2018年12月8日土曜日

遠いクリスマスの想い出💫

 いよいよ12月に入り、街にはクリスマスのオブジェが飾られ、このキラキラしたロマンティックな雰囲気には、毎年私もワクワクさせられます。私はクリスマスには特に深い思い入れがあり、『アンディ・ウィリアムスのクリスマスソング特集』というクリスマスソングを中心としたライブをするのは私の夢でもありました。
阪急デパート前の美しいオブジェ🌟
私が子供の頃、祖父母の家の応接間には暖炉があり、毎年クリスマスが近づいて来ると、そこで大きな本物のもみの木に家族みんなで飾り付けをしました。そして、親戚や友人がたくさん集まるクリスマスパーティー当日まで、そのツリーの下に子供達の為に買ってくれたプレゼントが置かれるのです。ひとつずつ増えて行くプレゼントにワクワクしたのを覚えています。12月に入ると、洋楽が大好きだったクレアおばさんみたいな料理好きの祖母が、毎日その暖炉の部屋で、アンディやペリーコモ、シナトラ、ビングクロスビーといった歌手達のクリスマスレコードをかけて、隣りの台所で朝からお料理やお菓子を作っていました。私はそんな優しいおばあちゃんの愛と平和に満ち溢れたお家が大好きで、しょっちゅうそこにいるうちに、いろんなクリスマスソングや賛美歌を覚えてしまったというわけです。クリスマスシーズンになると、毎年そんな素敵な思い出がよみがえってきます。
 特に私は、アンディ・ウィリアムスの甘く優しい美声が大好きで、彼の歌う賛美歌を聴くと涙が出て来ます。一口にクリスマスソングと言っても、コマーシャルに使われているような一般的なものだけでなく、どれだけたくさんの心洗われる美しいクリスマスソングや賛美歌があるか、もっともっと知って頂きたいし、微力ながらもそれを絶やさぬようつなげて行きたいと願う気持ちから、『クリスマスソング特集』というライブをするようになりました。彼らジャズやポップス歌手達の全盛期は、クリスマスコンサートやパーティーが、華々しく当然のように開かれる、まさに、黄金時代でしたよね。そんな時代がまたやって来るか.....わかりませんが、そんな懐かしい時代を思い出しながら聴いて頂けたら嬉しいです❤️

0 件のコメント:

コメントを投稿