽しむわ」というような内容だと木村さんが言ってました。彼にとっては、それを人生に例えて「一期一会」だと。「僕はもう年を取っていて、明日があるかどうかわからないから、今日を必死で生きるんだ」とおっしゃってましたが、それは年を取っているとは関係なく私もそうです。よく「もし生まれ変わったら…..」と言いますが、それより今の人生はたった一度きりの自分の人生。自分の気持ちに素直に後悔なく生きたいと思っています。嗚呼、ジャズって人生だな〜って。病気をしてからちょっとセンチメンタルになったかな?(笑)
バプテスト教会
レッドビーンズとの共演は、両日共に教会で。日曜の教会では、シドニーからおなじみトランぺッターのジェフ・ブル、そしてイタリアからピアニストのグイド・カイロがゲストで参加してくれました。私も彼らとの共演で、ブルース『Make Me A Pallet On The Floor』を歌いました。彼らのゆったりしたスローなリズムの『間(ま)』を感じながら・・・日本人はせっかちなので、どうしてもリズムが走りがちになります。外人ミュージシャンがいつもアドバイスしてくれるのは、この『間』です。先月フランスから、ポールモーリア楽団トランぺッターのパトリックが来日して、ラスカルズと共演した時も、「音を出していない時の『間』を感じて演奏してごらん」と若いバンド マン達に言ってました。彼らは、こうしていつも私達に魂で感じる音楽のあり方を教えてくれます。ジェフとグイドは、今週18日(土)ニューサンでラスカルズのライブにゲスト出演します。是非、この機会に彼らの素晴らしい演奏を聞きに来て下さい!

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